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更新日:2024/06/20
《新卒採用》全国事務局員候補/協同労働のまちづくり・仲間づくりのコーディネーター
労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団この募集の受入団体「労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団」をフォローして、
新しい募集が始まった時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
☆地域の必要で立ち上がっている子ども、若者、障がい者、高齢者など様々な分野の事業で、関係づくり・まちづくり・仕事おこしを、仲間とともに担っていただきます☆
募集対象 |
《新卒もしくは第2新卒の方》 一緒に働く人の年齢層について
幅広い年代の方が活躍している職場です |
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活動テーマ | |
勤務場所 |
全国の本部・事業本部・事業所 |
待遇 |
【月給詳細】 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週4~5回 勤務日数:5日 勤務時間:9:00~18:00 |
注目ポイント |
|
募集人数 |
10名 |
職種 | |
提供サービス | |
祝い金 | 3,000円 祝い金とは? |
特徴 |
募集詳細
全国事務局員のキャリアステップと仕事内容
【内定後は…】
学業等に支障がない範囲でフォロープログラムへご参加の上、協同労働を「納得」して選択していただきます。
<フォロープログラム例>
◇夏・冬の協同労働インターンシップ(座学・ワークショップ・現場見学会など)
◇内定式(10月・2月実施)
◇内定者オンライン交流会(12月以降、原則月1回実施/近況交流・入職に向けた全般的なフォローなど)
◇しゃべり場企画(月1回実施/一人ひとりの関心事を話し合う居場所)
◇その他、ワーカーズコープ・センター事業団の基幹会議や研修への参加、現場視察
…不明点があった場合には、メールを中心にすぐに相談可能な体制となっています。
【入団後は…】
新入団者研修(4~9月)で、私たちの事業内容や組織について理解を深めると同時に、協同労働で何を大切にするのか?なぜ、協同労働で働くことを選んだのか?を出会った人財と学び合い、話し合い、体験・経験する中で、自らの基礎(原点)をつくることを目指します(詳細は、上段参照)。
その後、研修期間中の数回の面談を経て、全国にある現場・事業所、事業本部、本部に本配属となります。
【本配属後は…】
配属先決定後、地域の必要で立ち上がった様々な分野の事業で、関係づくり、仕事おこし、まちづくりを、仲間・地域とともに担っていただきます。
事業・運動・経営・運営を自ら理解・実践すると同時に、協同労働の理念に基づく方針を配属先に引き付けながら、仲間との情報共有や話し合いを通じてよい仕事を推進していきます。
<主な全国事務局員の役割>
◇事業従事ならびに、対話・話し合いを通じた職場づくり―信頼関係づくりを主体的に行うこと
◇自分や仲間の変化や活動を振り返り、悩みも含めて一人ひとりの仲間との情報共有を大切にすること
◇仲間・地域の人財を主体にしながら、仕事おこし・地域づくりをともに実践すること
◇本部・事業本部ならびに事業所の基幹会議に参加し、その学びを仲間と共有しながら、自らの実践にも生かすこと(「全国観点」を大切にする)
【3年後は…】
本配属後3年を目途に、ワーカーズコープの事業・運動・経営・運営を中心的に担うリーダーの役割を担っていただきたいと考えています。
協同労働のリーダーで大切なことは、一人で背負わず、責任とやりがいを仲間と地域で分かち合うことです。
そのために、「仲間同士の信頼関係づくりと、仲間の主体を引き出すこと」や、「地域の必要を掴み、まちづくりや仕事おこしの計画を立て実践すること」を、仲間・利用者・地域と育ち合い・協同しながら進めていただきたいと考えています。
【5年目以降は…】
この頃には自分の担当事業所だけでなく、事業所を統括するエリア・事業本部でのリーダー経験や、全国本部で役割を果たすなど、ワーカーズコープ・センター事業団と協同労働をより発展させる活躍を期待しています。
ワーカーズコープ(労働者協同組合)・協同労働とは
「ワーカーズコープ(労働者協同組合)」は、働く人や市民がみんなで出資し、1人1票の対等な関係で話し合い、その意見を反映し、責任を分かち合って自らの働く場を主体的に運営する協同組合で、人と地域に役立つ仕事おこしを通じた持続可能な地域社会の実現を大きな目的としています。
私たちワーカーズコープ・センター事業団は、この基本理念に基づき、「協同労働」という働き方を実践しています。
協同労働とは、人間の成長・発達に最大の価値を置く「よい仕事」を発展させ、お互いの持っている力を生かし、尊重し合う豊かな関係性を通じて、「ともに生き、ともに働く」誰一人取り残さない職場づくり・地域づくりを行う働き方です。
協同労働の大きな特徴は、1.働く私たち組合員と、2.多様な事業活動を通して出会った利用者やその家族、3.地域活動でつながった個人・団体・自治体と協同する「3つの協同」で事業を運営し、地域に必要な仕事をおこすことです。
一人ひとりの納得感と主体性、話し合いを大切にし、誰もが自分らしく、安心して暮らせる場や社会を市民自らの手でつくることを目指しています。
ワーカーズコープの根拠法となっている「労働者協同組合法」第1条では、「多様な就労機会の創出」と「地域における多様な需要に応じた事業の実施」を通じて、「持続可能で活力ある地域社会を実現する」という3つの目的(ミッション)が掲げられています。
