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「 「大阪でNPO/NGOのイベントはどんなテーマで開催されているの?大阪でNPO/NGOに就職するのにサポートしてくれる所はどこ?」」
「教育系分野ではどんな仕事がある?教育系NPOはどんな役割を担っている?」
「子どもに関わるボランティアにはどんな活動がある?学生/社会人それぞれの立場ではどんな関わり方が可能?教育系ボランティアをする時に気を付けたいことは?」
このような疑問やお悩みを解決するため、認定特定非営利活動法人大阪NPOセンター や 大阪市市民活動総合ポータルサイト、「教育と福祉の出会うところ〜子ども・若者としあわせをひらく」竹内常一 (著, 編集), 佐藤洋作 (著, 編集)や「子どもにかかわる仕事」汐見 稔幸 (編集)、社会福祉協議会のホームページなどを元に、ガイドページをご用意致しました。
目次
NPO・NGOの活動は多種多様にあり、大阪では様々なイベントが開かれています。
例えば、
などの、幅広いテーマでイベントが開催されています。
さらにイベント情報に興味がある方は、認定特定非営利活動法人大阪NPOセンターや 大阪市市民活動総合ポータルサイトのホームページから多数のイベント情報を得ることができます。
東京などに比べると、大阪でのNPO就職イベントは少ないようです。
そのため、就職したいNPOのホームページやSNS等で情報を集め、個別にアポイントを取り、情報収集することをおすすめします。
教育系の求人は、「教える」仕事だけでなく、「子どもをケアする」といった観点から、福祉分野でのお仕事もあります。
最初に、教育関係の仕事の例を紹介します。
主に、勉強を教えると言った職業が並んでいますね。
教育分野では、学校の教師として働く、または不登校や事情があって学校に通うことができない子どもの学校がわりとなる「フリースクール」や、貧困家庭の子どもの学習支援などがあります。
同じ教育系のお仕事でも、NPOによる教育支援では、発達障がいを持った子どもや不登校の子どもが勉強できる環境を提供したり、自然の中で遊ぶイベントといった非日常的な体験を提供しています。
文部科学省によると、教育分野におけるNPOの特徴には「特別なケアが必要な子どもへの支援」「地域の特色を生かした活動の提供」などが挙げられています。
詳しくは、以下のNPO教育分野の特徴や具体的な仕事内容に関する記事をご覧下さい。
ここでは、福祉の専門職から、NPOの活動まで幅広く紹介します。
教育関係の仕事で紹介した仕事に比べて、イメージしにくい職業もあるかと思いますので、一個ずつ説明していきますね。
全国社会福祉協議会によると、
福祉の相談援助に関する高度な専門知識・技術を有し、福祉や医療の相談援助の場において重要な役割を担っています
と説明されています。
例えば、生活に困っている子どもとその家庭の相談を聞き、悩みの解決に向けて様々な福祉サービスを紹介します。
ソーシャルワーカーは福祉サービスと利用者を結びつけるような役割を担っています。
児童指導員は、児童養護施設などの福祉施設や児童発達支援事業に関わったり、放課後等デイサービスなどで活躍します。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
不良行為を指導したり、家庭環境による影響から必要な生活指導をするお仕事です。
寝食を共にしながら、指導が行われることもあります。
児童館、児童遊園、児童センター、地域子育て支援センターなどで遊び場の提供や指導を行うお仕事です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
よく「学童の先生」と呼ばれるお仕事ですね。
仕事内容は、厚生労働省によると、
子どもの健康管理、安全確保、情緒の安定に係る活動
基本的生活習慣の確立に向けた指導
遊びや体験を通じ自主性、社会性、創造性を培う活動
保護者への連絡、支援、連携
放課後児童クラブ以外の子どもや地域住民との交流活動
と挙げられています。
保育園で保育士の補助を行うお仕事です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
子どもとその親の心理面をサポートする専門職です。
児童相談所などで心理面談を行います。
「養護教諭」は、「保健室の先生」と呼ばれる先生のことです。
怪我や病気の児童に処置を行なったり、いじめや不登校の児童への特別なケアも行います。
参考 WAM NET 養護教諭
生徒、保護者、教職員のカウンセリングが主な業務です。
例えば、学校生活の相談を聞き、改善策を考えたり、心理面でのサポートを行います。
参考 文部科学省 スクールカウンセラーの業務
サポートステーションとは、正式名称「地域若者サポートステーション」で、厚生労働省が全面的にバックアップしている取り組みです。
「働く」ためのスキルを身につける様々なプログラムが用意され、就労支援が提供されています。
家庭相談員とは、WAM NETによると、
