仲間と一緒に音楽フェスを支えるやりがい:みちゃき
コアスタッフのみちゃきです!
今回はごみゼロナビゲーションプロジェクトの活動を通して私が感じていることを紹介します。
私たちの活動はどのイベントも開催日だけの活動ではなく、
事前からコアスタッフで協力して準備をしています。
例えば、ボランティアさんの名簿の管理や当日配布する資料作り、説明会の準備、
活動当日の動きの確認や、ボランティアさんの班分け・役割ごとの人数など、
一緒に活動するコアスタッフとも、何度も打ち合わせを重ねて準備を行っています。
この打ち合わせでは、事務的なことだけではなく、
自分自身の活動に対する意気込みや、準備を進めていく上での不安や心配事も共有します。
事前に一緒に活動するコアスタッフとコミュニケーションを取ることで
チームとしての一体感を持つためです。
私はSUMMER SONIC OSAKA というイベントを担当した際、
責任がある役割だからこそ、やりがいだけではなく、 プレッシャーを感じて大変な時期もありました。
また、たくさん時間をかけて準備を積んできたのに、
開催日当日は台風の影響でスケジュール変更が生じたり、
十分な会場準備ができず想定外のことがたくさん起こって、悔しい思いもしました。でも、そんな大変さを感じているのは自分だけではなく、
他のコアスタッフやボランティアさんだって同じです。
大変な状況でどうしよう、そんな気持ちもありましたが、
前を向いて頑張っているみんなの姿に引っ張られ、
3日間無事に活動を終えられた時には大きな感動がありました。
この活動は決して簡単なことばかりではないけれど、
壁にぶつかったり上手くいかない時も支えてくれるメンバーがいること、
私も力になりたいと思えるメンバーと活動できることは、
仲間の力の大きさと、一緒に作り上げることの達成感を教えてくれました。


NPO iPledgeの法人活動理念
「ごみを拾わないボランティア」
主なプロジェクトであるごみゼロナビゲーションでは、FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC OSAKAなど、年間約30本の様々な野外フェスを中心に、イベントや海岸での環境対策活動を企画・実施しています。
ごみゼロナビゲーションの活動は「ごみ拾い」ではありません。
ごみをポイ捨てする人がいて、そのごみを拾う人がいる。そのような構図のままでは、社会はいつまでも変わらないと考えているからです。
誰かがごみを拾うのではなく、イベントに参加する全ての人々が、自分たちの手でごみや資源を分別できるようにすることで、クリーンでピースフルなイベントをつくりあげることを目指しています。
具体的には、来場者へのごみ資源分別ナビゲート、飲食エリアへのリユース食器の導入・運営、マイ食器マイボトル持参の啓発ブースなどの活動をボランティアと一緒に行い、「ごみ」を切り口として、来場者・主催者とともに、より「参加型のフェスティバル」を創り上げています。
また、ごみゼロナビゲーション運営団体であるNPO iPledgeは、NPOとしての独立した立場をとっています。主催者と対等な関係で、 大量生産・大量消費・大量廃棄を推進するイベントではなく、未来を見据えたより多面的でオルタナティブな視点を持ったイベントの環境対策、 企画制作、運営やコ-ディネ-トを行っています。
”世の中を変える力を、すべてのワカモノへ。”
NPO iPledge(アイプレッジ)