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2026/09/06

「分けない」を実装するのに、いちばん足りないのは人でした

保育所や幼稚園から、こんな相談が届きます。

「加配の職員を確保できず、この子を集団に入れてあげられない」

保護者からは、こんな声も届きます。

「近所に相談できる人がいない。この子の育ちが不安です」

支援が必要な子どもの受け入れを断らざるを得ない場面は、いまも各地の現場で起きています。人員配置基準の制約、専門職の不足、そして「専門の施設で見てもらうほうが本人のため」という善意の思い込み。その結果、子どもたちはとても早い段階で「分けられて」育っていきます。

専門機関をつくる側ではなく、日常に専門性を持ち込む側になる

私たちは2018年に創業し、放課後の居場所づくりから事業を始めました。学童保育を運営していると、集団の中で過ごすことが難しく、行き場を見つけにくい子どもに必ず出会います。

専門の施設を紹介することはできます。けれど、それを繰り返すほど、その子は地域から切り離されていきます。

だから私たちは、専門機関をつくる側ではなく、地域のふつうの場所に専門性を持ち込む側になることを選びました。

いま大阪府と滋賀県で、民間学童保育3拠点(定員計160名)、地域子育て支援拠点4か所(大阪市 都島区・東淀川区・中央区・西区)、児童発達支援・放課後等デイサービス、保育所等訪問支援6事業所、障がい児相談支援を運営しています。職員は53名。保育士・児童指導員・児童発達支援管理責任者・公認心理師・作業療法士・言語聴覚士・看護師が在籍しています。

保育所等訪問支援では、専門職が保育所・幼稚園・学校へ出向き、その子への支援と、担任の先生への具体的な助言を同時に行います。連携施設は99、訪問は延べ1,894回になりました(2026年6月現在)。

それでも、いちばん足りないのは「隣に座る人」でした

専門性は届けられるようになりました。けれど、実際に子どもの隣に座って、その日の話を聞く人手は、いつも足りません。

学童保育では、14時ごろに帰ってくる小学生を19時まで見守ります。宿題を横で見る人、外遊びに付き合う人、工作の材料を渡す人。子育てひろばでは、赤ちゃんと遊ぶ人が一人いるだけで、スタッフが保護者と落ち着いて話せる時間が生まれます。学校から施設まで距離のある地域では、送迎できる人がいるかどうかが、その家庭が学童を使えるかどうかを決めてしまいます。

「分けない」というのは理念の話に聞こえますが、実装してみると、ほとんどが人手の話でした。

だから、関わりの入口を増やしました

一方で、こういう方にもよく出会います。

保育や教育を学びながら、現場に進まなかった学生。資格を持ちながら、フルタイムでの復帰に踏み切れない元保育士。定年後の時間を地域のために使いたい方。

関わりたい気持ちはあるのに、用意されている入口が「資格・常勤・重い責任」しかないと、その気持ちは行き場を失います。

そこで私たちは、週1回・数時間から関われるボランティアの枠を用意しました。

  • 学童保育:放課後の見守り、一緒に遊ぶ、プログラムの補助(大阪府高槻市2校・滋賀県長浜市1校)
  • 子育てひろば:0〜3歳の親子の受け入れ、遊びの見守り、季節行事の準備(大阪市内4か所)
  • 送迎ドライバー:学校と施設をつなぐ送迎(普通自動車免許・26歳以上)

資格も経験も要りません。ボランティア証明書の発行にも対応しています。見学だけ、体験だけでも構いません。

「いつか」を、今日に

教科書で読んだ支援が、実際の子どもの中でどう働くのか。それは現場でしか見られません。作業療法士や公認心理師が、担任の先生にどう助言しているのか。それも、その場にいないと分かりません。

「いつか保育や子どもに関わる仕事がしたい」と思っている方へ。その「いつか」を、今日にしませんか。

週1回、数時間から。子どもの隣に座って、一緒に遊ぶところから始められます。現場でお会いできるのを楽しみにしています。

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株式会社neuroploomの法人活動理念

「ニューロダイバーシティの実現を通じて、次世代の社会モデルを創造する」。これが私たちのビジョンです。


私たちは放課後の居場所づくりから始まりました。学童保育の現場では、集団の中で過ごすことが難しく、行き場を見つけにくい子どもに出会います。専門の施設を紹介することはできます。けれど、それを繰り返すほど、その子は地域から切り離されていきます。


だから私たちは、専門機関をつくる側ではなく、地域のふつうの場所に専門性を持ち込む側になることを選びました。いま大阪と滋賀で、学童保育・子育てひろば・児童発達支援・保育所等訪問支援・相談支援を運営しています。事業は増えましたが、やっていることは創業時と同じです。「分けない」ために、必要な人手と専門性を、子どものいる場所に届け続けること。


そして、その担い手はまだ足りていません。


子どもと関わってみたい学生の方。資格を持ちながら現場を離れている方。運転で地域の役に立ちたい方。特別な経験は必要ありません。週1回、数時間から。子どもの隣に座って、一緒に遊ぶところから始められます。


「いつか保育や子どもに関わる仕事がしたい」——その「いつか」を、今日にしませんか。現場でお会いできるのを楽しみにしています。