広域的な児童相談所では対応できない比較的小さな地域、すなわち、市や郡部を単位に心身障害や不登校、学校での人間関係、家族関係、性格・生活習慣、発達、言葉の遅れ、非行の問題を抱える児童や当該の児童の保護者の相談に対し、常勤の社会福祉主事と連携して応じるとともに必要な指導を行います
と説明されています。
NPO独自のプログラムで就労支援、学習支援、生活に関する相談が行われています。
NPOは行政ではまかなえなかった利用者の細かなニーズに応える役割を持っているため、多様なサービスが提供されています。
将来、教育系で就職したい学生の方には、子どもと関わるアルバイトがおすすめ。
小学校の先生になりたい方は「学童スタッフ」、保育系に進みたい方は「保育スタッフ」のアルバイトがぴったりです。
また、障がいを持つ子どもと関わりたい方は、「放課後等デイサービス」でのお仕事もあります。
教育系アルバイトは、資格がなくても働けるところが多いようですね。
現場でのお仕事を学生のうちに体験することで、自分の適性を再確認することもできます。
ここでは、ざっくりと5つのボランティアに分けて紹介していきます。
そもそも子育てサロンとは、社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会によると、
地域内の子育て中の親子が気軽に集える場所
と説明されています。
子育てサロンは、子育ての情報を共有したり、地域の人との交流の場となるため、ボランティアスタッフの力が必要となります。
ホームスタートは子育てを終えた方のみがボランティアに参加できるプログラムです。
活動内容は、子育て中の方の家に訪問し、一緒にお世話をしたり、話を聞いたりすることです。
詳しくは、Home-Start Japanのサイトをご覧下さい。
ここでは、児童養護施設で暮らす子どもと一緒に過ごし、ケアを行います。
複雑な生い立ちをしている子ども達が多いことから、十分なケアが重要視されています。
放課後等デイサービスやNPOが運営するフリースペースで障がい児と関わるボランティアです。
活動内容は、団体によって様々ですが、室内で料理をしたり、体を動かす運動を行ったり、宿泊体験などがされます。
フリースクールとは不登校やひきこもり、発達障がいなどを抱えた子どもが通う学校代わりの場所のこと。
フリースクールでは、学習をする子どももいれば、ゲームをしたり、読書をしたりと自由に過ごします。
ボランティアは、子ども達が伸び伸びと活動できるように、環境を整えたり、一緒に遊ぶ役割を担っています。
フリースクールについてさらに知りたい方は以下の記事をご覧下さい。
学童は、放課後に共働きの家庭の子どもが集まる居場所ですね。
ボランティア内容は、子どもの宿題を見たり、一緒に遊んだりすることです。
生活困窮家庭や児童養護施設の子どもへの学習支援
生活困窮家庭の子ども向け学習支援や、児童養護施設向けの学習支援などが行われています。
主に、大学生のボランティア講師が学習をサポートしています。
参考 NPO法人キッズドア
海外にルーツを持つ子どもへの学習支援
親の仕事の都合で日本に来たものの、日本語の学習機会がない外国人子ども達に向けて学習支援がされています。
学習機会を作るだけでなく、日本の学校になかなか通えない子どもの居場所になっています。
参考 NPO法人青少年自立援助センター「YSCグローバル・スクール」
ボランティア内容は団体によって様々で、子どもにスポーツを指導したり、長期休みには一緒にキャンプをしたりします。
子どもたちの居場所を作ることを目的としています。
難民キャンプやスラムでのボランティア、学校で日本語を教えるプログラム、現地の幼稚園ボランティアなどがあります。
学生の場合は、長期休みを利用して日本、海外を問わずボランティアをすることが可能ですね。
日程を自由に決められる場合が多く、自分の予定に合わせて活動することができます。
社会人の場合は、週末にボランティアをされてみてはいかがでしょうか。
また、超短期となってしまいますが、週末だけの海外ボランティアなどもあります。
ボランティアに行くと、子どもは「次はいつくる?」と聞いてきたり、「〇〇してくれる?」などと頼まれることもあるかと思います。
もし、子どもに聞かれたことができない場合は、きちんと断ることが必要です。
適当な返事で子どもたちの気持ちを傷つけないように、確実な返事をすることが求められます。
子どもの年齢にもよるが、乳幼児との関わりがある場合は、なるべく装飾品がついていない服を着用することが望ましいです。
子どもは激しく動き回るため、ズボンなどの動きやすい服やスニーカーで参加しましょう。
活動中、ふとした時に子どもの家庭事情を耳にしてしまうかもしれません。
個人のプライバシーに関わることは、口外せず、家族の問題には立ち入らないようにするようにしましょう。
ボランティア中、様々な葛藤や悩みに苦しみ、1人では解決できない問題が発生するかもしれません。
そんな時は、ボランティア先の職員に相談することが大切です。
ひとりで抱え込まないで、誰かに相談することも覚えておきましょう。