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更新日:2025/05/16

憩いの水辺&里山「わっぱらんど」をみんなで整備しよう!

特定非営利活動法人ぐるったネットワーク大町
  • 活動場所

    長野 大町市[わっぱらんど]

  • 必要経費

    無料

  • 募集対象

    社会人 / 大学生・専門学生 / 高校生 / 小中学生 / シニア

  • 活動日

    2025年6月8日(日)

基本情報

水辺の公園「わっぱらんど」。この農業用の温水路の周辺を、みんなで遊べる場所にしようと、1999年から市民ボランティアで整備やイベントをしてきました。今年は25周年にあたり、ボランティアを大募集します。

活動テーマ
活動場所
必要経費

無料

活動日
  • 2025年6月8日(日)

活動は9:00~12:00で、終了後に伝統的な釜「ぬかくど」で炊いたご飯と軽食が出ます。
7/20にはわっぱらんどの夏祭りを開催予定です。

注目ポイント
  • わっぱらんどは、真夏でも北アルプスの雪どけ水が流れ、涼しい憩いの場として人気です。
  • 浅くて広い水面がまがりくねり、ゆっくり水を流すことで、田んぼに流す水を温めています。
  • 小さな子どもや犬などが安心して遊べる見晴らしのよい水辺で、ツリーハウスもあります。
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生
  • 高校生
  • 小中学生
  • シニア
  • 年齢・技術を問いません。それぞれができることを持ち寄って、里山整備をします。

    一緒に活動する人の年齢層について

    • 世代を超えた参加歓迎
    • シニア歓迎

    現在は50代~シニア層が多いですが、若い人の参加も大歓迎です。

    募集人数

    10名

    特徴

    募集詳細

    水辺の公園わっぱらんど。「ぬるめ」と言われる農業用温水路の周りは、かつては木が生い茂り荒れていた場所でした。そこをみんなで遊べる場所にしようと、1999年から約80人の市民が集まって整備計画を立て、公園として再生。

    その後も「自分たちのまちは自分たちでつくる」を合言葉に、市民がボランティアで整備をしたりイベントをしたりしてきました。6年前には地元の中学生も参加して木道橋を架け替えました。


    活動開始から26年が経ち、ボランティアの世代交代の時期が来ています。昨年からは新たなボランティアを募って、老朽化したあずまやのテーブルを地元のヒノキ材で貼り直して、ベンチも新たに6台作りました。
    今年は6年ぶりに木道橋とデッキに防腐剤を塗る作業を行います。ぜひ皆様のお力をお貸しください!市民の力で憩いの水辺を作っていきましょう。(小雨決行。雨予報で中止の場合は前日18時までにメールで連絡します。)

    作業内容と持ち物

    1.木道橋とデッキの塗装
    6年ぶりに防腐剤を塗ります。塗料と軍手、簡易レインコートはこちらで準備します。汚れてもよい服装でご参加ください。

    2.草刈り
    草刈り機を持ってこられる人はお願いします。ない人は熊手で草を集めます。

    3.ぬかくどご飯づくり
    この地域の伝統的な釜「ぬかくど」でもみ殻を入れてご飯を炊きます。美味しいネギ味噌ご飯でいただきましょう。


    体験談・雰囲気

    特徴

    法人情報

    特定非営利活動法人ぐるったネットワーク大町

    “信濃大町で活動する人々をつなぎ、北アルプス山麓の自然や歴史、食文化の素晴らしさを発信”
    代表者

    佐藤 悟

    設立年

    2010年

    法人格

    NPO法人

    ぐるったネットワーク大町の法人活動理念

    ぐるったとは、この地域の方言で「周辺」や「まわり」という意味です。

    地域の資源とつながりを活かして、豊かな未来をデザインする、まちづくりのプラットフォームを目指します。


    ●本物に触れる、五感を使う、人と出会う… リアルな体験を大切にします

    ●好奇心 探究心 チャレンジ精神… 主体的な挑戦を応援します

    ●学校×地域 行政×市民 都市×地方… つながる場をつくります

    ぐるったネットワーク大町の法人活動内容

    ・子どもの学びと体験、居場所づくり
    ・自転車イベントのエイドで地元食のおもてなし
    ・北アルプス国際芸術祭で公式レストランの運営

    ・里山の水辺公園「わっぱらんど」の保全・整備

    ・自然や歴史、地元資源のプロデュース、出版・デザイン

    取り組む社会課題:『保健・医療・福祉/社会教育/まちづくり/観光/農山漁村・中山間地域/学術・文化・芸術・スポーツ/環境の保全/地域安全/子どもの健全育成/情報化社会/経済活動の活性化/職業能力・雇用機会/連絡・助言・援助』

    「保健・医療・福祉/社会教育/まちづくり/観光/農山漁村・中山間地域/学術・文化・芸術・スポーツ/環境の保全/地域安全/子どもの健全育成/情報化社会/経済活動の活性化/職業能力・雇用機会/連絡・助言・援助」の問題の現状  2025/05/16更新

    【人口減少による自然・農村環境の荒廃】
    大町市では、人口減少と高齢化が深刻化しています。出生率の低下に加え、働き口が限られていることから若年層の流出が進み、商店や病院、公共交通機関の維持が困難になっています。2024年の統計によると長野県内19市の中で人口減少率が2番目に高く、「消滅可能性自治体」に分類されています。2006年には32,348人だった人口が、2023年には25,881人まで減少。高齢化率も27.7%から38.9%へと急上昇しています。

