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森のレンジャーになってネイチャーガイド&生きものの暮らす森づくりをしてみませんか
特定非営利活動法人うしく里山の会この募集の受入法人「特定非営利活動法人うしく里山の会」をフォローして、
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基本情報
~牛久自然観察の森レンジャー募集のお知らせ~
募集対象 |
契約職員 |
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活動テーマ | |
勤務場所 | |
待遇 |
試用期間当初3ヶ月は190,000円(社会経験3年以上の方は220,000円) |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週4~5回 |
注目ポイント |
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募集人数 |
1名 |
職種 | |
祝い金 | 3,000円 祝い金とは? |
特徴 |
募集詳細
森のレンジャーになってネイチャーガイド&生きものの暮らす森づくりをしてみませんか?
体験談・雰囲気
この求人の体験談
牛久自然観察の森は、環境庁(当時)の『身近な自然活用地域整備事業』によって1984年から整備された全国10か所の自然観察の森のひとつです。(他には横浜、仙台、姫路、桐生、豊田、栗東など)
開園は1990年。面積は21ヘクタールあり、森の中にはかつて燃料を得るために利用された雑木林や、用材林として植えられたスギ・ヒノキ林、多くの生き物が集まるように時間をかけて整備された池・小川があり、現在ではフクロウやタヌキ、カブトムシやオニヤンマといった生き物が暮らす豊かな生態系を有しています。(茨城県の鳥獣保護区にも指定されています)
開園から35年目を迎える施設の拠点は「ネイチャーセンター」と呼ばれる大型の観察施設で、レンジャー(自然管理員)が常駐して年間5万人ほどの来園者への解説活動や環境保全作業を行っています。このレンジャー業務には2本の柱があり、一つは豊かな森林生態系の環境保全活動、具体的には林床の整備(下草刈りや剪定)、野生動物の保全(生息環境づくり)であり、もう一つが来園者への「ネイチャーガイド(自然案内)」「木育体験」「アクアリウム体験」の場の提供といった環境啓発活動です。
牛久自然観察の森は、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals/略称SDGs)の17の国際目標の一つ「15:陸の豊かさも守ろう,5:自然の生息地がおとろえることを抑え、生物の多様性が損なわれないようにする」を牛久市が実践する場にもなっており、市民ボランティアによる保全林の整備作業支援や、小学生への学習ガイドなど、年間を通じてレンジャーの担う役割は重要なものとなっています。
牛久市を代表するネイチャーサンクチュアリとして34年間守られてきた貴重な自然の中で、四季折々、動植物の知識を身に付けながらその暮らしを守る作業を行い、主に土日には自然解説を行うネイチャーガイドとしてコミュニケーションスキルを磨いていくという仕事のサイクルは、とてもやりがいがあると同時に、市営施設の運営に携わるという面では公共心と責任感が常に必要な仕事でもあります。
今回のレンジャー募集では、そんな牛久自然観察の森での勤務を通じて、地域の環境保全・啓発活動に貢献したい、もっと自然に詳しくなりたいという意欲の高い方のチャレンジをお待ちしています。仕事は8:30から17:15までと規則正しいものですが、体力があって朝早起きが出来る方が対象です。また、自分で物事を考えたり、計画を立てて実行するのが好きなタイプの方が向いていると思います。
雇用期間は6か月・1年・1年半・2年の中から選ぶことが出来ますので、自身のスキルアップだけでなく留学や転職等ステップアップを見据えてのチャレンジも大歓迎です。新卒やこれまで同様の現場での経験がない方も、この機会にぜひご応募ください。皆様の来園・応募をお待ちしています!
この求人の雰囲気
【森のレンジャーになってからの ~スキルアップ研修~】
採用後は、解説技術向上のための各種スキルアップ研修を実施しています。来園者に生態系のことを紹介しながら実践的に技術を習得していきます。
【先輩職員と学ぶ知識と技術】
① 自然解説(ガイド)のスキル
小さなお子さんや小学生向けのガイドに必要な知識を習得。
園路沿いの自然研修を先輩職員と実地で行います。野鳥や昆虫等、季節の生き物を学習します。
② アクアリウムの管理スキル
里山に暮らす魚類や爬虫類の飼育方法を学びたい方には野外の採集
から水槽の立ち上げ・日々の管理まで学ぶことが出来ます。
テラリウム作成の最新技法も!
