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教育系の求人は、「教える」仕事だけでなく、「子どもをケアする」といった観点から、福祉分野でのお仕事もあります。
最初に、教育関係の仕事の例を紹介します。
主に、勉強を教えると言った職業が並んでいますね。
教育分野では、学校の教師として働く、または不登校や事情があって学校に通うことができない子どもの学校がわりとなる「フリースクール」や、貧困家庭の子どもの学習支援などがあります。
同じ教育系のお仕事でも、NPOによる教育支援では、発達障がいを持った子どもや不登校の子どもが勉強できる環境を提供したり、自然の中で遊ぶイベントといった非日常的な体験を提供しています。
文部科学省によると、教育分野におけるNPOの特徴には「特別なケアが必要な子どもへの支援」「地域の特色を生かした活動の提供」などが挙げられています。
詳しくは、以下のNPO教育分野の特徴や具体的な仕事内容に関する記事をご覧下さい。
ここでは、福祉の専門職から、NPOの活動まで幅広く紹介します。
教育関係の仕事で紹介した仕事に比べて、イメージしにくい職業もあるかと思いますので、一個ずつ説明していきますね。
全国社会福祉協議会によると、
福祉の相談援助に関する高度な専門知識・技術を有し、福祉や医療の相談援助の場において重要な役割を担っています
と説明されています。
例えば、生活に困っている子どもとその家庭の相談を聞き、悩みの解決に向けて様々な福祉サービスを紹介します。
ソーシャルワーカーは福祉サービスと利用者を結びつけるような役割を担っています。
児童指導員は、児童養護施設などの福祉施設や児童発達支援事業に関わったり、放課後等デイサービスなどで活躍します。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
不良行為を指導したり、家庭環境による影響から必要な生活指導をするお仕事です。
寝食を共にしながら、指導が行われることもあります。
児童館、児童遊園、児童センター、地域子育て支援センターなどで遊び場の提供や指導を行うお仕事です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
よく「学童の先生」と呼ばれるお仕事ですね。
仕事内容は、厚生労働省によると、
子どもの健康管理、安全確保、情緒の安定に係る活動
基本的生活習慣の確立に向けた指導
遊びや体験を通じ自主性、社会性、創造性を培う活動
保護者への連絡、支援、連携
放課後児童クラブ以外の子どもや地域住民との交流活動
と挙げられています。
保育園で保育士の補助を行うお仕事です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
子どもとその親の心理面をサポートする専門職です。
児童相談所などで心理面談を行います。
「養護教諭」は、「保健室の先生」と呼ばれる先生のことです。
怪我や病気の児童に処置を行なったり、いじめや不登校の児童への特別なケアも行います。
参考 WAM NET 養護教諭
生徒、保護者、教職員のカウンセリングが主な業務です。
例えば、学校生活の相談を聞き、改善策を考えたり、心理面でのサポートを行います。
参考 文部科学省 スクールカウンセラーの業務
サポートステーションとは、正式名称「地域若者サポートステーション」で、厚生労働省が全面的にバックアップしている取り組みです。
「働く」ためのスキルを身につける様々なプログラムが用意され、就労支援が提供されています。
家庭相談員とは、WAM NETによると、
広域的な児童相談所では対応できない比較的小さな地域、すなわち、市や郡部を単位に心身障害や不登校、学校での人間関係、家族関係、性格・生活習慣、発達、言葉の遅れ、非行の問題を抱える児童や当該の児童の保護者の相談に対し、常勤の社会福祉主事と連携して応じるとともに必要な指導を行います
と説明されています。
NPO独自のプログラムで就労支援、学習支援、生活に関する相談が行われています。
NPOは行政ではまかなえなかった利用者の細かなニーズに応える役割を持っているため、多様なサービスが提供されています。