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更新日:2019/08/15
地域を巻き込み、校内に高校生の居場所をつくるインターン生募集!
認定NPO法人D×P
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基本情報
高校内での居場所事業に携わるインターン生を募集しています♪多様な高校生が安心できる居場所を運営し、地域を巻き込み高校生を支えるコミュニティをつくる経験を積んでみませんか?
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 |
事務作業やミーティングは大阪の事務所ですが、居場所事業では泉佐野市・和泉市・大阪市内・茨木市・京都伏見・神戸長田区などにある実施校へ向かいます。お住まいの地域や学校から向かえる場所で活動可能です。説明会で詳しくお話します。 |
必要経費 |
無料 活動支援金として月30,000円支給いたします。活動にかかる交通費は、月28000円まで活動支援金とは別に支給(例外あり、要相談) |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週4~5回 週3~5日の活動になります。 |
注目ポイント |
|
募集対象 |
・多様な高校生と継続的に関わる経験を積んでみたい方 |
募集人数 |
3名 |
特徴 |
募集詳細
あなたにとって、安心できる居場所ってどんな場所ですか?
私たち、認定NPO法人DxP(ディーピー)は
ふだん、通信制高校・定時制高校で多様な高校生と関わっています。
不登校やいじめ経験、経済的困窮、発達障害など、生きづらさを抱えている人や自分でお金を稼いでいたり、SNSのフォロワーが多かったり、突出した特技がある人など、高校生一人ひとりはとても多様です。私たちは、そんな高校生一人ひとりの個性を見つめながら、関わっています。
高校生ひとりひとりと関わる中で感じるのは、環境との相性や何らかの要因で、本来持っている自分を発揮できない状態の生徒は少なからずいるということ。生徒が抱えている困りごとを聞くにも、持っている能力や魅力を発揮するにも、まずは自己表現が出来る環境づくりが大切だと考えています。
校内居場所事業「いごこちかふぇ」は高校生と出会う場所です。

いごこちかふぇには、無料のご飯を食べに来る、雑談をしに来るなど、様々な生徒が訪れます。
困りごとがある生徒もいれば、ない生徒もいます。困りごとを認識している生徒も、まだ言葉にはできない生徒もいます。D×Pは、高校生ひとり一人言葉に耳を傾け、目の前の生徒を知ることを大切にしています。
また、食事の無償提供を行なったり、地域の大人を呼び、高校生が日常の中で進路や仕事について考える機会などもつくっています。食事提供企業を探したり、地域で活躍する人に協力依頼をしに行ったりと高校を拠点に高校生を支える地域のコミュニティづくりも行なっています。
認定NPO法人D×P(ディーピー)ってなにをやってるところ?
自分の未来に希望があると思えない
日本には、そんな状況に置かれている高校生がいます。
人とのつながりがつくれず、自分の未来に希望を持てないまま、社会へと出る10代がいます。通信制高校の卒業生の約40%が進学も就職も決まらないまま卒業し、定時制高校の1年生の約20%が中退している現状があります
D×Pが目指すのは、「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」。その若者がどんな事情を抱えていても、どんな環境に生まれても、明日も生きてみてもいいかな、まあ大丈夫かなと思えるような、自分の未来に希望がもてる社会構造を実現するために活動しています。
わたしたちは、「人とのつながり」がこの社会をいきてゆく土台となりセーフティーネットになると考えています。そこで、生きづらさを抱えた10代が多く集まる通信制・定時制高校で「人とのつながり」をつくる取り組みを行なっています。

