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震災・災害系プロボノ募集

1995年の阪神大震災や2011年の東日本大震災の際、復興に大きく貢献したとされるのがボランティアの力です。日本は地震だけでなく、台風や豪雪など様々な震災、災害の多い国でもあります。特に時間的、労働力的余裕のある学生の力は災害時強く必要とされています。災害地で直接ボランティアを行う活動、地元から離れてできる活動など様々な種類のボランティアがありますので、関わりやすい活動に是非参加してみてください。プロボノとは、職業上のスキルや専門知識を活かしたボランティア活動のことです。強みを発揮した活動となるので、より社会貢献に繋がるのはもちろん、自分にとっても「価値観が広がる」「スキルアップ」など、たくさんのメリットがあります。

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[活動テーマ] 震災・災害 [種類] プロボノ
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【7月出発】【教員志望歓迎】こども引率募集◎交通費・体験費・宿泊費など全額支給!

株式会社そらまめキッズツアー
  • 埼玉, 千葉, 東京他1地域 (★★★募集ツアー★★★7月20日(土)~8月11日(日)までの期間に出発するツアー ※日帰り~最長で15日間のキャンプがあります●ボランティア当日集合場所【東京都:池袋駅or新宿駅】【埼玉県:さいたま新都心駅or大宮駅】【神奈川県:横浜駅】【千葉県:西船橋駅】●開催地東京都、千葉県、埼玉県、群馬県、静岡県、長野県、山梨県etc●対象 年中~中学生【過去募集ツアー例】※一度ご登録いただけましたら、その後のシーズンのツアーにもご参加可能です!夜の水族館にお泊り◎バックヤード裏側見学に出発♪ひまわり迷路に挑戦しよう★手作りアイスクリームにも挑戦!ドルフィントレーナー体験♪たっぷり海で海水浴を楽しもう◎森の中で秘密基地作りに挑戦◎どんな秘密基地ができるかな?北陸新幹線に乗って福井へ!恐竜博物館見学や水族館お泊り体験★宝石を探しにいこう★ガラスフォトフレームも手作りします!♪北は北海道、南は沖縄まで!夏休みしかできない長期ツアーも♪)
  • 無料
  • 7月20日(土)~8月11日(日)までの期間に出発するツアー  ※日帰り~最長で15日間のキャンプがあります ~~採用後は年間通して開催されるそらまめキッズのキャンプにご参加可能になります~~

【心理系資格保有者大歓迎】川崎市で不登校などの小中学生をサポートする支援員を募集

株式会社キズキ
  • 小田栄駅 徒歩6分 [川崎市川崎区小田] (キズキが川崎市川崎区小田近郊に設置する学習支援教室が活動会場です。会場詳細は、面接(オンライン)を通じてお伝えします。)
  • 時給0〜1,200円
  • 1年間
  • ■活動日時: キズキが川崎市川崎区小田近郊に設置する学習支援教室で、下記の時間帯で活動していただきます。 月・火・水曜日:10〜16時 木・金曜日:13〜19時 ※会場詳細(住所など)は、面接などを通じてお伝えします。また、ご希望の勤務曜日・勤務可能頻度も、面接などを通じて確認しますので、応募フォーム時点ではご記載不要です ※上記時間は「最長の場合」です。参加人数などによって、1日の活動時間は短くなることがあります。また、勤務時間にご希望・ご都合がある場合はご教示ください(15時までなら可能、15時以降なら可能など) ※「毎週1回の参加」ができればご応募可能です ※祝日、年末年始、施設休館日等は活動をお休みします ※休憩時間は設けておりませんが、活動中に子どもたちと一緒に軽食をとっていただくことも可能です ーーーーー 上記日程の中で、様々な課題や困難を抱える小学生・中学生を対象に、学習支援や生活支援を行ないます。 ■主な支援対象: 不登校や引きこもりなど、様々な課題や困難を抱える小学生、中学生 ■仕事内容: 不登校や引きこもりなど、様々な課題や困難を抱える小学生・中学生が対象です。 1回の活動は、6時間です(勤務時間は曜日によって異なります)。 具体的な活動内容は次の通りです。 ①学習支援: 不登校等の子どもの進学のための学習支援や学校の授業の予習・復習、学習習慣の形成など ②生活習慣習得支援: 健康管理や身だしなみの習慣づけ、日常生活における挨拶や言葉遣い、他人との接し方や人間関係に関する助言、時間やルールを順守することに関するサポート ③居場所としての支援: 不登校等の子どもが過ごしやすい居場所づくり、遊びやお話などの活動のサポート ④その他: 保護者の相談・支援および関係機関との連携など

