放課後等デイサービスひまわり 経営者 インタビュー
■放課後等デイサービスとはなんですか
放課後等デイサービスは、障害のある(療育が必要と認められる)子どもたちの学齢期における支援の充実のため2012年に創設されました。 障害児の学童保育ともいわれています。 障害のある子どもたちに対し、放課後や長期休暇中においての療育の場であるとともに、放課後等の居場所、また、ご家族に代わり一時的にケアを代替することで、日々の疲れ等をリフレッシュ してもらう家族支援サービスとしての役割を担っています。
■放課後等デイサービスひまわりはどんな活動をしていますか
月曜日~金曜日までは、特別支援学校の子を中心に、土曜日は支援級や通常級の子を預かっています。対象は小学1年生~高校3年生です。平日の活動は集団支援で学校帰りに航空公園、カルチャーパークやトトロの森などで遊んでから室内活動をします。土曜日の活動は個別支援でパソコンやプリントなど学習支援が中心になっています。
■放課後等デイサービスを始めたきっかけは
所沢に障害特性にあった計算された放課後の居場所は、まだまだ足りていないと感じていました。自閉症、ダウン症、多動児、ADHDなど一人一人の子どもに対応した施設を作り、子どもは「ここの来ると楽しい!」保護者は「ひまわりに預けてよかった」と思ってもらえる施設を作りたいと思ったのがきっかけです。ひまわりでは箱庭療法室、スヌーズレンルーム、ビジョントレーニングなど先駆的で科学的な環境を整えています。
■今後の目標は
引き続き所沢で現在の事業を続けつつ、障害児保育を研究したいです。また、自分の知識や経験を若い人たちに伝えるために、ボランティアを受け入れたり、無料見学会、勉強会などを実施しています。所沢市の放課後等デイサービスの福祉が他市、他県、他国から見本になるように地域の福祉のレベルの底上げをしたいと考えています。
合同会社ひだまりの法人活動理念
アメリカの生物学者レイチェル・カーソンは、子どもたちへの一番大切な贈りものは、「子どもたちと一緒に自然の中に出かけ、一緒に探検し、発見の喜びに、共に胸をときめかせること」といいます。またその意義について、レイチェルは「地球の美しさと神秘を感じとれる人は、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることは決してないでしょう。たとえ生活のなかで苦しみや心配事にであったとしても、必ずや内面的な満足感と、生きていることへの新たな喜びへ通ずる小道を見つけ出すことができるでしょう」と語っています。ひまわりは、一人一人の体験を大事にしています。