これからプロボノに参加しようと考える方のために、「プロボノに参加する前に知っておくべきこと」をまとめてみました。
参考にして頂けたらと思います。
目次
プロボノは専門的なスキルを持つ人がボランティアでNPOに技術を提供し、社会貢献に繋げるものです。
そのため、団体側からは課題解決のプロとして求められ、確かな技術が必要になります。
スキルを生かして「助けてあげる」という意識ではなく、団体と課題解決のために「共同で作り上げる」という姿勢を持つことが大切です。
逆に「教えてもらう」姿勢でいると、今まで知らなかったことを教えて頂けたりするため、知識も増えて勉強になります。
その人が持つスキルが団体の根本的な解決に結びついているか再確認します。
そして、団体の「課題」「現状」「理念」を理解しているか確認しあった上で、「どんなニーズがあるのか」を認識し、共有します。
共有まで行なっていないと、課題解決につながりません。
また、ニーズにあったものが作れないと、やり直しになることもあり、団体側にもプロボノ側にも負担になってしまいます。
通常のボランティアとは違い、プロボノのボランティアは積極的に自分の自由に進めることができます。
しかし、プロとして求められるため、その分責任は重いです。
途中でやめてしまうのはチームの方にも、団体側にも迷惑がかかるので、プロジェクト終了後まで責任を持って行う意思を持つことが大切です。
困難な課題があっても、継続して行う覚悟があるか、もう一度考えてみましょう。
さらに、様々なバックグラウンドを持った人たちが集まるため、コミュニケーションの取り方にも注意が必要になります。
うまくいかないことがあっても意欲的に取り組める人が向いています。
ここまで読まれて「プロボノに参加するのはむずかしそう・・・」と思われたかもしれません。
ですが、プロボノワーカーとして働くことで人との出会いはもちろん、新しい「価値観」や「考え方」に出会うことができます。
新しい環境で自分のスキルを生かしてさらにスキルアップをしてみませんか?
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