似ている条件のバイト・パート

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[活動テーマ] 震災・災害 [勤務形態] アルバイト(学生),パート(社会人・主婦/主夫) [種類] プロボノ
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《名古屋・教育福祉》中学生の居場所づくりに関心がある学習サポーター募集!

NPO教育支援協会東海
  • 愛知 (【勤務先】NPO法人教育支援協会東海現在、以下の会場において学習サポーターの配置に空きがございます。※カッコ内は勤務曜日です。<現在、募集中の会場>◆港区福春コミュニティセンター 月&木港西コミュニティセンター 水&木◆中川区富田地区会館 火&金◆守山区ユートピア第二つくも 火&金瀬古会館 水&金◆西区平田学校体育センター 金上記以外にも学習会場はございますので、詳細は教育支援協会東海のホームページよりご確認いただき、今後の検討材料にしていただければ幸いです。【学習サポーターへのご案内の流れ】①エントリーシートのご提出※教育支援協会東海のホームページからもエントリーシートをお送りいただけます。②弊協会にて会場の状態と学習サポーターにおける配置状況を確認し、検討。③学力テストと実施※場合により④お電話にて学習サポーター概要のご説明。⑤会場の運営責任者と初回面談の日取りを設定⑥面談時に運営責任者より必要提出書類のご説明、並びにお手伝いいただく予定の見積り。⓻お手伝い開始ご質問等ございましたらお気軽にお電話にてお問い合わせください。)
  • 時給1,600円
  • 半年(週2〜3回)
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震災・災害系NPO・公益法人・社会的企業紹介

  • JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)

    • 杉並区
    • 震災・災害,地域活性化・まちづくり,環境・農業

    ★3つの重点課題①人が、自然(森林・田畑・河川・海)を持続的に活用できる社会。②農山漁村が、都市とともに持続的に存在できる社会。 ③若者が、人と自然、都市と農山漁村をつなぐ担い手として持続的に活...

  • NPO法人野外遊び喜び総合研究所

    • 東京,府中市
    • 国際,こども・教育,震災・災害

    あばれんぼキャンプは、全ての子どもたちが走り回り輝く社会の実現を目指すNPO法人です。あばれんぼキャンプのコンセプトは「みんなのとっておきのバ」。《バ》とカタカナにしたのは、そこに3つの意味を込...

  • 特定非営利活動法人 HAL

    • 東京,世田谷区
    • こども・教育,震災・災害,地域活性化・まちづくり
    • 自立支援

    子どもたちの最高の笑顔のために!NPO法人HALは、Human Active 余暇楽習研究所として1994年にスタートしました。レクリエーションのノーマライゼーションを基本理念とし、健常児・障が...

  • SHOSAPO(NPO法人 生涯学習サポート兵庫)

    • 兵庫,姫路市
    • 国際,こども・教育,震災・災害

    私たち生涯学習サポート兵庫では、子育ての孤立化や子どもの考える力の欠如、若者の社会力不足、災害などの非常時に必要なコミュニティの崩壊…といった子どもや若者、親や高齢者を取り巻く社会問題に対して、...

  • 株式会社サニーサイドアップ

    • 東京,渋谷区
    • 国際,こども・教育,震災・災害

    弊社は元々、企業様の商品やサービスの販促プロモーションを得意とする会社なのですが、とある時に国際支援団体様より【海外で成功している対面募金キャンペーンを日本国内で実施したい】とのご相談をいただき...

