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更新日:2025/05/16
「夏休み宿題かたづけ隊」子どもたちの学習支援ボランティア募集!
特定非営利活動法人ぐるったネットワーク大町基本情報
夏休みの小中学生の宿題の自習室です。一緒に勉強を見たり、ボードゲームをしたり。お兄さん、お姉さんとして子どもたちに寄り添っていただけると助かります。
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
子どもたちが作る昼食と、おやつが出ます。 |
活動日 |
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注目ポイント |
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募集対象 |
学生限定です。 一緒に活動する人の年齢層について
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募集人数 |
10名 |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
長期休みの子どもの居場所は、この地域では高いニーズがあります。宿題や課題を一緒にやったり、学校も年齢も違う子どもたちが楽しく過ごせるよう、ロールモデルともなる高校生や大学生のお兄さんお姉さんに支援していただきたく、募集しました。
今年も宿題を中心に、ポスター・食育・SDGs・ボードゲームなどの時間を予定しています。(ぐるったネットワークのサイトから過去のレポートも参考にしてください。)
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
毎年、高校生が参加して、ボードゲームのゲームマスターとして子どもたちに大人気。大人たちは、夏休み帳のヒントを出したり、気が散りがちな子どもの集中を促したり、自由時間は図書コーナーの本を勧めたりしました。
ボランティアは「勉強を教える」だけでなく、一人で参加している子どもに寄り添ったり、異年齢で遊ぶ子どもたちの進行役となったり、それぞれが有意義な時間を過ごせるような場づくりをしています。
このボランティアの雰囲気
午前中はちょっと緊張気味で机に向かっている子どもたちですが、午後は慣れてきたり、勉強に飽きたり、ゲームにはしゃぐ子どもたちが出てくる一方、勉強に集中したい子もいます。ぞれぞれやりたいことに没頭できるよう、時間を区切ったり、広い会議室と小さな会議室に分けて対応しています。
特徴 | |
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男女比 |
男性:40%、女性:60% |
法人情報
代表者 |
佐藤 悟 |
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設立年 |
2010年 |
法人格 |
NPO法人 |
ぐるったネットワーク大町の法人活動理念
ぐるったとは、この地域の方言で「周辺」や「まわり」という意味です。
地域の資源とつながりを活かして、豊かな未来をデザインする、まちづくりのプラットフォームを目指します。
●本物に触れる、五感を使う、人と出会う… リアルな体験を大切にします
●好奇心 探究心 チャレンジ精神… 主体的な挑戦を応援します
●学校×地域 行政×市民 都市×地方… つながる場をつくります
ぐるったネットワーク大町の法人活動内容
・子どもの学びと体験、居場所づくり
・自転車イベントのエイドで地元食のおもてなし
・北アルプス国際芸術祭で公式レストランの運営
・里山の水辺公園「わっぱらんど」の保全・整備
・自然や歴史、地元資源のプロデュース、出版・デザイン
取り組む社会課題:『保健・医療・福祉/社会教育/まちづくり/観光/農山漁村・中山間地域/学術・文化・芸術・スポーツ/環境の保全/地域安全/子どもの健全育成/情報化社会/経済活動の活性化/職業能力・雇用機会/連絡・助言・援助』
「保健・医療・福祉/社会教育/まちづくり/観光/農山漁村・中山間地域/学術・文化・芸術・スポーツ/環境の保全/地域安全/子どもの健全育成/情報化社会/経済活動の活性化/職業能力・雇用機会/連絡・助言・援助」の問題の現状
【人口減少による自然・農村環境の荒廃】
大町市では、人口減少と高齢化が深刻化しています。出生率の低下に加え、働き口が限られていることから若年層の流出が進み、商店や病院、公共交通機関の維持が困難になっています。2024年の統計によると長野県内19市の中で人口減少率が2番目に高く、「消滅可能性自治体」に分類されています。2006年には32,348人だった人口が、2023年には25,881人まで減少。高齢化率も27.7%から38.9%へと急上昇しています。
