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2022/07/19

学生が生きづらさを分かち合う。『Voice sharing』ってどんなところ?

学生団体ユースリンクは、毎月1回、学生が生きづらさを分かち合う場『Voice sharing(ボイス・シェアリング)』を開催しています。この記事では、Voice sharingを紹介します。

Voice sharingとは?


Voice sharing(ボイスシェアリング)とは、私たちユースリンクが毎月開いている分かち合いの場です。

休学中や休学を考えている方、学校への行きづらさを感じている方、学業・人間関係以外にも就活など将来へのプレッシャーを感じる方など、毎日の学生生活に「生きづらさ」を抱えている人たちが集い、分かち合います。

話のテーマは決めず、一人ひとりが話したいことを思うままに話します。参加者が本音を安心して話せて、お互いを尊重できる場になるよう、進行役が全体を調整しながら進めていきます。

参加対象・開催日時・開催場所

参加対象は、大学生、大学院生、短大生、専門学校生の方です。これらの学校に在籍する方であれば、年齢が何歳であっても参加が可能です。

原則、毎月第3日曜日の14時に開始し、16時に終了いたします。受付は、13時45分から開始しています。(2023年1月より、毎月第3土曜日開催から毎月第3日曜日の開催に変更しました。)

2022年現在、対面・オンラインのVoice sharingを交互に開催しております。対面の場合は富士見区民館(飯田橋駅より徒歩5分)、オンラインの場合はZoomによる開催です。

なお、学生団体ユースリンクのホームページでは、富士見区民館までの詳しい会場案内・よくある質問をまとめています。Voice sharingに参加してみたくなった方は、ホームページもご覧ください。

また、日程・開催場所は原則です。会場の都合などにより変更になる場合があるため、参加を検討している方はユースリンクのSNSをご参照ください。

安心して分かち合うためのルールと工夫

安心して分かち合うために、Voice sharingではルールを設けています。

YouthLINKのメンバーも参加者も、「話された・聞かれた内容はその場限り」「他の方が話されているときは途中で割り込まず、最後まで聞く」「互いの悩みや想いを評価したり比較したりしない」といったルールを守って、Voice sharingを進めていきます。

また、安心して分かち合うため、トーキングスティックという工夫をしています。

詳しくはVoice sharingの会を始めるときに説明しますが、この工夫によって、話始めと終わりを明確になるので、安心して最後まで話したり、聞いたりできるようになっています。

Voice sharingのスケジュール

Voice sharingは、以下のスケジュールで進めていきます。14時に間に合わなくても、途中入退室が出来るので安心してお越しください。

ただし、Voice sharingは16時までの場であるため、15時25分を過ぎてからの入場はご遠慮いただいています。ご了承ください。

◆14:00 開会のあいさつ
◆14:10~14:55 Voice sharing(前半)
◆14:55~15:05 休憩
◆15:05~15:50 Voice sharing(後半)
◆15:50~16:00 無記名のアンケートにご協力ください
◆16:00 閉会のあいさつ
(16:30まで、会場でご自由に過ごすことができます)

参加者の感想

画像

参加した方は「自分のペースで話せる環境であったため参加してとてもよかったです」や、「ほかの方の話も聞けて良かったです」といった感想を寄せてくださっています。

初めて参加することに緊張している学生や、自分の話ができるかわからなくて不安な学生が、ひとりでも多くVoice sharingに参加して、安心してくれることを願って、ユースリンクは本日もVoice sharingを開催する準備をしております。


SNS・ホームページもご覧ください

ユースリンクの最新情報はTwitterInstagramFacebookにてお伝えしております。フォローや拡散等していただけると、たいへん励みになります。

なお、YouthLINKは学生メンバー(大学生・大学院生・短期大学生・専門学校生)を募集しております。詳細は、Activoのページにてご確認ください。


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学生団体YouthLINK

学生団体YouthLINKの法人活動理念

「ここにいてもいいんだ」。ひとりでも多くの学生がそう思えるように。


2011年10月、NPO法人自殺対策支援センターライフリンク(以下、NPOライフリンク)の学生意見交換会で、会に参加した学生が「休学していたとき、生きるのがものすごくしんどかった」という本音を語ったことから誕生しました。

そのため、YouthLINKは、NPOライフリンクの学生プロジェクトとして、NPOライフリンクのバックアップを受けながら、学生主体で活動を行っています。


設立当初は「休学生」を対象に活動を始めましたが、取り組みの中で学校に「行けている」「行けていない」は表層的な違いであり、学校に通えていても「生きづらさ」を抱えている学生が決して少なくないことに気づきました。

そこで、より視点を広げ、「様々な悩みを抱えながら周囲に本音を話すことができず、ひとり抱え込んでしまう……」そんな学生の居場所づくりに対象を拡大して、活動に取り組んでいます。

YouthLINKのメンバーも、それぞれが様々な悩みを抱えてきた学生やOBOGです。自分たちが「あったらいいな」と思える場を、日々試行錯誤しながら作っています。

「ここにいてもいいんだ」。ひとりでも多くの学生がそう思えるように。YouthLINKはこれからも活動を続けていきます。