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2020/12/07

佐渡ボランティア参加者さんからご感想をいただきました!

とても素敵な感想を残してくださったのでご紹介させていただきます!

佐渡ボランティアを終えて 

「佐渡島」と言われてトキとしか言えなかっ私が、1人佐渡に入ってから3週間。ボランティア生活を経て、今では語り尽くせないほどに佐渡の魅力を感じています。こうしてその魅力を語ろうとしたときに、何から話せばいいやらと悩むばかりです。


 私が参加した理由は、自分の知らない世界を知りたい、体験がしたいという漠然としたものでした。この3週間を通して、その目的以上のものが得られたと実感しています。

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 まず、今回の活動で自分を受け入れてくださった方々との繋がりです。どこの誰とも分からん私をすんなり受け入れてくれ、ご飯にも招待いただき、感謝しても仕切れない思いです。その方々に共通してあったのは新参者である自分を受け入れてくれる温かさと、そんな自分に誇りとしている仕事や活動内容などたくさんのことを伝えたいという強い思いと佐渡への郷土愛でした。大滝学舎の葛原さんや、竹職人のエンヒケさん、松崎さん、斉藤さんなど彼らならではの活動を行っている方がたくさんいました。特に岩首談義所では昇竜棚田やGIAHSなど地元の魅力を活かした地域おこしを若くして行っている若き力とそれを支える大石さんの存在があったことが大変印象的でした。また、自分の地元である石川県と深い関わりがあったことと、奮闘するその姿に影響を受けて自分も何かできないかと考えさせられました。そこには、これからの社会を生き抜く上でのヒントが隠されているように感じます。

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 また、さまざまな農家さんにも入らせて頂きました。斉藤農園さんでは、普段農家さんの仕事の見えない部分の作業に参加させていただき、農家さんの影なる努力と積み上げてきた努力によって、今私たちの食べている美味しい食べ物が食べられるのだと痛感しました。また、金子さんや片岡さんの黒文字採りおよびお茶作りの工程に参加させていただいたときには、一見しただけでは分からない計算された手入れや技術、緻密な工程により、商品として値段のつくものが出来上がるのだとわかりました。シェアリングエコノミーという考え方を今回初めて耳にしました。私がそういった商売というところに関わってこなかったこともありますが、この考え方は非常に面白く、SDGsの考え方にも関わってくるなと考えさせられました。そうして商売として行なっている方々の仕事に参加して共通してあったのはとにかく多くの手間と時間と技術がかかっているということでした。これは聞いただけでは分からない。実際に参加しなければわからなかったことだと思います。ボランティアとして参加したことでハッとさせられたこと、気づかされたこと、そして自分自身の成長が多く得られました。

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 そして、自主保育を行なっているお母様方の集まりに参加させて頂き、子どもたちとの関わりを作って頂きました。すると子どもたちにも懐かれ、何度もお呼びいただき楽しい時間を過ごさせていただくことができました。改めて私は子どもたちと関わることが楽しいと感じることに気づかされました。また、親御さんの活発な活動が子供達の健やかな成長に大きな影響を与えると改めて実感しました。私が出港する直前までお見送りいただいたときには涙を堪えるのに必死であったことは悟られていなかったことを祈ります。

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 語り尽くすことができませんでしたが、このほかたくさんの地域の方々にお世話になりました。映画のエンドロールで言えば1時間は優にかかるでしょう。どこへ行っても「ぜひまた佐渡へ来てください」と言ってもらえることがどれだけ嬉しく、力になるか。ぜひまた佐渡へ行きたいと思います。
 今回こうして私がたくさんの魅力を感じることができたのはこのボランティアという方法をとったことにあると思います。実際の活動を体感でき、その土地の人の思いを直に感じながら参加することができました。そのことで自分の目的である知らない世界を知ることができたと思います。特にこのボランティアは、観光を含め勉強や、知識を深めるという趣旨も含まれ、地域に貢献するとともに自分の成長にも繋がり、より地域に溶け込める仕組みになっていました。そのことで私の目的は果たされたのではないかと思います。今回はたくさんの方々にお世話になりました。また佐渡へ行った時はよろしくお願いします。

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参加者さんがこのように人生の中でも思い出に残るような素敵な体験ができたようで、私たちWorld Unite!も嬉しい限りです!

期間はもちろん内容もできるだけ参加者さんのご希望に添えるように柔軟に対応いたします!団体様のご予約も承っております。

是非私たちのウェブサイトも覗いてみてください💻

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World Unite!は 2005年にザンジバル/東アフリカで始まりました。ドイツ人のクリス・エングラーが、サステイナブルツーリズム — 旅行先の地域文化と環境の保全を第一に考えた「持続可能な観光」の旅行商品の開発を始めました。

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