また大町市は、信濃川の源流にあたる町であり、市域の87%を北アルプス山麓の広大な水源森が占めています。また、里山や農地には昔ながらの暮らしの知恵が息づいています。しかしながら、地域活動の縮小により自然環境・農村環境の保全や知恵の継承が困難になりつつあります。
「保健・医療・福祉/社会教育/まちづくり/観光/農山漁村・中山間地域/学術・文化・芸術・スポーツ/環境の保全/地域安全/子どもの健全育成/情報化社会/経済活動の活性化/職業能力・雇用機会/連絡・助言・援助」の問題が発生する原因や抱える課題
【気候変動による環境変化への対応】
大町市の年間降雪量は、1990年代の10年間の平均が415㎝でしたが、直近10年間の平均は319㎝(気象庁データより)に減少しています。それにより、30年前には見られなかったシカが急増し、農林業への被害が拡大。さらに、ライチョウの生息環境にも深刻な影響を及ぼしています。
地球温暖化は、スキー観光への打撃にとどまらず、凍り餅や野沢菜漬けといった寒冷地ならではの伝統保存食の製造や農事暦にも影響を及ぼしています。これらの環境変化への適応策が、今後ますます求められる状況となっています。
「保健・医療・福祉/社会教育/まちづくり/観光/農山漁村・中山間地域/学術・文化・芸術・スポーツ/環境の保全/地域安全/子どもの健全育成/情報化社会/経済活動の活性化/職業能力・雇用機会/連絡・助言・援助」の問題の解決策
大町市は2020年にSDGs未来都市に指定されました。しかし、SDGsやESDの理念が十分に浸透しておらず、持続可能な未来に向けた本質的かつ実効性のある施策や、市民による自主的な取り組みは限られています。そこで、地域の未来を「自分ゴト」として捉え、積極的に関わる担い手を育成することが求められています。
1)地元の子どもたちに地域資源を活かした学びと体験の機会を提供し、社会全体で子どもたちの成長を支え、この先地元を離れることがあっても「いつかは戻りたい」という動機の一つになるようにする。
2)都会の子どもにも教育旅行やリアルな体験の機会を提供し、自然環境のすばらしさと同時に、この地域の課題や自分とのつながりを知る機会をつくる。
3)高校生・大学生・大人については、ボランティアスタッフの枠を準備し、地域に暮らす人々や事業者とつながりながら、「自分たちのまちは自分たちでつくる」活動の担い手としての育成にも力を入れる。
活動実績
前身団体「大町温泉郷 ぐるったネットワーク」設立
2007年
大町市平上原のわっぱらんどや大町温泉郷の周辺で、市民活動のネットワークとして始動。協働でホタルの里の保全や野沢菜漬けのイベントなどを始める。
「アルプスあづみのセンチュリーライド」のエイドを担当
2010年
自転車イベントのエイド運営で、地元食でおもてなしすることをスタート。以後、毎年エイドを運営を担当(2020、21はコロナにより中止)。
「NPO法人 ぐるったネットワーク大町」を設立
2010年12月
大町温泉郷だけに留まらず、広く市内全体の中で活動していく事を目指し、NPO法人として新たにスタート。
「北アルプス山麓グランフォンド」のエイドを担当
2012年
自転車イベントのエイド運営で、地元食でおもてなしすることをスタート。以後、毎年実行委員会としてエイド運営を担当(2020はコロナにより中止、2025年は体制見直しのため中止)。
「信濃大町 食とアートの廻廊」開催
2014年08月
北川フラム氏をアドバイザーに、北アルプスの豊穣、清冽な湧水を讃える芸術祭を開催。その事務局を担った。
「大町の未来をつくる」市内中学校の総合的学習の支援
2016年
市内4校の中学校による地域学習を3年間にわたってサポート。その後も学校との連携は続いている。
「北アルプス国際芸術祭2017」で公式レストランを運営
2017年06月
地元のお母さんたちと「YAMANBAガールズ」を結成し、芸術祭のアートの一部門として郷土料理と民話で来訪者をもてなす食のパフォーマンス「おこひるの記憶」をプロデュースした。
子ども事業を開始
2019年
北アルプス地域子ども応援プラットフォームの一つとして、子どもの居場所づくりに着手。その後、子どもの学びや体験にも広げ、地域の特性や資源を活かしたリアルな体験の機会を提供。
「北アルプス国際芸術祭2020-2021」で公式レストランを運営
2021年09月
郷土料理研究家の監修のもと、町の飲食店などが新たにアレンジした特別なお弁当と、地域の女衆が郷土の歴史や食文化の語りなどのパフォーマンスでお客様をおもてなしした。
「北アルプス国際芸術祭2024」で公式レストラン&カフェを運営
2024年09月
大町市出身の郷土料理研究家、横山タカ子さんの監修で、旬の地元食材を使い、大町市の食文化や風土を表す郷土料理を提供。民話の語りなどのパフォーマンスでお客様をおもてなしした。カフェでは軽食の他、この地域ならではの食品や木工品などを物販。