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「どんな不登校支援がされている?不登校支援ができる仕事の種類って?」
「ファンドレイザーってどんな仕事? ファンドレイザーになるためにはどうすればいい?」
このような疑問やお悩みを解決するため、県の教育センターや一般社団法人のホームページ、ファンドレイジング協会や市町村のホームページなどを元に、ガイドページをご用意致しました。
目次
不登校になると、以下のような問題が生じやすくなります。
次に、上記で紹介した「不登校に関連する問題」に対してどのような支援がされているのかみていきましょう。
電話での相談がメジャーです。
「LINE」などを使って相談ができる取り組みも始まっています。
参考 transcosmos 福岡市教育委員会の「福岡市こどもLINE相談2019」(SNSカウンセリング)を支援開始
「フリースクール」や「サポート校」で学習支援が行われています。
また、「ICT」を使って不登校の子どもや学びにくさ(障がい)を持つ子どもへの学習サポートもあります。
フリースクール・サポート校について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
ICT教育について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
不登校に悩む子どもやその家族の家庭を訪問し、ケアする取り組みで、「アウトリーチ」とも言われます。
基本的に子どもの主体性に合わせて活動が行なわれます。
例えば、一緒に話をしたり、買い物に行ったりします。
人とつながる場所を提供しています。
人とのつながりがあることで、「セーフティネット」としての役割を持ちます。
行事やイベントの企画をするNPOもあります。
参考 認定NPO法人 D×P
就職活動をするのに必要な社会人マナーや面接の受け方、自立した生活を目標とするために料理やパソコン関連の操作も学んだりします。
非行をしている子どもへ就学支援や就労支援などを行います。
学校に通う年齢の子どもたちが抱えている悩みについて話を聞き、心のケアを行う専門家です。
この仕事は「臨床心理士」の資格を持っていることを前提とされ採用される場合が多いようです。
一般社団法人 ひきこもり支援相談士認定協議会で認定される民間資格です。
不登校本人の家庭に訪問し、不登校問題の解決にむけた活動が行います。
不登校支援に資格は必ず必要ではありませんが、不登校問題を解決するためには、専門知識を持って関わることが望ましいとされています。
一般社団法人 ひきこもり支援相談士認定協議会で認定される民間資格です。
ひきこもりの方やその家族に対してカウンセリングやケアを行います。
不登校の子どもを対象とした塾やコースがあります。
そこで、塾講師として活躍することも不登校支援の一つですね。
さらに不登校支援に関わる職業について知りたい方は以下のリンクからご覧ください。
不登校の多くの子どもは学習機会を必要とし、フリースクールやサポート校などで日々勉強をしています。
そのため、多くのフリースクール等では学習支援スタッフを募集されています。
アルバイトとして不登校支援に関わるのなら、学習支援に関わるのが一般的です。
また、不登校の子どもに勉強を教えるだけでなく、事務や学校や行政との調整業務、保護者との面談などの運営側としての仕事もあります。
フリースクールやサポート校について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧下さい。
NPOなどの非営利組織が活動資金を集めることを「ファンドレイジング」と言い、その資金を調達する人を「ファンドレイザー 」といいます。
「ファンドレイザー」はNPOでは職業の一つとして知られていて、日本ではあまりなじみがありませんが、海外ではすでに人気の職種のようです。
「ファンドレイジング」は単なる資金集めではありません。
支援者と話し合ったり、理解を得るために活動し、社会問題の解決に向けて活動資金を調達します。
人と人をつなげる職業ともいえますね。
資金を得る方法は様々です。
例えば、
「国」が対象であれば、「補助金」や「助成金」
「企業」が対象であれば、「事業収入」や「寄付」や「協賛(企業の活動に賛同し、金銭的援助をすること)」
「個人」であれば、「会費」や「寄付」
などがあります。
参考 八王子市民活動支援センター ファンドレイジングって何?
実はファンドレイザーは無資格でも業務を行うことができます。
これからファンドレイザーを目指すための2つの例を紹介します。
認定試験を受け、合格すると「ファンドレイザー」の資格がもらえます。
ファンドレイザーを資格として認定しているのは日本ファンドレイジング協会だけです。
先ほど、資格は無くても活動できるとお伝えしましたが、資格を持っていると、
というメリットがあります。
今まで独学や長年の経験による感覚でファンドレイジングをされていた方も、改めて認定試験を受けてさらにスキルアップされている方もいらっしゃいます。
ファンドレイザー は、人と関わる職業であるため、営業経験や企画経験があれば、ファンドレイジングの経験がなくても採用されるケースがあります。
ファンドレイジングのアイデアを考えるためには「企画・マーケティング」のノウハウを生かすことができます。
また、「社会問題を解決したい人」と「社会貢献したい人」を繋げるためには「営業」のノウハウを生かすことができますね。
ファンドレイザーの月給はだいたい20~24万円ですが、所属するNPOによってお給料が変わってきます。
また、アルバイトやパートの場合は、ほとんどが時給1000円以上です。
NPO自体がまだまだ低賃金であるため、ファンドレイザーのお給料も決して高いとは言えませんが、社会貢献度がかなり高い職業です。
社会をもっとよくしたい気持ちがある方にはぴったりの職業だと思います。