この3つの項目に沿って、仲間の声や私たちの実践をご紹介します。
私たちのミッション1~多様な就労機会創出~
【埼玉県所沢市の取り組み・須賀貴子さん(入団15年目)】就労継続支援B型で豆腐屋や菓子工房を運営しています。障がいの有無や「支援する-されるの関係」ではない、「ともに働く仲間」としての関係性を大切にしています。
得手不得手を支え合い、仲間の失敗は一緒に考えるという姿勢が誰もが働きやすい職場づくりにつながっていて、丁寧に話し合いながら全員で責任を持って事業所を運営しています。
私たちのミッション2~地域における多様な需要に応じた事業の実施~
【栃木県那須町の取り組み・堀部祐輝さん(入団4年目)】廃校となった小学校を再生利用した複合施設の中で、カフェ、マルシェ、ゲストハウス、福祉事業(放課後等デイサービス・就労継続支援B型など)を運営しています。
多世代の様々な地域ニーズに応える「みんなのおうち(協同総合福祉拠点)」として、同じ施設内で事業を行う共同会社や他団体、その他つながりのある個人とともに新しいコミュニティを創生しています。
「那須をもっとよい現場にしたい!」という想いで、日々やりがいをもって働いています。
私たちのミッション3~持続可能で活力ある地域社会の実現~
【埼玉県ふじみ野市の取り組み・島袋俊子さん(入団13年目)】「自分の親を預けたいと思えるデイサービス」を理念に運営をしています。
私たちの活動は、東日本大震災をきっかけに始まりました。地域に眠る自然エネルギーを活用し、エネルギーの地産地消を実現したいと考え、施設の屋根にソーラーパネルを設置しています。また、併設の畑を活かした機能訓練として、作物の収穫とデイサービスの昼食づくりを利用者やその家族と一緒に行っています。
体験談・雰囲気
この求人の体験談
伊中 志織さん(2022年入職)
どんな仕事ですか?「みんなの居場所づくり、子ども・子育て支援事業」
行政からの子ども・子育て支援に関する委託事業(家事育児の訪問支援、不登校児童への支援など)と、「みんなのおうち ほっとのたね」の運営に携わっています。「みんなのおうち ほっとのたね」は、これまで私たちの事業所が子ども・子育て支援事業に取り組む中で見えてきた地域の困りごとに対して、自分たちにできることを形(仕事)にしようと、一緒に働く事業所の仲間と私たちの住む地域にはどのような支援や場所が必要なのか、何度も話し合いを重ねて立ち上げました。放課後は子どもたちで溢れ、地域の方や子育て中のお母さんから「こういう場所があると助かる」という声をいただいたとき、地域に貢献できているのかなと喜びを感じます。ほっとのたねではこれからも子どもをまんなかに、誰もが孤立せず助け合える地域づくりを行っていきます。
この求人の雰囲気
木元 志織さん(2021年入職)
なぜこの仕事を選んだのですか?「生涯学び続けられる団体だと思った。」
就職活動中、"雇用労働"に違和感を覚え、より自分の思いを発信できる働き方を探していました。その時に協同労働という働き方をしているワーカーズコープを知りました。私は、子ども時代の環境や多様な学びがその後の人生を豊かにすると考えています。子どもが置かれている状況を問い直していく事で、根本的な社会問題の芽を摘み取ることができるのではないかと考え、関心を寄せました。私たちは、サービスの提供者、利用者と立場を分けず、対等な立場に立って話し合い、学び合います。また全国に事業所があり、全国会議を通して、様々な業種で働く仲間と学び合うことができます。人の生活に深く関わる仕事を通じて、地域の人と関わることで、自分の仕事が社会に還元されている実感が得られるだけでなく、自分の学びにも繋がることに魅力を感じました。
特徴 | |
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男女比 |
男性:40%、女性:60% |
団体情報
代表者 |
平本 哲男 |
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設立年 |
2001年 |
法人格 |
その他 |
労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団の団体活動理念
ワーカーズコープは、働くみんなでお金を出資して、地域に必要とされる事業を立ち上げ、みんなで経営方針を話しあっていく、「協同労働」という働き方をしています。企業等に雇ってもらう以外に労働者が働く道は無いのだろうか?という問いの中から、私たちの働き方は生まれました。
地域課題が多様化する今日の社会の中で、多様な働き方、地域での支えあいの仕方が求められているように感じます。私たちは「協同労働」という働き方をたくさんの市民の方々に伝え、「ともに生き、ともに働く」社会をつくるパートナーとして、ともにより良いまちづくりの実現を目指しています。
2022年10月に「労働者協同組合法」が施行され、事業活動を行う際の新たな選択肢(労働者協同組合という法人格)が増えました。2024年5月時点で全国で93の労働者協同組合が設立されています。私たちもこの法人格を活用して、労働者協同組合と協同労働の可能性を地域で切り拓いていく役割を担っていきたいと考えています。
労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団の団体活動内容
高齢者・障がい児者のケア、保育園・学童保育・児童館の運営、若者や生活困窮者等の自立支援、清掃や物流等の建物管理、食品製造、農林業等、地域ごとのニーズに応じて様々な事業を行っています。
事業以外の活動として、子ども食堂、フードバンク、介護予防等のサロン活動、誰もが気軽に立ち寄れる地域の居場所(みんなのおうち)にも取り組んでいます。
※ 活動の詳細は団体のHPをご確認ください。