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2024/12/30

フジロックで感じた“ボランティア活動“だからこその面白さ

コアスタッフの“たろー“です。

今回は、今年活動した FUJI ROCK FESTIVAL(以下フジロック)で僕が感じたことを書きたいと思います。


フジロックが始まる前、僕は楽しみであると同時に大きな不安も抱いていました。

広大な会場の中で、100人以上のボランティアと一緒に活動する想像がつかず、

大きなミスをするのではないかとドキドキしていました。

そのためミスしないことばかりを意識して、僕自身にフジロックを楽しむ余裕がありませんでした。


そんな中、長くこの活動に携わっているメンバーが言ってくれた、

「“作業に一人ひとりの想いを乗せる“ことで“ボランティア活動“になる」

という言葉で、僕の考え方は大きく変わりました。

自分の役割をこなすことに満足するのではなく、相手の気持ちや状況まで思いやることが大切。

そのことに気づいてから、声色を意識して声掛けをしたり、

ボランティアにも積極的に話しかけるようになりました。


また、一人だけで作業しているのではなく、

みんなで同じ目標を目指して活動を作り上げているんだ、と思えることはとても心強いものでした。

自分の役割も誰かが支えてくれているし、

他の誰かがミスをしても、皆で取り返すことができるんだと考えるようになり、

他のメンバーは次に何が必要で、自分はどう動くべきなのか、先を読んで行動したり、

イレギュラーな状況に対しても、あせらず臨機応変に対応することができました。


学校やアルバイトで与えられた役割をこなすのとは違う、

ボランティア活動だからこそ大切にされている想いや考えを、

たくさん発見することができたフジロックとなりました。

ボランティアコーディネーターとして、これからも想いを大切にして頑張っていきたいと思います!

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NPO iPledgeの法人活動理念

「ごみを拾わないボランティア」


NPO iPledge(アイプレッジ)は、全国各地の野外イベント・音楽フェスティバルで、環境対策活動やワークショップを実施しています。


私たちの活動は、ごみ拾いではありません。

ごみをポイ捨てする人がいて、そのごみを拾う人がいる。

そのような構図のままでは、社会はいつまでも変わらないと考えているからです。


イベントに参加する全ての人々が、自分の手でごみや資源を分別できたり、環境に目を向けるようになることで、クリーンでピースフルなイベントをつくりあげるとともに、自ら周囲を巻き込んで社会を変えていくことのできるワカモノを増やしていくことを目指して活動しています。


イベントはたった数日だけの、世界の片隅の出来事かもしれません。

ですが、音楽やイベントが持つ非日常のカと、ボランティア活動だからこそ生まれる力によって多くの人々が集まるイベント空間を変えていくことが、人々の毎日や、世の中を変えることにつながると、私たちは考えています。


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