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児童指導員ガイド
仕事内容や働く方の経験談
をもとに解説します!
「児童指導員って何をする仕事? やりがいや困難なことって? 児童指導員になるためにはどうしたらいい?」
「NPOで働くって?メリットやデメリットとは?給料の実態は?」
このような疑問やお悩みを解決するため、Benesseなどの就職情報サイトや口コミ、activoの代表取締役である小澤の経験などを元に、ガイドページをご用意致しました。
目次
児童指導員は子どもの発達を「見守る・指導する」スペシャリスト
児童指導員は、児童養護施設などの福祉施設や児童発達支援事業に関わったり、放課後等デイサービスで活躍されています。
具体的な仕事内容は、児童養護施設の子どもたちに「しつけ」や「学習指導」をしたり、障がいを持つ子どもの発達の「見守り」や「補助」をしたり、複雑な家庭事情を抱えた子どもへの「ケースワーク」などです。
関わる子どもたちはいろんなバックグラウンドを持つ子どもが多いため、予測できない行動をするときもあります。
そのため、臨機応変に対応することが求められます。
児童指導員として働く方の経験談
実際に働く方のご意見の一例を紹介します。
プラス面
- 将来を担う子ども達の成長をサポートできる喜びがある
- 辛い境遇の子どもを助けることができる
- 子どもだけでなく親への支援をすることで親子を救うことができる
- 困難な子どもとの関わりがうまく行った時に喜びがある
マイナス面
- 障がいがある子どもと関わるため、子どもに怪我をさせないように気にしなければならない。
- 子どもの親と密に連絡を取り合ってサポートしなければならなく、負担に感じる。
- 時間外労働があり、労働時間が長くなることが多い。
- 施設によっては残業代が出なかったり、福利厚生がしっかりしていないところがある。
指導員になるためには「児童指導員任用資格」または「社会福祉士」「精神保健福祉士」などの資格が必要
児童指導員の資格はありませんが、児童指導員任用資格を得るための条件を満たさなければなりません。
児童指導員任用資格を得るための方法
Benesseによると、
大学や短大の社会・教育・心理・社会福祉学部(学科)や指定の養成機関を卒業するか、小・中・高いずれかの教員免許(教科は問わない)を取得しておくことなどが必要
と説明されています。
その他、社会福祉士や精神保健福祉士を持つ人にも児童指導員任用資格が与えられています。
児童指導員の給料事情
公立の施設で公務員として働く場合と、民間の施設で働く場合によって異なります。
平成29年度地方公務員給与実態調査結果によると、初任給は17万円程度ですが、ボーナスや手当がつきます。
平均月収は319,492円と報告されています。
年齢によって月収のばらつきはありますが、公務員の給与規定に基づいて収入を得ることができます。
一方で民間の施設の初任給は18~20万程度で、平均月収は約31万円です。
給料体制が施設ごとに異なるため、ボーナスの有無や福利厚生の条件を事前によく確認しておくことが必要です。
そもそもNPOってどんなところ?
NPOは社会をより良くするために活動する団体のこと
NPOは、「Nonprofit Organization」の略で、非営利団体という意味があります。
NPOは行政で補えない問題を解決する役割があります
行政の活動規模は大きいため、細かなニーズに応えることに難しいのが現状。
そこで、行政が拾いきれなかった「細かな社会問題をNPOで解決」しようとしています。
NPOではどんな活動をしている?
「保険・医療系」または「福祉系」の活動をされているNPOが多いです。
逆に、「途上国の貧困をなくす」といったような活動は意外と少ないのです。
さらに NPOについて詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧ください。
社会貢献を仕事にする「7つ」の選択肢
「社会貢献」を仕事にしたい場合は以下の方法があります。
- NPOなどの公益法人で働く
- 社会的企業・ソーシャルベンチャーで働く
- 企業のCSR担当者として働く
- NPOや社会的企業を立ち上げる
- プロボノとして非営利プロジェクトに参画する
- パラレルワークで社会貢献事業に携わる
- ボランティア・寄付で非営利活動に参加する
上記の内容を詳しく知りたい方は以下のリンクをご覧ください。
新卒でNPOに就職予定の方向けに、以下のリンクで「内定までのステップ」を解説しています。
学生や主婦の方にはNPOバイト/パートもおすすめ
社会問題に興味がある方はNPOでのアルバイト、パートする方法を考えてみてはいかがでしょうか?
将来NPOに就職したい学生はもちろん、NPOは小規模での活動が多いので、アットホームな雰囲気でお仕事をしたいパートの方にもぴったりです。
詳しくは以下の記事をご覧下さい。
NPOで働くメリット・デメリット
NPOで働くメリット、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
メリット
・やりがいと感じやすい、働く意味を見出しやすい
・少人数、裁量の大きい厳しい環境下で成長できる
・「持っているスキル×NPO業界」で希少な人材になり得る
デメリット
・給与水準の低いNPOが多い
・一般企業に転職しづらい可能性もある
・研修が充実していない傾向にある
「NPOで働くメリット・デメリット」について詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧ください。
NPOのお給料事情
NPOの収入は少ないイメージがありますが、実態はどうなのでしょうか?
労働政策研究・研修機構の平成27年度の調査によると、「平均的な人」の平均年収が約260万、「高めな人」が370万だと報告されています。
企業と比べると、低いと感じる方も多いかもしれません。
しかし、NPOに興味はあるけれど「給料が低いから職業にしない」のはもったいないです。
なぜなら、近年NPOの給与水準は改善傾向にあるからです。
給与水準、ビジョン、仕事内容、得られる成長などを総合的に判断することが重要ですね。
NPO職員の「給料・年収」について詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧ください。
NPO求人に応募する前に確認したいこと
2点確認しておきたいことがあります。
- 志望先と自分が「マッチ」しているか考える
- 志望動機には「理念への共感」&履歴書には「アピールしたい内容」が伝わるようにする
ということです。
団体の理念と自分の考えが異なっていると、後々働くのがしんどくなってしまいますし、「自分に合った」働き方や職場を見つけることが大切ですね。
ピッタリな団体が見つかれば、しっかりと自分をアピールできる内容を考えましょう。
以下のリンクで志望動機・履歴書の書き方を解説しています。
NPO面接準備でやるべきこと
面接では、「団体の理念への共感」や「今までの経験やエピソード」をうまく伝えられることが重要となります。
NPO面接準備前にやっておくべき事をまとめてみましたので、以下のリンクからご覧ください。