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特に若者の間で社会貢献志向の高い方が増えています。
就活でも、「社会貢献性、共感性の高い事業をしているかどうか?」を選社軸にしている学生も多いようです。
そして、社会を良くする仕事と聞くと、NPO法人の職員として働くことをイメージする人も多いのではないでしょうか。
今回は就活生にとっても、採用側であるNPOにとっても幸せなマッチングのために、就活生側が踏むべきステップをまとめてみました。
【徹底解説】NPOとは何か?様々な視点から簡単にわかりやすく説明します!
兎にも角にも、自分のことを良く知っていないと、良い就職活動には成り得ないでしょう。
自己分析のやり方自体は色々な就活本やキャリアに関するメディアで紹介されているのでここでは割愛しますが、どの方法も、効果的な問いによって自己理解を進めていくためのフレームワークと言えそうだと思っています。
よって、ここでは是非考えてみたい問いをいくつか紹介します。
社会貢献はかなり定義が曖昧な言葉です。
ある人にとっては、上場企業を創業することこそが社会貢献かも知れませんし、別の人にとっては家族を幸せにすることかも知れません。
正解はもちろんないものだと思いますが、自分の中でしっくり来る定義を持っておかないと、具体的にファーストキャリアを考える中で基準が曖昧になってしまいます。
仕事として取り組むことが自分にとって重要である、という理由が言えないと、そもそもその軸で就職活動をしていること自体がよくわからなくなってしまいます。
なぜ?をどんどん深掘りしていって、家庭環境や小中学生時代などの生育歴まで遡って話せるようになるといい分析ができているのではないでしょうか。
日々の仕事にやりがいを持たせたいという意味合いなのか、本気で解決したい問題があって、20代や30代はそれに賭けたい、という想いの強さなのか?なども自分の言葉で話せるようにしておくと良いでしょう。
そういった、アントレプレナーシップの強さみたいなものがどれほどなのかによって、合う職場、合わない職場がかなり違ってきます。
先程の、「なぜ仕事として社会貢献をしたいのか(ボランティア等ではだめなのか)」といった問いとも違いですが、新卒で入る理由についても意味付けが必要です。
NPOに入りたい、成し遂げたいことがある、というのなら、一旦力をつけることができる一般企業に就職してからでも遅くないのではないか、といった疑問に対して、自分なりの答えを見つけておくべきです。
特に、先ほどの志の高さに関する分析で、「本気で社会課題の解決のために命を使いたい!」というような答えが出た方の場合は、「新卒」でやってやるという覚悟で飛び込む必要があるのではないでしょうか。
上記のような問いにまずは自分の中で向き合ってみて、その後先輩や友人、可能であればNPOに関わりがある方にも実際に話をしてみることで、自己理解を進めていきましょう。
自分を知ったら、次は相手のことをしっかり知る必要があります。
その前に、そもそも「NPO法人」である必要があるかどうかから考える必要がある方もいるかも知れません。
自己分析で社会貢献の定義が固まったなら、それがどんな組織に身をおけば(もしくは起業すればいいのか、ボランティアとして関わればいいのかも含め)実現可能なのかを検討する必要があります。
その辺りの具体的な選択肢は、社会貢献を仕事にする為の具体的な7つの選択肢という記事で紹介しています。
また、「新卒」という観点ではないですが、NPOに就職/転職する3つのメリット・3つのデメリットという記事でNPOで働くということについてまとめています。
このあたりをさらに理解するなら、NPOで働くという本の評判が良いのでオススメです。
食べたことがないものが好きかどうかわからないのと同じように、キャリアもやったことがない種類の仕事が自分と合っているかどうかはわかりません。
実際にインターンやボランティアという形で関わってみることを強くオススメします。いくつか理由や方法を紹介していきます。
ステップ1や2で考えてきたことは、あくまで「仮説」です。仮説を確かめるための検証が必要です。
もちろん、完璧に検証するには実際に働いてみるしかないわけですが、その前にインターンやボランティアとしてNPOと関わりを持ってみて、その中で先程の分析や考えをブラッシュアップしていくことで、ミスマッチを防ぐことができると思います。
この「実際にNPOに触れてみる」をステップ3としましたが、実際は1~3をぐるぐる回って、考えを深めていくようなイメージになるかと思います。
