特定非営利活動法人うしく里山の会
特定非営利活動法人「うしく里山の会」は、牛久市から指定管理を受けた「牛久自然観察の森」を受託し、フクロウやオオタカの生息する森を保全するとともに、市民の方が緑と親しむことができるよう季節行事や総合学習の受け入れなどを行っています。
牛久ならびにその周辺地域を主な対象として「自然と人が調和した美しい環境を保全し、未来に引き継ぐ」ために、地域住民主体の環境改善活動・支援に関する事業を基本とし、豊かな里山の環境づくりに貢献すべく活動しています。(定款第3条目的)
牛久自然観察の森指定管理者
環境庁の補助事業「身近な自然活用地域整備事業」を活用し、牛久市が設立した約21haの森を指定管理者として受託しています。受託期間は一期を5年とし、今年で三期目に入っています。
トノサマバッタが生息する「バッタ野原」の管理やメダカの泳ぐビオトープの管理など生きものの集まる森づくりを行うとともに、身近な自然環境の中で昆虫,野鳥等の小動物及び植物との触れあい,これらの観察を通して自然への理解を深め,自然保護思想の普及及び向上を図るため,市民のみなさまに有効に利用していただける施設の管理運営を目的としています。
里山保全ボランティア(みどりの保全区エコアップ作戦)
観察の森に隣接する牛久市指定の「保全区」の保全活動を行っています。鳥獣保護区にも指定されている雑木林では、キンランやギンラン、ミヤマウズラといった希少植物も自生しています。平成16年から活動を始め、来年で20年。各事業の垣根を越え多くの事業で関わりのある結束町の森林環境保全に貢献することを目的に活動を続けています。
自然観察出前講座
長年、ホタルの保全活動も行っていた自生地で、地元自治体と共同で観察会を行っています。
また、保育園や学校から依頼があれば教育機関に出向き講義を行うこともあります。
雑木林応援隊・畑隊
観察の森の一部を整備,畑の利用,近隣の荒廃林の保全整備を通して,里山の利用方法や技術の習得,多様性植物の復活,公開講座による啓蒙活動,在来作物種の継続栽培などを目的としています。
雑木や竹の炭焼き、ツル籠作り、染め物など里山に伝わる自然を活用した活動に多くの市民が集います。
里山植物リサーチ事業
牛久市城中地域に残された希少な植物群落を調査し、記録を残すとともに市民の方が知るきっかけを提供していきます。過去には樹木ハンドブックや外来植物ハンドブックなどを作成。巨木や緑地公園を巡るガイド活動なども行ってきました。また、まとめた記録は地元の図書館や中学校でも閲覧できるよう情報提供も行ってきました。
2022/02/09更新
身近に自然体験できる場所が減ってきている中で、自然体験を通じ自然の素晴らしさや生きものとのふれあいを通じて、自然をより身近に感じ大切にする心を育む
2003年04月01日
本会の前身は,牛久自然観察の森の効果的な運営を目指すため,平成13年4月に設立されたボランティア有志による「牛久自然観察の森友の会準備会(平成14年4月~友の会設立協議会)」となります。
その後,牛久自然観察の森を活動の拠点として、牛久市内の美しい里山を保全し未来に引き継ぐ活動を目指す市民団体を作ろうと,平成14年11月「うしく里山の会設立準備会」を立ち上げ、平成15年4月に市民団体「うしく里山の会」を設立しました。
平成16年9月には,活動の幅を広げるため,NPO法人格を取得しています。
平成18年度からは、牛久自然観察の森の指定管理者として施設の管理・運営に携わっています。
団体名 |
特定非営利活動法人うしく里山の会 |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | http://ushiku-satoyama.org |
代表者 |
齋藤孝 |
設立年 |
2003年 |
Twitterアカウント | @ushikushizen |