全国こども福祉センター(名古屋本部)
問題は本人が決める
公的支援や援助機関から遠ざかる、利用しない子ども・若者が存在します。わたしたちは「支援」を掲げず、まずは彼らと対話し、時間を共有することから始めます。各々の目標や問題意識を尊重しながら、同世代の仲間と活動をします。わたしたちは全国こども福祉センターは実践できる環境を提供します。
理念
これから出会う人たちが、「支える、支えられる」という一方的な関係ではなく、相互に支えあう関係を構築することを目指しています。
アウトリーチ・社会教育活動
①フィールドワーク
②ミーティング
③バドミントン・フットサル
④講演・出張講座・研修会
https://www.kodomoo.net/volunteer/
https://www.kodomoo.net/donate/
2010年07月
荒井和樹は児童養護施設職員を退職後、保護未満となる10代や福祉から遠ざかる若者の声かけを始める。インカレサークルや風俗業界・他ビジネス業界による多様で積極的な広告、勧誘行為から福祉に援用できる方法はないか試行錯誤を続け、実践を開始。一人で声かけを始める。
2012年07月07日
アウトリーチ活動をとおして青少年に対する介入・支援の難しさから、社会に広く協力を呼びかける。結果、組織化に成功。福祉・教育・司法分野などの専門職から協力が得られなかったが、3か月で400名を超える子ども・若者が出入りする団体へ。周囲からは誹謗中傷を受けたが、10代のメンバーと「どうしたら子ども若者が集まるのか」をテーマに、SNSで発信、企画を挟みながら毎週、繁華街に立ち続けた。
2013年01月27日
1月設立総会(2月登記申請)。5月に法人登記完了。
特定非営利活動法人全国こども福祉センターが誕生。繁華街・SNSにおけるアウトリーチで10代とつながる仕組みを整備。バドミントンやフットサル、運動会などのスポーツイベントによる居場所づくりを開始。声かけやアウトリーチのスキル習得、人材養成を開始。学生や20代の社会人による事業運営も始まる。
2014年03月
青少年理解の研修として「アウトリーチ研修」を開始。出会う・つながる方法を中心に青少年をとりまく環境や社会問題について学習する機会を一般公開。3月にはテレビ放送も後押しして、活動メンバーが増加していく。講演会や出張講座の依頼を請ける。
2016年10月
子どもの貧困対策を目的とした内閣府・日本財団の助成(子供の未来応援ネットワーク)事業で、全国こども福祉センターの実践しているアウトリーチ、研修内容が採択。実践団体や大学などの教育機関を対象に無償でアウトリーチのノウハウを提供。
2019年10月
支援を前提としない子ども家庭福祉の理念、アウトリーチの具体的な方法や留意点、14のスキルを言語化、単行本で紹介。子ども若者支援において必携の実践書です。
2023年11月
2023年11月27日、こども家庭庁主催「第1回未来をつくる こどもまんなかアワード」の最高賞である「内閣総理大臣表彰(こども若者部門)」受賞。10年以上にわたり、かつて声をかけられた若者らが声をかける側に回る循環をつくっている点が高く評価された。
団体名 |
全国こども福祉センター(名古屋本部) |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | https://www.kodomoo.net/ |
代表者 |
荒井和樹 |
設立年 |
2012年 |
Twitterアカウント | @kodomo_fukushi |
FacebookページのURL | https://m.facebook.com/k0domo/ |