NPOの採用手段については後ほど詳しく紹介しますが、NPOではナビサイトに広告を出して、その応募者を採用する、という経路ではなく、団体関係者からの紹介での採用が最も盛んです。
こちらの新卒でNPOへ就職された方のインタビュー記事においても、学生時代に受けいていた授業の担当教授からの紹介がきっかけでNPOにボランティアとして参加し始め、その後そのNPOに入職されています。
この事例以外でも、やはりNPO側も新卒を向かい入れるとなると、なかなか教育にリソースを割けない中でも自走して成長してくれるような人を求めていますので、実際にコアなボランティアやインターンとして一緒に活動する中で、「この方となら、同じビジョンに向けて共に走っていくことができそうだ」と感じられるような人を採用したいという傾向になるでしょう。
となると、やはり若い内から、とにかく行動することが重要ということが言えます。
いろいろやらない理由、行動しない理由はあると思いますが、特に若い内は1000人会って、その内1人、人生を変えるような出逢いがあるかも知れない、というような勢いで行動する中でいろんな人と会ってみることが重要だと思います。
現在大学3,4年生で、こうした行動を取るまでに就職活動の時期を迎えてしまう、という場合は、休学という選択肢もあるかも知れません。
休学に関しては賛否両論ありますし、理由によっては休学すべきでない場合もあるかと思います。
大学によっては休学中も学費の半分ほどの休学費用を支払わなければならない場合もあるようです。
ただ、就職活動は「将来の理想の自分像に近づくための、より良いファーストキャリアを選択する」ためにするもものだと思いますので、例えば、「そもそも将来の理想の自分像がよくわからない、本当にしたいことなのかわからない」、「最善と思えるファーストキャリアを選択するために、足りない経験がある」などの場合は、休学してその穴埋めをしたり、経験を通して考えてみる機会を持つのも良いと思います。
もちろん、そのような気概で休学をしたのなら、「その休学を自分の力で正解にする覚悟」を持つ必要はあると思います。
また、「将来の理想の自分像」のようなものは、もちろん就職後にも絶えず変わってゆくものでもあると思います。
しっかりとした理由や覚悟があるのであれば、NPOに振れるために休学という選択肢も検討してみるといいかも知れません。
4つ目のステップは情報収集です。どれだけ自分にとって魅力的な選択肢があったとしても、その情報を知らなければ、その選択肢は無いのと同じです。
すでに心に決めている法人があるなら別ですが、まだどういった募集があるかよくわからない方は、しっかりと情報収集が必要です。
募集自体はありますが、やはり非常に少ないです。
中途の契約社員の採用等が多く、新卒での採用はまだ一般的ではありません。
しかし近年少しずつ新卒でNPOに入職する方も増えているようです。
いくつか方法がありますが、まずは新卒募集サイトなどで情報を探すことです。
しかし、NPOで新卒の募集を求人サイトに掲載している法人はまだかなり少ないです。
よって、個別の法人の公式HPを時々チェックしたり、公式Twitterアカウントや代表の方のSNSをフォローするなど、こまめな情報収集をしていくしかない状況です。
そして、さらにそもそもHPにすら情報を出さないということもあるので、ステップ3でも少し紹介しましたが、業界の方とつながれるように積極的に行動して、その中のご縁で募集を人づてに知るというのも大切だと思います。
情報収集をして、選考を受ける企業やNPOが決まらば、具体的な準備を行います。
基本的重要なのは、ステップ1のような本質的な部分ではあるのですが、志望動機をしっかり固めて、伝わる話し方ができるようにしたり、面接で自分の魅力を100%伝えられるように練習しておくという細かいテクニック部分も大切です。
具体的な準備に関しては、
【NPO就職】志望動機、履歴書の書き方などのコツ、事前準備まとめ
や
NPO就職の面接準備でやっておきたいことまとめ
のコラムでお伝えしていますので、参考にしてみてください。
5つのステップ、いかがでしたか。
ステップ1,2,3あたりが特に重要だとは思います。
そしてどのステップでも、実際に業界に飛び込んで見ることがとても効率的な方法だと思います。
いきなりインターンとなると少しハードルが高いという方は、NPOを知ることができるイベントも近年多く見かけます。
また、ボランティアとしてであれば、内容によってはかなり気軽に、週末を楽しむような感覚で参加できるものもあります。
まずは気軽に行動してみること。その後は自然と人との繋がりでを通して、自身の世界も広がっていくのではないでしょうか。