  • 特定非営利活動法人 かものはしプロジェクト

    • 東京,渋谷区
    • 国際,震災・災害,地域活性化・まちづくり
    • 人身売買

    【だれもが、尊厳を大切にし、大切にされている世界を育む】「子どもが売られない世界をつくる」をミッションに掲げ、活動を開始して約20年。人身売買の現場と向き合い続けたこと、被害者や最貧困層の女性た...

  • 公益財団法人 ハーモニィセンター

    • 東京,渋谷区
    • 国際,こども・教育,震災・災害

     1961年に全国の恵まれない子ども達のための巡回子供会ボランティアグループとして誕生した「ハーモニィ・サークル」は、「40日間ヨーロッパ一人旅(FTE)」で出会った「ポニー」により日本初の「ポ...

  • NPO法人こども共育サポートセンター

    • 北海道,札幌
    • こども・教育,震災・災害,地域活性化・まちづくり
    • 不登校

    こどもたち一人一人がイキイキと成長できる場所を創る

  • セカンドハーベスト・ジャパン

    • 東京,台東区
    • 国際,震災・災害,地域活性化・まちづくり
    • ホームレス

    設立趣意書 セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)は、日本でのフードセーフティネットの構築を目的とし、児童養護・母子支援・ 障害者支援等の福祉施設や生活困窮者などに食品の提供を行っています。フー...

  • 特定非営利活動法人 テラ・ルネッサンス

    • 京都,京都市
    • 国際,震災・災害,環境・農業

    【設立目的】「世界平和の実現=すべての生命が安心して生活できる社会の実現」【ミッション】当会の事業を通じ、人々に『次世代に対する責任』を啓発し、それぞれが個人、家庭人、社会人、そして地球市民とし...

  • 公益財団法人京都YMCA

    • 京都
    • 国際,こども・教育,震災・災害
    • 平和

    京都YMCAのミッション-イエス・キリストによって示された愛と奉仕の精神にもとづき、 青少年と共に精神・知性・身体の全人的な成長を促す運動をすすめます。-人々との出会いを通じ、互いの人権を尊重し...

  • 特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(BAJ)

    • 東京,渋谷区
    • 国際,震災・災害,環境・農業

    「ともに知恵を出しあい、ともに汗を流す」 私たちはいま、貧困、難民、環境破壊など、国境を越えた世界規模の問題に直面しています。BAJはこうした解決が不可能と思われるような問題に対し、地域から考え...

震災・災害系NPO/社会的企業一覧

震災・災害系プロボノ
完全ガイド

「プロボノってなに?参加してみたいけれどプロボノの参加手順がわからない」
「被災地のため、防災のために何かしたいけど何からしたらいいの?ボランティア前に最低限知っておくべきことは?」

このような疑問やお悩みを解決するため、サービスグラントのホームページやプロボノ経験者のブログ、内閣府、首相官邸、全社協等の情報をもとに、5年間災害や防災を専門的に学んだ筆者がまとめました。などを元に、ガイドページをご用意致しました。

目次

プロボノとは自分のスキルや専門知識を生かすボランティア

プロボノとは、サービスグラントによると、

社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門的知識を生かしたボランティア活動

と説明されています。

そもそも、プロボノのはじまりは弁護士などが無料で相談や弁護をはじめたことがきっかけとされています。
プロボノの語源は「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」です。

そのため、プロボノ活動は「お金」のサポートではなく、「スキル」でサポートすることを目的としています。
現在では、法律業界だけでなく、一般企業で働く様々な職種の方が社会問題と向き合うために自分のスキルを提供されています。


プロボノの魅力・メリットは「価値観を広げられる」&「スキルアップ」につながること

プロボノ活動は業種や職種も「バラバラなメンバー」で活動するので、新たな発見を得られます。
また、自分の仕事が社会の役に立つ経験を通して、自分の仕事の価値を再確認することができます。

