カンボジアの子どもに必要なものを届ける「テンポラリー支援」とは?
JECSA-Tatal Planningは、長年カンボジアの教育の質的向上を目指し、公立小学校に支援をしてきました。
小学校支援をする中で、先生から生徒の相談があります。
ご両親を亡くされて、高齢のおばあちゃんに引き取られた生徒。
自転車がなくて学校に通うことができない生徒。
家がなく知人の納屋で暮らしている生徒。
こうした生徒たちは次第に学校に通うことができなくなってしまうことが多いのです。
私たちは先生方と相談し、このような生徒たちにテンポラリーサポートとして、お米や缶詰などの食べ物や文房具、時には自転車など必要なものを届けています。
また、こうした子どもたちと、日本にいる支援をしたい方を繋ぐ活動もしています。
本日は日本からお越しの方を、生徒のお家にご案内させていただきました。
お米10kg、調味料、文房具、自転車
このような一時的な支援では意味がないと感じる方もいるかもしれません。
もしくは依存を生んでしまうかもと心配する方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、日本の障害年金や生活保護のような制度がまだ整っていないカンボジアでは、
このような支援がなければ、どうにもならないこともあります。
明日、食べるものがなければ、命を繋ぐことができません。
こうした支援も必要だと感じるのです。
今もまだリストを作成することができないほど、
多くの生徒がこのような支援を必要としています。
支援を必要としている生徒へのテンポラリー支援は、
スマイルサポートツアーでご案内することができます。
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
またJECSA カンボジアの活動はHPよりご覧いただけます。
https://jecsa-cambodia.org/
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活動に参加してみませんか?


JECSA-Total Planningの法人活動理念
我々は、自ら未来を切り開く人材育成を大きな柱とした様々なアクティビティを企画しています。とりわけ、カンボジア貧困州の学校の子どもたちの言語能力を向上させ、知恵や知識力の獲得を促し、豊かな情操教育の向上に寄与する読書指導の充実と、地域一体型の教育を推進するための拠点として機能する学校づくりと教育環境改善をサポートすることに重点を置いています。また、スラム支援・貧困世帯の子どもたちへのマンスリーサポートなど、ピンポイントで届く支援活動も行っています。
カンボジアでは最貧地区といわれるスバイリエン州は、多くの世帯が農業で生計を立てているため、日常的に労働に時間を費やされ、教育への関心も高くはありません。州には、百数十校の公立学校がありますが、図書室には、十数冊のボロボロの汚れた本が置いてあるだけであったりします。本は、知恵や知識力を向上させ、言語活動を活発にし、より良い方法を考える子供を育てます。そして、豊かな心を育む栄養にもなります。私たちは、子どもたちが未来を担う人材として育つためには読書環境の充実が欠かせないものと考えます。具体的には、学校を直接訪問し、図書を寄贈した上で、学校図書の活用方法について学校側と協議をします。そして、授業での活用、図書の管理方法、貸し出しリストの作成、読み聞かせへの活用、道徳の副読本への活用、貸し出し図書の設置、学級文庫としての活用、地域図書館としての有効利用など、より幅の広い読書教育の充実を目指しています。