③ 生きものの暮らす森づくりのスキル
野外での環境整備作業を通じて、フクロウが暮らす森づくりを通年サイクルで学習できます。具体的には雑
木林の下草刈りや落ち葉かき、「バッタの原」での昆虫を育む草原管理などを実地で学ぶことが出来ます。
オタマジャクシやカエルの集まるビオトープの管理は来園者との触れ合いも多く楽しい作業です。
「やってみたい!」という熱意のある方には、園内の管理エリアを一部お任せして、昆虫や野鳥を呼び戻す再生作業を担ってもらう事も出来ます。
特徴 | |
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男女比 |
男性:40%、女性:60% |
法人情報
代表者 |
齋藤孝 |
---|---|
設立年 |
2003年 |
法人格 |
NPO法人 |
うしく里山の会の法人活動理念
特定非営利活動法人「うしく里山の会」は、牛久市から指定管理を受けた「牛久自然観察の森」を受託し、フクロウやオオタカの生息する森を保全するとともに、市民の方が緑と親しむことができるよう季節行事や総合学習の受け入れなどを行っています。
牛久ならびにその周辺地域を主な対象として「自然と人が調和した美しい環境を保全し、未来に引き継ぐ」ために、地域住民主体の環境改善活動・支援に関する事業を基本とし、豊かな里山の環境づくりに貢献すべく活動しています。(定款第3条目的)
うしく里山の会の法人活動内容
牛久自然観察の森指定管理者
環境庁の補助事業「身近な自然活用地域整備事業」を活用し、牛久市が設立した約21haの森を指定管理者として受託しています。受託期間は一期を5年とし、今年で三期目に入っています。
トノサマバッタが生息する「バッタ野原」の管理やメダカの泳ぐビオトープの管理など生きものの集まる森づくりを行うとともに、身近な自然環境の中で昆虫,野鳥等の小動物及び植物との触れあい,これらの観察を通して自然への理解を深め,自然保護思想の普及及び向上を図るため,市民のみなさまに有効に利用していただける施設の管理運営を目的としています。
里山保全ボランティア(みどりの保全区エコアップ作戦)
観察の森に隣接する牛久市指定の「保全区」の保全活動を行っています。鳥獣保護区にも指定されている雑木林では、キンランやギンラン、ミヤマウズラといった希少植物も自生しています。平成16年から活動を始め、来年で20年。各事業の垣根を越え多くの事業で関わりのある結束町の森林環境保全に貢献することを目的に活動を続けています。
自然観察出前講座
長年、ホタルの保全活動も行っていた自生地で、地元自治体と共同で観察会を行っています。
また、保育園や学校から依頼があれば教育機関に出向き講義を行うこともあります。
雑木林応援隊・畑隊
観察の森の一部を整備,畑の利用,近隣の荒廃林の保全整備を通して,里山の利用方法や技術の習得,多様性植物の復活,公開講座による啓蒙活動,在来作物種の継続栽培などを目的としています。
雑木や竹の炭焼き、ツル籠作り、染め物など里山に伝わる自然を活用した活動に多くの市民が集います。
里山植物リサーチ事業
牛久市城中地域に残された希少な植物群落を調査し、記録を残すとともに市民の方が知るきっかけを提供していきます。過去には樹木ハンドブックや外来植物ハンドブックなどを作成。巨木や緑地公園を巡るガイド活動なども行ってきました。また、まとめた記録は地元の図書館や中学校でも閲覧できるよう情報提供も行ってきました。
取り組む社会課題:『生物多様性』
「生物多様性」の問題の現状
身近に自然体験できる場所が減ってきている中で、自然体験を通じ自然の素晴らしさや生きものとのふれあいを通じて、自然をより身近に感じ大切にする心を育む
活動実績
平成14年11月「うしく里山の会設立準備会」を立ち上げ、平成15年4月に市民団体「うしく里山の会」を設立
2003年04月01日
本会の前身は,牛久自然観察の森の効果的な運営を目指すため,平成13年4月に設立されたボランティア有志による「牛久自然観察の森友の会準備会(平成14年4月~友の会設立協議会)」となります。
その後,牛久自然観察の森を活動の拠点として、牛久市内の美しい里山を保全し未来に引き継ぐ活動を目指す市民団体を作ろうと,平成14年11月「うしく里山の会設立準備会」を立ち上げ、平成15年4月に市民団体「うしく里山の会」を設立しました。
平成16年9月には,活動の幅を広げるため,NPO法人格を取得しています。
平成18年度からは、牛久自然観察の森の指定管理者として施設の管理・運営に携わっています。