2022年 夏のインターンシップ体験記①
コネクトスポットでインターンのコーディネーターをしている山下です。
これまでに多くのインターンの学生たちが参加してくれています。
このコーナーでは、学生さんたちのレポートを紹介できればと思っています。
【医者を目指す大学生のOさん】
私は今、医学部6年生であり、来年から医者として働くべく勉強しております。
医者として働く際に、病気を治すという面ではなく、
多面的に患者さんに関わりたい、力になりたいと思っております。
急性期の治療を終えて病院を去った後の障害が残ってしまった方や、
それによりひきこもりがちとなってしまった方とふれあうことで、
将来医者として、ひとつ広い視点で物事をとらえられるようになるのではないかと思い、コネクトスポットのインターンに応募させていただきました。
3日間のインターンシップでは、
個人がその実習で学びたいことを踏まえてカリキュラムを組んでくださります。
今回私は、
・利用者さんとのコミュニケーション
・スタッフさんへのインタビュー
が主でした。
利用者さんと触れ合うことは、純粋にとても楽しかったです。
コミュニケーションにおいて、たとえ相手が障がいのある方であったり引きこもりの方であるからといって、変に構える必要はないことを学びました。
相手との信頼関係や関わり合いにおいての本質は、どんな時も不変でした。
相手を尊重する気持ちと理解したいと思う気持ちが全てなのです。
人は、自分の物差しのみで人を判断しがちですが、
各々が各々の最善の方法で相手を気遣っており、
その方法がマジョリティーかマイノリティーかだけで、
障がいかどうかを決めている事自体がナンセンスだと思いました。
インタビューでは、こちらが答えにくい事や難しい事を質問をしても、
スタッフさんは皆さんとても誠実に、
一生懸命に言葉を探して答えて下さいました。
多職種連携という点でも新しい視点を多く得ることができ、とても満足です。
また、毎日1日の最後に実習のフィードバックしてくださりました。
自分の考えや成長を言語化して整理することができ、
さらにそれが内容の濃いものになったことは言うまでもありません。
とても充実した、実り多く学びの多い3日間のインターンシップでした。
コロナ禍にも関わらず実習を受け入れてくださり、
誠にありがとうございました。
ここで学んだことを生かして、今後より一層、学業に励んでいく所存です。
レポートは以上です。
Oさんにとって、今回のインターンが
今後の仕事や生き方を見つめ直すきっかけになれば嬉しく思います。
引き続きインターンの応募はしていますので、興味がある学生さんはぜひご応募下さい!
NPO法人コネクトスポット
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NPO法人コネクトスポットの法人活動理念
ビジョン(思い描く地域の未来)
「誰もがその人らしく共に生きる地域の実現」
・年齢や障害に関わらず、多様な個人お互いに尊重され、手を取り合って共に生きて行ける地域を実現します。
・地域で取り残されている方々が地域の担い手として居場所・役割を持って自己実現できる社会を協創します。
みんなが"いきやすい"岡崎へ
「どんな人にとっても優しいまちってなんだろう?」
そんな純粋な問いへのメッセージを 映像とナレーションを通して表現しました。
まずは映像をご覧ください。 それぞれの視点で何かを感じてもらえればと幸いです。
そして一緒に何か活動してみたいと思った方は ぜひ一緒に活動していきましょう!
ミッション
1,関係性づくり -relationship- 信頼
~共に学び合い、支え合う関係性の構築に取り組む~
2,多面的な支援 -total suport- 一貫性・柔軟性
~当事者のニーズや置かれている環境に応じて、多面的な関わりをしていく~
3,生き方探し -lifestyle creation- 創造性
~らしさを大切にした目標をデザイン、新たな価値や生き方を創造する~
4,きっかけの提供 -chance making- 気遣い
~らしさを見つけるきっかけとなる出会い、体験、表現の場を提供する~
5,みんなで関わる -team approach- 協調性
~1人で抱え込まず、チームを信頼し巻き込む~
6,地域に根ざす -community based- 越境
~地域の人や場所へ主体的につながる~