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NPOへの就職/転職活動をされていても、一般企業と同様、志望動機を固めたり、履歴書を書いたりというプロセスが必要になります。
今回は一般企業との違いにも注目しつつ、志望動機をどのように考えて行くかという本質的な部分と、履歴書の書き方のコツのような細かい話をしていきたいと思います。
まず超大前提として、就職/転職活動は企業と人のマッチングがゴールであり、嘘をついてとりあえず内定を獲得しようという考えは良くありません。
企業やNPOと、働く人双方にとってアンハッピーな結末に繋がり兼ねません。
ただし、かといって、素の自分を見せるために何も準備をしないというもの間違っています。
限られた時間の中でお互いにマッチしているかを見極めるのは非常に難しい作業です。
また、魅力的な法人であればあるほど、別の志望者、いわばライバルも多いわけです。
自分が持っている実力やその法人とマッチしていると思われる素養を100%、伝えるための準備が大切です。
準備とは具体的にどのようなことをすればいいのでしょうか。
面接での言葉遣いや履歴書の添削など、細かい部分も大切ではありますが、まずは「志望先法人と自分がマッチしているかどうか」という本質的な部分について考える必要があります。
以下、そのプロセスを紹介します。
例えば児童福祉系のNPOを例に考えると、
①非営利である、ビジョンの達成が第一
②給与が低い傾向にある
③こどもと実際に触れ合う機会が多い
④小規模事業者が多い
という感じでしょうか。
実際はここでいわゆる「業界分析」をしっかり行います。
NPOの場合ですと、ここで社会問題をしっかりと理解したり、
どういう事業者がいるのかを把握したり、
現状、どのような方法で解決が図られているのか、
などを分析すべきでしょう。
先の例に続けて、
⑤小規模である
⑥寄付型NPOである
⑦これから新しい取り組みを開始しようとしている
実際はここでいわゆる「企業分析」をしっかり行います。
(今回は例なので上記はざっくりです。)
そのNPOが解決しようとしている問題をより深く理解したり、
解決のために行っている支援方法について語れるようになっている必要があるでしょう。
⑧ビジョンへの共感度が非常に高い…①②
⑨指示待ちではなく、自走できる人材である…④⑤
⑩ステークホルダーといい関係性を気づける人柄である…⑥③
⑪新事業の立ち上げなどにおいて戦力になれる、またはその過程で成長できる…⑦⑤
上記のように1と2の結果から考えるのも大切ですし、採用サイトなどの「求める人物像」などの情報を確認することも大切です。
幼少期、自分も児童養護施設で育った経緯があり、強い問題意識を持っている…⑧
学生の時に教育関連NPOのボランティアに参加した経験もある…⑧
高校の時の部活では毎朝自主練、結果に結びついた経験がある…⑨
面接で人柄を見せる・伝える…⑩
前職(新卒の場合はインターンやサークルでの活動など)では新規事業の立ち上げ経験あり…⑪
こちらも例なので少しざっくりしてますが、
このようにして、志望先と自分がマッチしているかどうかを検討します。
先程行ったような根本的な準備を元にして、志望動機や履歴書の検討に移ります。
ほとんどのNPOで、「ビジョンに強く共感していること」が求める人物像として掲げられていることでしょう。
よって、志望動機でもこの部分は欠かせない大事な要素となります。
ここで大切にしたいのは、志望動機に「具体的、かつ、根幹的なストーリー」盛り込むということ。
例えば児童福祉に関するNPOへの志望動機の場合ですと、
「昨日テレビで児童福祉に関して特集していて、共感したから。また、社会全体として教育が大切だと思うから」
という志望動機よりも、
「小・中学時代にこんなエピソードがあって、それ以来、この問題に深い関心があります」
のような、生育歴にまで踏み込んだ具体的なものがあると、「この人と一緒にビジョンに向かって走っていけそう」と感じてもらえるかと思います。
履歴書ではあまり深いことは伝えられませんので、
・「会ってみたいと感じてもらえるような書き方」
・「面談で聞いて欲しい質問に繋がるような書き方」
をすることが大切です。
実際に社会問題に対して何か取り組んだ経験があれば、必ず盛り込むべきでしょう。
以上、参考になれば幸いです。