特定非営利活動法人ぐるったネットワーク大町
ぐるったとは、この地域の方言で「周辺」や「まわり」という意味です。信濃大町や北アルプス地域の豊かな自然や歴史を紹介する体験ツアーやイベント等を企画して交流人口を増やし、地域に暮らす人々が胸を張って「私のふるさとは大町」と言えるようなまちづくりの活動をしています。
・子どもの学びと体験、居場所づくり
・自転車イベントのエイドで地元食のおもてなし
・北アルプス国際芸術祭で公式レストランの運営
・里山「わっぱらんど」の保全・整備
・自然や歴史、地元資源のプロデュース、出版・デザイン
2024/03/26更新
大町市の最大の課題は、人口減少により商店や病院、公共交通機関などの維持が困難になってきていることである。2014年に県内の市では唯一「消滅可能性都市」となり、働く場が少ないことから若年層が流出しており、自然環境・農村環境の荒廃や地域文化の消滅が心配されている。
また、年間降雪量は2001~05年平均の692㎝から2016~20年は219㎝と大幅に減少し、スキー観光は打撃を受け、寒さを活かした野沢菜漬けなどの保存食がうまく作れなかったり、北アルプスのライチョウの生息数の減少も心配されている。
2024/03/26更新
1)人口減少:出生数の減少に加え、働く場が少ないことから若年層が流出しており、さらにコロナ禍で打撃を受けた観光業が復帰しきれていない。
2)地球温暖化:地球規模の気候変動
2023/04/12更新
1)地元の子どもたちに地域資源を活かした学びと体験の機会を提供し、社会全体で子どもたちの成長を支え、この先地元を離れることがあっても「いつかは戻りたい」という動機の一つになるようにする。
2)都会の子どもにも教育旅行やリアルな体験の機会を提供し、自然環境のすばらしさと同時に、この地域の課題や自分とのつながりを知る機会をつくる。
3)大人については、地域に暮らす人々や事業者とつながりながら、北アルプス地域の豊かな自然や歴史を紹介するツアーやイベント等で「信濃大町ファン」を増やし、地元経済が循環するようにする。
2007年
大町市平上原のわっぱらんどや大町温泉郷の周辺で活動。
2010年
自転車イベントのエイド運営で、地元食でおもてなしすることをスタート。以後、毎年エイドを運営を担当(2020、21はコロナにより中止)。
2010年12月
大町温泉郷だけに留まらず広く市内全体の中で活動していく事を目指し、NPO法人として新たにスタート。
2012年
自転車イベントのエイド運営で、地元食でおもてなしすることをスタート。以後、毎年実行委員会としてエイド運営を担当(2020はコロナにより中止)。
2014年08月
北川フラム氏をアドバイザーに、北アルプスの豊穣、清冽な湧水を讃える芸術祭を開催。その事務局を担った。
2016年
市内4校の中学校による地域学習を3年間にわたってサポート。その後も学校との連携は続いている。
2017年06月
地元のお母さんたちとYAMANBAガールズを結成し、芸術祭のアートの一部門として郷土料理と民話で来訪者をもてなす食のパフォーマンス「おこひるの記憶」をプロデュースした。
2019年
北アルプス地域子ども応援プラットフォームの一つとして、子どもの居場所づくりに着手。その後、子どもの学びや体験にも広げ、地域の特性や資源を活かしたリアルな体験の機会を提供。
2021年09月
郷土料理研究家監修のもと、町の飲食店などが新たにアレンジした特別なお弁当と、地域の女衆が郷土の歴史や食文化の語りなどのパフォーマンスでお客様をおもてなしした。
団体名 |
特定非営利活動法人ぐるったネットワーク大町 |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | https://www.grutta.net |
代表者 |
佐藤 悟 |
設立年 |
2010年 |
Twitterアカウント | @GruttaNetwork |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/gruttaomachi/ |