言語聴覚士に興味があるけれど、
「言語聴覚士の仕事って何をするの?」
「言語聴覚士になるためにはどうしたらいいのか分からない・・・」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
お悩みを解決するために、言語聴覚士の「仕事内容」と「目指す方法」をわかりやすく説明していきます。
目次
言語聴覚士とは、 日本福祉教育専門学校によると、
病気や加齢、生まれつきの障害などによって、会話や発声、食事などがうまくできない人に対し、必要な指導、アドバイス、訓練を行う専門職
とされています。
「話す」「聞く」「食べる」ことに課題がある方の原因を見つけ、リハビリをして、自立して生活ができるようにすることが仕事です。
また、言語聴覚士は「ST(Speech Therapist)」と言われることもあります。
では、具体的な仕事内容をみていきましょう。
「発声・発話訓練」や「コミュニケーションの訓練」を行います。
そのためには、呼吸筋を訓練したり、口の運動を行います。
それでも、言語障害を治すことが難しい場合には「50音表」や「パソコン・タブレット」を使ってコミュニケーションをとる練習を行います。
患者の状態に合わせて「理学療法士」「作業療法士」「ケースワーカー」などの専門職と連携してケアを行うこともあります。
音を聞き取る訓練をします。
どんな音が聞き取りにくいのかを調べ、「補聴器」や「人口内耳」を調節しながら行われます。
*人口内耳についての詳しい内容は日本耳鼻咽喉科学会のHPをご覧ください。
http://www.jibika.or.jp/citizens/hochouki/naiji.html
誤嚥(ごえん)せずに安全に食事を楽しむことを目的としたリハビリです。
例えば、噛むための筋肉を鍛えるために、ガムやするめなどを噛む「咀嚼(そしゃく)訓練」をします。
また、誤嚥性肺炎を予防するために「口腔ケア」も行われることもあります。
障害を持つ人やその周りの人が障がいを理解し、負担を軽減するためにさまざまなアドバイスを行います。
例えば、「何か言おうとしていることを先回りして言わず、ゆっくり待ち、先回りしない」ことなどを伝えます。
参考 京都大原記念病院グループ 言語聴覚士とは?仕事内容や役割について
言語聴覚士になるには、指定の学校に通って国家試験を受け、合格することが条件です。
国家試験を受けるためには受験資格を満たさなければならなく、主に2つの方法があります。
以下のリンクから日本国内の言語聴覚士養成校の検索ができます。
興味のある方はリンクからご覧ください。
https://www.japanslht.or.jp/youseisearch.html
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