さらに詳しくプロボノの魅力について知りたい方は以下のリンクからご覧ください。


プロボノの具体的な仕事内容

では、どのような職種の方がプロボノとして活躍されているのか詳しくみてみましょう。


デザイナーやマーケティングなどの多様な職種が活躍

例をあげると、

  • デザイナー
  • マーケティング
  • 営業
  • エンジニア

などがあります。

詳しくはサービスグラントのサイトを見ていただくと、さらに詳しく知ることができます。

実際にプロボノをした方の体験談が知りたい方は以下のリンクからご覧ください。


プロボノ参加前の心がまえ

プロボノに参加する前に知っておいてほしいことをまとめてみました。
どのような意識で取り組むべきなのかみていきましょう。


プロボノは難しい活動であることを知っておく

「プロボノ」はプロとして求められる活動です。
そのため、求められるレベルも高く、「難しい」と感じる場面が多くあります。

その「難しさ」を受け入れる覚悟があるかもう一度考えてみましょう。


団体と「共同で作り上げる姿勢」で参加する

活動中は、団体側と課題解決のために「共同で作り上げる」という姿勢を持つことが大切です。
逆に、「教えてもら」姿勢で活動に取り組んで学びを吸収しましょう。


課題・ニーズの共有を行う

自分が持つスキルが団体の根本的な解決に結びついているか確認しましょう。
ニーズにあったものが作れないと、団体側にもプロボノ側にも負担になってしまうだけですね。


責任を持って最後までやり遂げる

様々なバックグラウンドを持った人たちが集まるため、業務がスムーズにいかないことはよくあります。
どんな状況でも、柔軟に対処できるようにしましょう。

さらにプロボノ参加前の心がまえについて知りたい方は以下のリンクをご覧ください。

参考 サービスグラント プロボノワーカーの声



プロボノの参加前から参加後までの流れ 〜自分で調べて参加するパターン〜

プロボノに参加する方法には「自分で探す場合」と「プログラムを利用する場合」の2つがあります。
最初に「自分で探す場合」の参加の流れを紹介します。


自分にあう団体をネットで見つける

自分のスキルが活かせるか確認が必要です。
NPOに直接アポイントを取る方法もあります。


プロボノに応募する

自分で直接団体側に連絡を取るときは、自分のプロフィールを相手の団体にわかりやすく伝えることを心がけましょう。


実際にプロボノとして参加する

業務を始める前に支援先団体と支援者との認識の確認が重要
プロジェクトが始まる段階でも、目的が曖昧だったりすることもあり、プロボノ側が整理して、課題を見つけ進めていくこともしばしばあるようです。

参考 note はじめてのプロボノ 体験記 ~プロジェクトスタート編~


成果物の提出をしてプロジェクト終了

支援先の団体に成果物を確認してもらい、細かな修正を加えてプロジェクトは終了です。

自分で調べてプロボノに参加する場合について詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧ください。


プロボノの参加前から参加後までの流れ 〜プログラムに参加するパターン〜

続いて、「プログラム型」のプロボノに参加する場合の流れを説明していきます。


説明会などに参加する

サービスグラントさんのサイトを利用する場合、まず最初にweb上でスキル登録をします。
その後、プロボノワーカーとの交流会や説明会の参加が必要になります。


実際にプロボノとして参加する

自分の経験から希望する職種を選びます。
条件がマッチした団体と連絡を取り合い、プログラムに沿って活動が始まります。


成果物の提出をしてプロジェクト終了

支援先の団体に成果物を確認してもらい、細かな修正を加えます。
例えば、チラシ作成プロジェクトだった場合、作成したチラシをSNSで拡散するために「Facebookを始める提案」や「今後のチラシ活用案の提案」をします。

プログラムを利用してプロボノに参加する場合について詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧ください。

参考 note はじめてのプロボノ 体験記 ~プロジェクト完了編~


そもそも災害とは何を指すのか

 

