NPO法人ニランジャナセワサンガ

活動理念

ニランジャナセワサンガは、北インド・ビハール州に暮らす子どもたちと村びとたちを支援する日本のNPO法人です。3つの学校・孤児院・無料診療所などをすべて無償で提供しています。

 これらの活動は、現地NGO「ニランジャナトラスト(Niranjana Public Welfare Trust)」によって運営されています。トラストは、当時18歳だったシッダルタ・クマルによって創設され、周辺の村々の子どもたちをあつめてニランジャナスクールから始まりました。自分が生まれ育った村の貧困解決のために、未来を担う子どもたちへの教育が何よりも必要だと考えました。

活動内容

【学校プロジェクト(ニランジャナスクール)】

1998年創設。ブッダガヤ周辺の17の村々から最貧困層の子どもたちを集め、13年間の教育を無償で提供しています。教育理念は『compassionand reality of life(思いやりをもって)、よりよい人生を歩むこと)』。3つの学校には約800名が勉強しています。

【孤児プロジェクト】

親がいなかったり、親に障害があったり、きょうだいが多くて育てられないなどの理由で、家庭で生活していくことが困難な男児25名が孤児院にて集団生活を送っています。

※周辺の村々には、今もなお100名以上の孤児がいます

【無料診療所】

週に3回、旧校舎にてボランティア医師が村びとを診察しています。患者は1日20~30人、多いときは100人以上。雨季に、川が増水して渡れないなど交通手段が限られ、来られない患者もいます。(初診料は14円、再診料は10円と設定しているが、特に貧しい患者からは受け取っていません)

【スジャータアシュラムプロジェクト】

裁縫技術を通した女性の自立支援を目的に、2008年スジャータ村とバサリ村でスタート。スジャータ村と合わせて、現在の生徒数約75名。針刺繍や足踏みミシンを使った製品の生産を行っています。

孤児院の一角で実施していましたが、2012年11月より、スジャータ村にセンターを設立し、スジャータアシュラムと題してより本格的に、裁縫教室、読み書きのできない女性のための識字教室、フェアトレード商品生産を行っています。

【インド植林プロジェクト】

荒れ地化、砂漠化が進む大地に水と緑と森を取り戻そうと、2012年に始まったのがこのプロジェクト。ゴンガリヤ村の7エーカーの土地に、1922本の植林と、有機農業もあわせて行うことによってアグロフォレストリーを実現しています。またマンゴー、プラム、ハーブ類など収入になる木々を育てることにより、将来的なトラストの自立運営の一助とすることを目標としています。

【奨学金プロジェクト】

ニランジャナスクールの卒業生を中心に、村の若者から高校・大学に進学する学生を応援するために、優秀な学生に学費の一部を支給しています。毎年平均10名~15名を支援しています。

【コンピュータ教室】

村の若者を対象に、職業訓練を目的として始まったプロジェクト。半年かけてコンピュータの成り立ちから基本的なソフトウェアの使い方、インターネットやメールのやり方を学びます。これまでに200名以上が受講しています。

取り組む社会課題:『自立支援』

ニランジャナセワサンガと一緒に社会課題の解決に取り組みませんか?

ボランティア/インターン募集

  

法人概要

団体名

NPO法人ニランジャナセワサンガ

法人格

NPO法人

HPのURL http://www.sewasanga.jp/
代表者

山本 純平

設立年

2003年

Twitterアカウント niranjana_sewa
FacebookページのURL https://www.facebook.com/niranjana.sewasanga

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