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2021/03/28

ボランティアマインドあふれるあなた方へ(私からのメッセージ)

無いことを実感してみる

一度、想像してみてください。

あなたの生活から、以下のものが消えるとします。

・冷蔵庫

・洗濯機

・エアコン

・電気

・水道

・テレビ

・風呂の浴槽


どんな生活になると予想しますか。

・・・想像がつかないかもしれません。

例えば、

洗い桶で洗濯をする、汲み水で体を洗い流す・・・。

それが、カンボジアの人々の暮らしです。

カンボジアに起こった悲劇

詳しくは、当チアフルスマイルのホームページを読み込んでいただければお分かりいただけますので、説明を割愛しますが、支援が必要な理由があります。

それは、粛清という名のもとに行われた大虐殺。

お若い世代の方々には、わかりようのない世界ですが、歴史上の事実を正しく知っておくことは、未来へのより良い取り組みにつながっていきます。

私は、カンボジアの歩みを見るにつけ、戦後の荒廃した日本と重ね合わせます。

実は、1950年代の日本に、アメリカから「ララ物資」と呼ばれる支援が送られてきました。

大量に送られた小麦粉や脱脂粉乳のおかげで、やせ細っていた子供たちは成長に必要な栄養を補給することができました。現在65歳以上の方々の多くは、その恩恵を受けていたのです。そして、彼らは、教育を受け、日本の高度成長を支える人材に育ちました。

時々、「自分の国のことは自分たちで解決するべきだ。」と言う人々がいます。もちろん、私も、ゴールはそこにあると思っています。

しかし、カンボジアの場合は、特殊でした。自らの手で立ち上がれないほど、国家は崩壊し、国民はどん底の生活に落とされました。

クメールルージュ政権以降の国の復興は、まさにゼロからのスタート。

自らの手でできる段階であれば、支援は必要ないのかもしれません。

でも、それがかなわない人々が未だに多くいるとしたら、あなたは自分の手で立ち上がりなさいと言えますか。

各国からのカンボジア教育支援が行われ続けている理由は、未だにその必要性があるからに他なりません。

これは、実際にお越し頂いて、自分の目で見ればおわかりいただけるものと思います。

真のボランティアの精神とは

最近、ある青年がつぶやいた言葉がネットで炎上騒ぎを起こしました。

スラム街の子どもたちに文房具を渡しに行ったところ、お礼も言わない子どもたちに対して、「次回から、お礼を言えない子どもにはものをあげない。」と言うものです。

これを、あなたはどう思いますか。

支援をしたいという心でカンボジアまでやってきて、自らの手で支援活動をしたいという熱意で起こした行動だと思います。

その心は、ボランティアの精神にあふれています。

でも、そんなことを実際に現場でやったら、いったいどれくらいの子どもの心を傷つけることになるでしょうか。

ボランティアは、無償で行う行為です。感謝する、感謝しないは相手が感じることであって、それを要求することは思い上がりと言うものです。

見返りを求めずに相手に注ぐ無償の慈愛の心こそが、根本精神なんです。

はじめは、途上国の人々への同情心から始まるのかもしれません。

しかし、こちらの人々も、祖国に誇りを持ち、モノが不足していることを恥じることもなく、家族で支え合って暮らしています。

ですから、ボランティアの精神は、活動を通して、成長していく必要があります。

ボランティア活動は誰のためにあるのか

よくボランティアで自分探しをしたいという若者がいます。あるいは、「海外で様々な経験を積みたい」という心でこちらに来る方もいます。

そんな方々には、

「誰のためにボランティアをしていますか。」

「経験を積んだらそれで終わりですか。その後、子どもたちはどうなりますか。」

とお聞きします。

そう・・・、あなたの振る舞いそのものがボランティア活動の在り方を問われます。

モノを渡すにしても、笑顔で言葉を添えて渡してあげるのと、上から目線で無言で渡すのと、伝わるものが違うことは明らかです。

そして、たった一人の日本人の行動が、現地の人々にとっては、日本全体を語る材料になることもご理解ください。

若い方々の存在こそ今後の支援活動の大きな力

私は、これまでに、多くのお若い支援者を学校へご案内させていただきました。

そこは、作りものではない生の現場です。

科学の楽しさを伝えたいとの想いで、工作の授業を行ってくれた青年。

日本の文化を伝えたいと「正月遊び」を作ってきてくださった素敵な女性。

お若い方々は、ボランティアマインドにあふれています。ぜひ、その精神をこちらでの活動につなげていただければと思います。

ボランティアは心の波動であるという法則

感謝する心は、どうして湧き上がってくるのか。

私が印象に残っている支援活動のワンシーンを紹介します。

ある村の小学校を訪問したこちらの女性。

この方は、カンボジアの孤児たちに愛を与えたいという一心でこちらにお越しになりました。

自然に子供たちが集まってきます。

モノが欲しくて集まってくるのではありません。

では、なぜ子供たちはこの女性に近寄ってきたのか。

それは・・・・。

この方の無償の愛の波動が、子どもたちにシンクロ(同期)するからなんです。

この愛のシンクロこそ、ボランティア活動で生まれる財産です。

ボランティアで受け取るもの

求めない人が受け取り、求める人は受け取れないという真実

何のことでしょうか。

それは、喜びです。

ボランティアの現場では、これを実感します。

相手にどんなに期待や要求をしても、常に返ってくるものではありません。

それは、「~してあげている」という誤った価値観が原因です。

心から湧き出る無償の愛をもって活動を行った方は、喜びという無形の財産を受け取って帰国されていきました。 

ご支援者の活動を見続けてきたからこそ、よくわかるのです。

我々の行う支援は、無償の愛の心から出発するものでありたいと思います。

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最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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今日もあなたに素晴らしい一日が訪れますように、オークン

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JECSAカンボジア

JECSAカンボジアの法人活動理念

当団体は、カンボジア貧困州の学校の子どもたちの言語能力を向上させ、知恵や知識力の獲得を促し、豊かな情操教育の向上に寄与する読書指導の充実と、地域一体型の教育を推進するための拠点として機能する学校づくりと教育環境改善をサポートしています。また、スラム支援や貧困世帯の子どもたちへのマンスリーサポートなど、ピンポイントで届く支援活動も行っています。