災害とは自然現象そのものではなく「社会に被害を及ぼしたもの」を指す

毎年、災害が発生している災害大国日本。
しかし、「地震」「豪雨」そのものは「災害」ではありません。
あくまで自然現象であり、その自然現象が社会に被害を及ぼしたときはじめて「災害」となります。
自然現象が大きいだけでなく人や社会の脆弱性が関係しているといえます。

総務省・文科省設置の防災科学研究所気象庁を参考に、日本でよくみられる災害についてまとめてみましたのでご覧ください。


地震

地震は大きく分けて2種類。
内陸型地震(断層型地震)と海溝型(プレート境界型)があります。


  1. 内陸型地震は断層のずれが原因で起こる、突き上げるような短い縦揺れが特徴です。
  2. 海溝型地震は、大陸プレートがひずんだり、戻ったりする力によって起きる津波を伴いやすく、長い横揺れが特徴です。

津波

地震により、海底が隆起もしくは沈降するのに伴って海面変動が大きな波となり到達するものです。
必ずしも海溝型地震のみで起こるとは限らず、阪神・淡路大震災でも小規模な津波を観測しています。
東日本大震災では15m以上の津波を観測、6県に浸水被害が出ました。


豪雨(台風)・洪水など水害

台風や梅雨前線をはじめとした大雨の影響で、川の増水や決壊を起こし、被害を及ぼすものです。
水害が土砂災害を引き起こすこともあります。


土砂災害

土砂災害といわれるものにも、実は3つの種類があります。

①がけ崩れ:急な斜面が崩れ落ちる現象。
突然起きるため、避難する間もなく被害が出る場合も少なくありません。

②土石流:大雨などにより、巨石や土砂などが一気に下流へと押し流される現象。
高速で流れるため、一瞬のうちに人家などを壊滅させる破壊力があります。

③地すべり:ゆるやかな斜面がすべるように移動する現象。
ゆっくりではありますが、 移動する斜面の規模が大きいのが特徴です。


火災

日本における発災原因は日の不始末や放火がほとんど。
また、地震発生後の二次災害で発生することも多くあります。

火山噴火

首相官邸によると、
災害として認識の低い火山噴火ですが、日本には111もの活火山が存在。
噴火により噴出される火山灰や火山ガスは広範囲に影響を及ぼすため、人への健康被害・農作物への被害が懸念されます。


1995年以降に発生した災害

内閣府が発表した平成30年版防災白書(附属資料)全社協「災害アーカイブ」をもとに、1995年以降にボランティアが活発に動いた災害の一部を紹介します。


阪神・淡路大震災(1995年1月発災)

1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震では、気象庁観測史上初の震度7を観測。
全国各地から救援が広がり、ボランティア元年といわれました。


東日本大震災(2011年3月発災)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震。
M9.0、震度7を観測。
さらに、津波や福島第一原発事故発生による風評被害などの影響により、甚大な被害が及びました。


2014年広島土砂災害

広島県内の複数の地区で土砂災害が発生。
「真砂土」という広島県周辺の地質が大きく影響しました。
この被害を受けて土砂災害防止法が改正されています。
さらに、広島では2018年にも平成30年豪雨による大きな被害が出ています。


平成28年熊本地震(2016年4月発生)

2016年4月、2度にわたる震度7を観測。
「前震」が認知され始めたのはこの地震からのことです。


平成30年豪雨災害

台風と梅雨前線による約10日間の豪雨が発生。
西日本を中心に河川の氾濫や洪水によって甚大な被害が発生しました。


北海道胆振東部地震

2018年9月6日に発生し、震度7を観測。
火力発電所の緊急停止によるブラックアウトで広範囲の停電も起こりました。


災害ボランティアに行く前に知っておくべきこと

災害時に聞くわかりにくい言葉

災害発生前の元の状態に戻すことが「復旧」災害前よりも良い状態・生活にすることが「復興」

まずは、よく耳にする「復旧」と「復興」の違いを簡単にすると、

「復旧」とは、災害発災前の元の状態、元の生活に戻すこと。
「復興」とは、災害前よりも良い状態、生活にすること。
となります。
発災直後の緊急時に募集されるボランティアは主に「復旧」に関わるものだということです。
しかし、明確な期間の区切りはなく、同時進行で行われることがほとんどです。


