NPO法人日本インクルーシブ教育研究所
私たちは、差別のない社会の実現を目指し、日本でのインクルーシブ教育の推進に情熱を注いでいます。2013年に当団体を立ち上げた当時、インクルーシブ教育はまだほとんど認知されていませんでした。そこで私たちは、発達障害を持つ子どもたちを支えるための専門的な学習支援員の育成に力を入れてきました。2022年には国連からの勧告を受け、日本国内でもインクルーシブ教育の重要性が徐々に認識されるようになりました。インクルーシブ教育は、すべての子どもたちが教育を受ける権利を確実にするため、教育システムそのものの改革を求めています。
インクルーシブ教育の究極の目標は、誰もが平等に価値を持ち、一人ひとりが尊重される社会の実現です。私たちは、この理念に基づき、誰一人として取り残されることのない社会の構築を目指しています。
さて、なぜ私たちは農業とインクルーシブ教育を結びつけるのでしょうか。これには深い意味があります。農業では、農薬を使って虫を排除する方法がしばしば見られますが、それは環境に負の循環をもたらします。一方で、虫も動物も人間も共存する方法を模索することで、より健全なバランスを保つことができます。この考え方は、多様な個性が集う社会においても同じです。異なる能力や特性を持つ人々が共に学び、共に生きることで、真に豊かな社会が築かれます。
私たちは、地球と共に、そして全ての生命と共に、持続可能な未来を目指して活動を進めています。
・インクルーシブ教育を学ぶ「多様な発想支援士養成講座」オンデマンド
・自閉スペクトラム症の子ども達の特性理解と伝え方を学ぶ「ソーシャルライティング講座」オンラインライブ
・インクルーシブな教育や社会についてのSNS発信
・インクルーシブな農業プロジェクト(事業化に向けて試験的実施中)
・途上国と先進国から学ぶインクルーシブな社会や教育スタディツアー(準備中)
・インクルーシブ教育シンポジウムや講演会を広島で開催予定(準備中)
・インクルーシブな学校づくり(準備中)
私たちの「ともに学び、ともに生きる」インクルーシブ教育をすすめる活動を寄付で応援いただけますと、日本の教育に違いをつくることができます。発信力も上がります。https://www.jiei.org/supporter/
オンラインでの広報活動や、広島市内や東広島市内での講演会やシンポジウムなどの現地スタッフをしていただける方は下記のリンクからご応募よろしくお願いいたします。https://www.jiei.org/volunteer/
2011年03月
差別のない社会をつくるために誰もが違うということを前提としたインクルーシブ教育をすすめるために、まずは見て分かりにくい発達障害について伝える活動を始めました。
2013年09月
障害があるかないかで分けて教育することの弊害を伝え、インクルーシブ教育の必要性を伝えていくためにNPO法人日本インクルーシブ教育研究所を設立しました。まずは、教室の末端でさりげなくナチュラルに発達障害のある子どもをサポートできる専門性のある学習・発達支援員を養成してきました。
2023年04月
インクルーシブ教育を学ぶ多様な発想支援士養成講座をオンデマンドで開始しました。
2024年04月
東広島の里山で農業を通してインクルーシブ教育を探究する活動の準備を始めました。まずは、多様な人々が互いの違いを理解して相互承認のある地域づくりをめざすために里山での暮らし体験からスタートです。
団体名 |
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所 |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | https://www.jiei.org |
代表者 |
中谷 美佐子 |
設立年 |
2013年 |
Twitterアカウント | @inclusive_npo |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/inclusive.education.jp/ |
職員数 |
10 |