    また大町市は、信濃川の源流にあたる町であり、市域の87%を北アルプス山麓の広大な水源森が占めています。また、里山や農地には昔ながらの暮らしの知恵が息づいています。しかしながら、地域活動の縮小により自然環境・農村環境の保全や知恵の継承が困難になりつつあります。

    「保健・医療・福祉/社会教育/まちづくり/観光/農山漁村・中山間地域/学術・文化・芸術・スポーツ/環境の保全/地域安全/子どもの健全育成/情報化社会/経済活動の活性化/職業能力・雇用機会/連絡・助言・援助」の問題が発生する原因や抱える課題  2025/05/16更新

    【気候変動による環境変化への対応】
    大町市の年間降雪量は、1990年代の10年間の平均が415㎝でしたが、直近10年間の平均は319㎝(気象庁データより)に減少しています。それにより、30年前には見られなかったシカが急増し、農林業への被害が拡大。さらに、ライチョウの生息環境にも深刻な影響を及ぼしています。

    地球温暖化は、スキー観光への打撃にとどまらず、凍り餅や野沢菜漬けといった寒冷地ならではの伝統保存食の製造や農事暦にも影響を及ぼしています。これらの環境変化への適応策が、今後ますます求められる状況となっています。

    「保健・医療・福祉/社会教育/まちづくり/観光/農山漁村・中山間地域/学術・文化・芸術・スポーツ/環境の保全/地域安全/子どもの健全育成/情報化社会/経済活動の活性化/職業能力・雇用機会/連絡・助言・援助」の問題の解決策  2025/05/16更新

    大町市は2020年にSDGs未来都市に指定されました。しかし、SDGsやESDの理念が十分に浸透しておらず、持続可能な未来に向けた本質的かつ実効性のある施策や、市民による自主的な取り組みは限られています。そこで、地域の未来を「自分ゴト」として捉え、積極的に関わる担い手を育成することが求められています。


    1)地元の子どもたちに地域資源を活かした学びと体験の機会を提供し、社会全体で子どもたちの成長を支え、この先地元を離れることがあっても「いつかは戻りたい」という動機の一つになるようにする。
    2)都会の子どもにも教育旅行やリアルな体験の機会を提供し、自然環境のすばらしさと同時に、この地域の課題や自分とのつながりを知る機会をつくる。
    3)高校生・大学生・大人については、ボランティアスタッフの枠を準備し、地域に暮らす人々や事業者とつながりながら、「自分たちのまちは自分たちでつくる」活動の担い手としての育成にも力を入れる。

    活動実績

    2007年
    前身団体「大町温泉郷 ぐるったネットワーク」設立

    2007年

    大町市平上原のわっぱらんどや大町温泉郷の周辺で、市民活動のネットワークとして始動。協働でホタルの里の保全や野沢菜漬けのイベントなどを始める。

    2010年
    「アルプスあづみのセンチュリーライド」のエイドを担当

    2010年

    自転車イベントのエイド運営で、地元食でおもてなしすることをスタート。以後、毎年エイドを運営を担当(2020、21はコロナにより中止)。

    「NPO法人 ぐるったネットワーク大町」を設立

    2010年12月

    大町温泉郷だけに留まらず、広く市内全体の中で活動していく事を目指し、NPO法人として新たにスタート。

    2012年
    「北アルプス山麓グランフォンド」のエイドを担当

    2012年

    自転車イベントのエイド運営で、地元食でおもてなしすることをスタート。以後、毎年実行委員会としてエイド運営を担当(2020はコロナにより中止、2025年は体制見直しのため中止)。

    2014年
    「信濃大町 食とアートの廻廊」開催

    2014年08月

    北川フラム氏をアドバイザーに、北アルプスの豊穣、清冽な湧水を讃える芸術祭を開催。その事務局を担った。

    2016年
    「大町の未来をつくる」市内中学校の総合的学習の支援

    2016年

    市内4校の中学校による地域学習を3年間にわたってサポート。その後も学校との連携は続いている。

    2017年
    「北アルプス国際芸術祭2017」で公式レストランを運営

    2017年06月

    地元のお母さんたちと「YAMANBAガールズ」を結成し、芸術祭のアートの一部門として郷土料理と民話で来訪者をもてなす食のパフォーマンス「おこひるの記憶」をプロデュースした。

    2019年
    子ども事業を開始

    2019年

    北アルプス地域子ども応援プラットフォームの一つとして、子どもの居場所づくりに着手。その後、子どもの学びや体験にも広げ、地域の特性や資源を活かしたリアルな体験の機会を提供。

    2021年
    「北アルプス国際芸術祭2020-2021」で公式レストランを運営

    2021年09月

    郷土料理研究家の監修のもと、町の飲食店などが新たにアレンジした特別なお弁当と、地域の女衆が郷土の歴史や食文化の語りなどのパフォーマンスでお客様をおもてなしした。

    2024年
    「北アルプス国際芸術祭2024」で公式レストラン&カフェを運営

    2024年09月

    大町市出身の郷土料理研究家、横山タカ子さんの監修で、旬の地元食材を使い、大町市の食文化や風土を表す郷土料理を提供。民話の語りなどのパフォーマンスでお客様をおもてなしした。カフェでは軽食の他、この地域ならではの食品や木工品などを物販。

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