「義援金」と「支援金」の違いは全額が被災地に届くかどうかが異なる

街中やテレビでよく見かける募金活動。
「義援金」と言っていたり、「支援金」と言っていたり。

「募金」であることに間違いありませんが、何が違うのでしょうか。

義援金と支援金の違いは「全額 被災地へ届けられるかどうか」です。
義援金は「お金」として、被災地に全額届けられます。
それに対し、支援金は団体が被災地へ行くための交通手段、活動に必要な道具を買うお金として使われることもあります。


災害支援で利用できる「災害ボランティア保険」

災害関連のボランティアを行うにあたり、重要なのが、ボランティア保険です。
復興ボランティアにも使用できる場合もあるのでチェックしてみてくださいね。


災害直後、被災地支援に行く前に全社協ホームページでニーズ確認

災害時、迅速に被災地支援のボランティアに行くことも大切ですが、現地のニーズが最優先です。
全社協や被災地域の社会福祉協議会がボランティアセンターを開設する場合、ホームページで情報を公開しています。
そのほか、気象庁総務省消防庁NHK生活・防災の公式Twitterアカウントでもリアルタイムの情報が公開されています。
参考にしてみてくださいね。


災害ボランティアには大きく分けて2つある

災害とは何かわかったところで、災害ボランティアの種類について紹介していきます。
災害関連ボランティアは大きく2つ、発災前のものか、発災後のものに分かれます。


発災前のボランティア「防災」「減災」

発災前、すなわち防災や減災といった活動のボランティア。
「防災啓発(防災教育)」や「防災意識向上」を目的とした活動が中心になります。
各自治体や消防団が主催となる防災訓練もその1つです。


発災後のボランティア「復旧」「復興」

次に、発災後。復旧ボランティアと復興ボランティアがあります。
明確な定義はありませんが、復旧ボランティアでは、主に、がれきの撤去や清掃、避難所運営などがその例です。
発災後は、次に起こる災害に対しては発災前でもあるため、次の災害に向けた防災・減災の取り組みが必要です。
災害後を想定してまちづくりや都市計画を行う「事前復興」の考え方も進んでいます。


災害に関連する社会問題

災害に関連する社会問題も多くあります。


災害時要援護者

災害時要援護者とは、主に、高齢者や障がい者、一時的な行動支障のある妊婦・傷病者、情報を得にくい外国人、理解力判断力の乏しいこどもなど「災害から身を守るため、安全な場所に避難す るなどの一連の防災行動をとる際に、支援を必要とする人々」を指します。
以下のように内閣府から報告されています。

平成 23 年 3 月の東日本大震災においては、非常に多くの尊い命が失われ た。その中でも、被災地全体で 65 歳以上の高齢者の死亡率が約 6 割であり、 また障害者の死亡率は被災住民全体の死亡率の約 2 倍等となるなどの調査も なされている。

風評被害

東日本大震災による原発事故の影響で起きた風評被害。
正確な事実が伝えられないことで広まった噂などにより、大きな経済的・倫理的影響を及ぼすことです。


被災地の人口減少

風評被害も原因の1つである被災地の人口減少。
県外避難後そのまま移住、立ち退きを命じられた、危険区域に指定されたなど理由は様々ではありますが、被災地の大きな課題といえます。


PTSDと心のケア

厚生労働省によると

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、強烈なショック体験、強い精神的ストレスがこころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。

突然、怖い体験を思い出すフラッシュバック、めまい、頭痛、眠れないといった症状が出ることがあります。


災害関連死

災害直後は助かったが、その後命を落としてしまう「災害関連死」も少なくありません。
主に、避難所生活・車内泊や、孤独死などがあげられます。

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