ボランティアのメリット
ボランティアは、移動とボランティアの時間で一日使うことになります。交通費もかかります。ボランティアなので、報酬はゼロです。
それでもボランティアは、人生の中の「一生の思い出」や「人生の革命」を起こせるくらいの強烈なキッカケになることがあります。
ひまわりのボランティアで「子どもが好き」ということに気づき、進路先を飛行機の客室乗務員から保育士に変えた人がいました。現在は無事保育学校を卒業して保育士になったそうです。
誰かの作ったレールにのって、なんとなく進路や進学先を決めている学生は多いです。しかし、体験をすると「自分ができること」「自分ができないこと」を整理整頓し、自分がやりたい仕事を選択することができます。
体験をすると自分の隠れた才能に気づくことがあります。保育士になった学生さんは「子どもが好きなんだ!」「子どもと遊ぶことが得意なんだ!」という自分の隠れた才能に気づくことができました。
また、「ボランティアの体験談」は、その人だけのものです。学校の勉強のほとんどは、グーグルで検索できたり、一瞬で自動計算できる情報です。しかし、ボランティアの体験は、唯一無二のあなただけの貴重な情報です。
人は自分が体験していない「体験談」を聞きたいと思っています。「楽しかったのか?」「つまらなかったのか?」「タメになったのか?」リアルな体験談は、他の人の行動選択に一票を投じて影響を与えることができます。
ボランティア体験は、将来なにか発信をするとき、なにかモノを教える時、説得力がある話をすることができます。
ひまわりは、計算された福祉施設です。他の施設にない仕掛けやこだわりがたくさんあります。貴重な体験話の一つになるはずです。
合同会社ひだまりの法人活動理念
アメリカの生物学者レイチェル・カーソンは、子どもたちへの一番大切な贈りものは、「子どもたちと一緒に自然の中に出かけ、一緒に探検し、発見の喜びに、共に胸をときめかせること」といいます。またその意義について、レイチェルは「地球の美しさと神秘を感じとれる人は、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることは決してないでしょう。たとえ生活のなかで苦しみや心配事にであったとしても、必ずや内面的な満足感と、生きていることへの新たな喜びへ通ずる小道を見つけ出すことができるでしょう」と語っています。ひまわりは、一人一人の体験を大事にしています。