募集要項
■居場所インターンの仕事
定時制高校内での居場所づくり事業(いごこちかふぇ)の運営および、人とのつながりをつくるプログラム(クレッシェンド)を主体的に企画、運営をする
※
高校生一人ひとりにあわせたイベントや施策の立案実施、プログラムでのファシリテーション、生徒一人ひとりの対応、ケース会議、プログラム作成に関わる会議運営、運営にかかる書類作成、社会人・大学生ボランティア対応、スクールソーシャルワーカーや関係者各所とのコミュニケーションを含みます。
まずはインターン募集説明会にご参加くださいませ。
インターン募集説明会
■日程
7月13日(土)10:30~12:00(京都烏丸にある『学び舎 傍楽』にて開催
7月13日(土)16:00~18:00(大阪天満橋の事務所にて開催)
または、個別で日程調整いたします♪(大阪天満橋の事務所にて)
■開始時期
6月〜随時(実施高校増でスタッフ人数が足りていません;;)
■場所
・学び舎 傍楽
京都府京都市中京区六角油小路町345−2
地下鉄「烏丸御池」駅下車。6番出口を出て、三条通りを西へ進み、油小路通りを六角通りまで南下。徒歩約10分
・D×P事務所
大阪市中央区天満橋京町1-27ファラン天満橋33号室
京阪線・大阪市営地下鉄 天満橋駅から徒歩3分
★ACTIVOからログインして応募するのはちょっとハードル高いな〜〜〜とおもう方は、
「NPO D×P」で検索して、高校生と関わるインターンになるのページにあるお申し込みフォームからご連絡くださいませ♪

定時制高校での行う居場所事業「いごこちかふぇ」では、イベントを企画することもあります。ネイルアートに興味があるという生徒の話をきき、ネイリストでもあるスタッフと一緒にネイルアートのイベントを開催しました。この写真は企画会議の様子です♪

職員やインターン生といった垣根はなく、それぞれが一番に高校生のことを考えて働いています。

D×Pの事業の全貌はこんな感じ。つながる場をつくる「クレッシェンド」と「いごこちかふぇ」で高校生と出会い、ひとりひとりに必要なプログラムや機会につなげていきます。高校生ひとりひとりの話に耳を傾け、関わってください。

