発達障害児支援 NPO団体結い花(Yuibana)
発達障害のある子どもたちに向けたアート系のワークショップは数多く存在しますが、「花束づくり」に特化した取り組みは、ほとんどありません。
そこで私たちは、お花にふれる楽しさや、花を通じた癒しの力をもっと多くの子どもたちに届けたいという思いから、「結い花」の活動を始めました。
花に親しみ、心を動かされる体験を重ねる中で、将来フローリストを目指したり、花束づくりを日々の楽しみとしてくれたりする子どもたちが増えてほしい。
そんな願いを込めて、ひとつひとつのレッスンを丁寧に届けています。
わたしたちは東京を拠点とする小さなNPO団体です。
主な活動は、無料花束づくりレッスンの運営、企画です。
花束づくりレッスンの詳細
対象: IDD(知的発達障害)/ASD(自閉スペクトラム症)/LD(学習障害)をお持ちの8〜12歳のお子さま
※療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の有無は問いません。
開催頻度: 月1回(基本的に第3週目土曜日午後3時から5時)
場所: 東京都内(主に世田谷区)のレンタルスペース
定員: 各回 5〜15名
参加費: 無料
※レッスンには児童指導員が付き添います。保護者の同伴は自由です。
レッスン内容
プロのフローリスト1〜2名が、子どもたちにフラワーアレンジメントの楽しさを丁寧にお伝えします。
毎回、異なるお花やテーマで、世界にひとつだけの花束を作成します。どんなお花に出会えるかは当日のお楽しみ!
使用するお花やラッピング材料はすべて結い花がご用意いたします。持ち物は不要です。
2025/06/03更新
- 発達障害のある子どもたちは、感覚の過敏さやコミュニケーションの難しさなど、個々に異なる特性を抱えている
- 彼らの個性や可能性を活かすための支援は、地域や分野によってまだ十分に整っていない
- 芸術活動の中でも「花」に特化した表現や体験の機会はほとんど存在しない
- 多くの子どもたちが、花を通じた楽しさや癒しの力にふれる機会を得られていないのが現状
2025/06/03更新
2025/06/03更新
結い花では、花とふれあうことを通じて、感覚的な心地よさや達成感を感じられるような「花束づくり」のワークショップを提供しています。決まった形に縛られず、自分の感じたままに花を選び、束ねるというプロセスは、発達障害のある子どもたちにとって、自信や表現の自由を育む大切な体験となります。今後も、子どもたち一人ひとりの個性を尊重し、安心して参加できる場を丁寧に広げていくことで、支援の新たなかたちを社会に提案していきたいと考えています。
団体名 |
発達障害児支援 NPO団体結い花(Yuibana) |
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法人格 |
学生団体 |
HPのURL | https://yuibana-art.com |
代表者 |
松柳佳奈 |