児童発達支援センター・事業の言語聴覚士(ST)のNPO求人募集
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「言語聴覚士はどんな場で必要とされているの?給料はどれくらい?スキルアップをするためには?」
「児童発達支援センターって?どんな支援活動がされているの?」
このような疑問やお悩みを解決するため、日本言語聴覚士協会や言語聴覚士を養成している学校のサイト、独立行政法人福祉医療機構のホームページなどを元に、ガイドページをご用意致しました。
目次
日本言語聴覚士協会によると、言語聴覚士は、
ことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職
摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します
と説明されています。
例えば、脳卒中の後遺症である「失語症」や、言葉の遅れ、発話などに問題を抱えた子どもから高齢者までをケアします。
問題を解決するために、訓練や指導、援助などを行います。
言語聴覚士の「仕事内容」や「なるための方法」については以下のリンクからご覧ください。
言語聴覚士は病院だけでなく、さまざまな施設や分野で必要とされています。
現在、ニーズが高まっている施設にはどのようなところがあるのでしょうか?
一番ニーズが高まっているのが老人ホームや障害者支援施設。
介護・福祉施設では、「誤嚥(ごえん)」を防ぐためのトレーニングをしたり、発話訓練などを行っています。
また、認知症の高齢者がコミュニケーションに支障が出ることもあるため、認知機能に障害がある高齢者のケアも行います。
2005年の介護保険法の改訂によって、言語聴覚士の訪問リハビリテーションが可能になりました。
訪問リハでは、理学療法士など他領域の専門職の方と一緒に、利用者の方の自宅に訪問することが多く、総合的にリハビリができるようにされています。
言語聴覚士は、「失語症」や「嚥下障害」「構音障害」を対象に言語療法を行います。
また、「失語症」の方には、物の名前を言う練習や会話の練習、「嚥下障害」の方には、食べ物を使って安全に飲み込む練習や口腔ケア、「構音障害」の方には言葉をはっきり喋れるようにするために口や舌、あごなどの運動を行います。
「訪問リハビリテーション」についてさらに知りたい方は以下のリンクをご覧ください。
「通所リハビリテーション」と一緒に解説しています。
参考 公益社団法人 益田市医師会 言語聴覚士による訪問リハビリテーション
言語聴覚士の活躍の場は高齢者の方だけではありません。
「児童相談所」や「養護学校」、一般の学校の「特別支援学級」で働く方もいらっしゃいます。
意思疎通をサポートする役割があるほか、家族からの相談を受けたり、アドバイスをしています。
気になる言語聴覚士のお給料。
給料について求人サイトや口コミを元に情報を集めてみました。
indeedで調べたところ、初任給は約20~22万円が相場でした。
パート・アルバイトの場合は約1500円〜3000円くらいです。
資格を持った人しかできないため、一般のパートやアルバイトよりは時給はいいですが、賃金が高い仕事ではないことが現状です。
また、施設によって給料の差があります。
しかし、給料だけをみていると、やりがいを感じられなかったり、自分が思い描く働き方ができない場合もあります。
勤続年数が長いほど給料も昇給していくので、長く働き続けられる職場を選びたいものですね。
日本言語聴覚士協会では、言語聴覚士の有資格者を対象に、研修会や講習会を開催しています。
また、「生涯学習プログラム」があり、規定のプログラムを終了し、臨床経験が6年以上の方は「認定言語聴覚士」を目指すことができます。
生涯学習プログラムや研修会などでスキルアップを図ることは、転職にも有利になります。
キャリアアップを目指してみませんか?
WAMNETによると、児童発達支援センターとは、
地域の障害のある児童を通所させて、日常生活における基本的動作の指導、自活に必要な知識や技能の付与または集団生活への適応のための訓練を行う施設
と説明されています。
簡単にいうと、身体、知的、精神、発達に障がいがある6歳までの子どもが利用できる幼稚園・保育園のようなところです。
平成28年度全国児童発達支援センター 実態調査報告によると、利用者の障がいの割合は、「知的障がい・発達障がい」の子どもが多く、全体の8割を占めていると報告されています。
児童発達支援センターは、児童相談所、市町村保健センター、医師などによって療育が必要だと認められると利用することができます。
「福祉型」は、「知的な遅れ」や「自閉症」等の発達障がいがある子どもが対象の児童発達支援センターです。
一方で「医療型」は、運動機能に遅れや障がいがある子どもが対象です。
福祉サービスに加えて治療も受けることができることが特徴です。
児童発達支援センターは障がいのある子どもを対象に支援をする施設だということがわかりました。
では、どのような支援をされているのでしょうか?
個々の子どもの状態に合わせて訓練が行われます。
例えば、社会性を育むために集団で活動したり、言葉に障がいがある子どもに言語訓練をしたり、身体の機能を上げるために運動遊びなどをします。
子どもたちだけで生活することが基本ですが、子どもの状態によっては親子で通園することも可能で、一人一人にあった支援がされているのが特徴です。
家族からの子育ての相談を受けることも大事な役割の一つです。
子育てに関する専門機関のため、通所していない親子の相談を受けることもあります。
また、家庭での療育が充実するように学習会を開く施設もあります。
6歳以上の子どもを対象としている「児童指導員」や0〜6歳の子どもの専門職である「保育士」は子どもの活動をサポートする役割があります。
施設の管理責任者である「児童発達支援管理責任者」は子どもの個々のサービス計画を作成し、施設全体を引っ張っていく役割があります。
他にも、栄養士や調理員、リハビリの必要に応じて、「理学療法士」や「作業療法士」などのリハビリの専門職も配置される場合もあります。
児童指導員や児童発達支援管理責任者について詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧ください。
児童指導員
児童発達支援管理責任者