今年から新しく3校で居場所事業が始まりました。ある学校では、クレッシェンドでスタッフと顔なじみの生徒が集まってきたり、トランプやボードゲームで盛り上がる1年生のグループがあったりと、初日からのべ20人弱の参加がありました。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
ひとりの高校生と話しているなかで、
クラスに馴染めなくて教室に行きづらいって話を聞いて。
「なんかできるかな…?」って、スタッフで考えてて。
その高校生にとって、趣味のあう友達が、
クラスだけでなく学校内にできるといいかなって。
それで、ネイルアートに興味のある子を集められないかな?とイベントを企画しました。
高校生のことを考えた時に『その場』だけではなく、
先生や周りの環境にも視点を向けなきゃいけないというのも強く感じるようになりました。
ある定時制高校では生徒と先生の距離が近くてびっくりして、先生と生徒の関係も大事だと思います。
出会う高校生には、D×Pとの関わり以外にも親や友達がいたり。
バイト先の人や、先生、いろんな関わりがある。
うちは、その生徒にとって、どんな人になれるかな?
D×Pはどんな存在になれるかな?って考えています。
気にかけてくれる人とか、教えてくれる人とかいろいろな大人の存在があるけど、
少なくとも、「あなたはそれでいいんだよ」っていえる存在になれるんじゃないかな?
D×Pは、そういう関わりをすごく考えている人たちばかりだと思うから。
でも、その生徒にとって必要な別の存在があるかもしれない。
だから、私たちは何になれるのかな?って視点を常に考えて関わりたいと思っています。
「教育というテーマに興味があったけど、
"学校の先生"という仕事に興味を持てなかったんです。
先生は子どもの変化を身近に感じられる
やりがいのある仕事だと思います。
ただ、いじめや貧困、虐待のなかで
教育を受ける機会すら奪われている子どもがいるなかで
教科教育(※国語や算数などの教科を教えること)
ではなくて、それ以外で子どもと関わることが
できる仕事ってないのかな、と考えていました。
最初は福祉に興味を持って、
そのうちスクールソーシャルワーカーという仕事を知り、
「子ども×教育×福祉」という、
今自分が興味あること全部に
関われる仕事がある!とわかりました。
D×P(ディーピー)は、
スクールソーシャルワーカーではないけれど、
まさにその「子ども×教育×福祉」をやっているNPOで。
ここで高校生ひとりひとりに関わる経験をしたいと思い、
D×Pのインターンをはじめました。」
このボランティアの雰囲気
D×Pは、職員が10名、インターン生が23名の小さな組織です。
平均年齢は27歳くらい。
熱くもなく、冷めてもいない、
一つの色に染めようとされないし、
染まろうともしないマイペースな雰囲気があります。
常にBGMが流れるオフィス。
ノンアルコールビールで昼間っから乾杯しだすひともいれば、
バランスボールではずみながら仕事をするひともいる。
もちろんただ自由なだけではなくて、
仕事のクオリティにはとことん
こだわるメンバーが多いと感じます。
特徴 | |
---|---|
雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:40%、女性:60% |
法人情報
代表者 |
今井紀明 |
---|---|
設立年 |
2010年 |
法人格 |
認定NPO法人 |
D×Pの法人活動理念
Ⅾ×P(ディーピー)のビジョン:「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」
人には、たくさんの可能性があります。
しかし、環境や周囲の人との関係性のなかで可能性が閉ざされ、
本来持っている自分を発揮できない10代に出会うことも多くありました。
そんな背景から、「自ら這い上がって立ち直れる」という意味でなく
「周囲の人の手を借りて、自分なりの一歩を踏み出せる」という意味をこめました。
子どもも大人も、豊かな人とのつながりを持っていて、
生きていくなかで嬉しいことも辛いこともありながらも、
「まあ、これからも大丈夫かも」と思えるような。
それが、"自分の未来に希望を持てる"ということだと思っています。
わたしたちは、若者がどんな境遇にあったとしても
自分の未来に希望を持てる社会の構造をつくります。
D×Pの法人活動内容
◾︎ユキサキチャット(オンライン事業)
不登校や高校中退、引きこもり状態、困窮などの困難を抱えた10代がLINEで相談することができる窓口です。本人の望む状態を聞きながら、一緒にひとりひとりに合ったつながりと仕事を考えていきます。
支出が収入を上回る「赤字」状態にあるなど支援が必要な場合、食糧支援や現金給付も実施しています。食糧や現金での支援とユキサキチャットでの継続した相談サポートを行ない、就労、福祉や医療などにつないでいきます。
◼︎ユースセンター(大阪・なんばでの事業)
居場所を求める若者が集まる、大阪ミナミの「グリ下(道頓堀のグリコ看板下)」から徒歩5分の場所で、ユースセンターを開所しています。ごはんを食べたり、ゆっくりしたり、仮眠をとったりと安全に過ごせる空間をつくっています。
繁華街にたどり着く若者はこれまで複数の大人との関わりで傷つき、福祉や医療などの既存の支援につながるハードルが高くなっています。しかし、本人だけではどうにもならない環境に置かれていることも多いです。
ユースセンターを開けていない日は、個別面談をしたり、医療機関や自治体の窓口に付き添う同行支援をして、本人の望む状態に進めるよう一緒に考えていきます。
ユースセンターが目指すのは「繁華街に新しいセーフティネットをつくる」こと。ユースセンターが中継地となって、世の中にある多様な社会的資源につながり、若者ひとりひとりが自分なりに生きていけるような環境をつくります。
■居場所事業(学校での事業)
学校のなかに、安心できる居心地の良い空間を学校のなかにつくります。
スタッフだけではなく、様々なバックグラウンドのあるボランティアや地域の方が訪れることもあり、
高校生が定期的に様々な人とつながることができる場です。スタッフは、日々の会話から困りごとを拾いサポートにつなげ、生徒が卒業した後も社会のなかに居場所がある状態を目指します。