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2022/11/01

ハロウィン企画を実施しました!

コロナ禍、子どもたちにとってもイベントが減っていて、辛い時期が続いていた昨年に初めて実施したイコルバ!主催のハロウィンイベントを、今年も実施しました。

今年は昨年と比べて子どもたちが行けるようなイベントも戻ってきていて、夏頃には、「今年は不要なのかな?」と話していた時期もありましたが、昨年参加してくれた子どもの一部が、「今年もやってほしい!」と言ってくれたため、メンバーで相談の結果、今年も頑張りました!

イベント概要
日本ではなかなか経験できない、「トリック・オア・トリート」を日本で擬似的に体験させてあげようという企画です。

〜子供達と一緒に仮装して町を歩きました〜

普段教室を実施している地区のお店や個人宅に協力をお願いし、お菓子を用意しておいていただくことで子どもたちが訪れた際、お菓子を渡してもらえるように事前に根回しします。
どの家に行ってもいいということではないので、私たちは、「ハロウィンハント」と銘打って、特別な目印を掲げた家、お店にだけ訪問していくルールにし、そこにいけば相手も知ってくれているので対応していただけるという形です。

教育的な視野も持ったイベントなんです!
欧米ではどこの家でも、全く知らない人のところでもいけば大体お菓子が用意されていますが、日本ではそうはならないため、トリック・オア・トリートを楽しめません。今年も3年ぶりくらいに渋谷や難波が若者たちで騒がしくなり、韓国では痛ましい事故も起きてしまいました。

これらの印象から、日本では「仮装して若者がどんちゃん騒ぎをする日」のように浸透してしまっていますが、オリジナルを辿ると、子どもたちが仮装して楽しむという日だということをもしかしたら子どもたちも、親御さんたちも知らないかも知れません。私たちは教育に携わる団体として、このような間違った印象で異国文化が伝わっていくことに対しても、「本当はこういう文化的イベントなんだよ」ということを教えてあげられる教育的な機会としてこのイベントをとらえました。

〜擬似的に本場の「トリック・オア・トリート」を体験しました〜

地域連携や、活動に不可欠な寄付金を募る機会にも
今回、大量のお菓子をイコルバ!で用意しました。ご協力いただいたご家庭やお店の中には自分たちでご用意してくださったところもあるのですが、半数くらいはイコルバ!がお菓子を用意し、お家で配っていただく形でしたので、そのお菓子を買わなくてはなりません。しかし、私たちの団体の予算にそのようなお金はありませんので、この企画を始める段階で最初に必要だったのが、お菓子を用意するための寄付金を募ることでした。

心優しい方々に少しずつ寄付をお願いし、今年も40,000円近い寄付を集めることができ、大量にお菓子を買わせていただくことが叶いました。

〜地域のお店にも協力していただきました!〜

また、昨年から協力してくださったお店や個人の皆さまに加え、新たに協力してくださるところを探すのが次のステップでしたが、ボランティア学生が順に時間を作り、集まって、近隣のお店やお宅にお話を持っていきます。いわゆる飛び込み営業のような作業です。私たちとしては、子どもたちのためであり、私たちに営利は一切ないものですが、何も知らない方々からすれば、悪質な販売とか宗教勧誘かも知れないと感じてしまうかも知れませんので、冷たくあしらわれることもあれば、無視されることもたくさんありました。ボランティアメンバー多くが心優しいタイプなので、それが続くと心がしんどくなったこともあったと思います。

しかし、お話を聞いてくださる方の多くが本当にお優しく、お出かけになる用事があったかも知れないのに、イベント中出かける予定を変更していただいたり、頑張る学生ボランティアに労いの言葉をくださったり、素敵なお菓子を用意してくださったり、中には、「お疲れ様でした」と差し入れをご用意いただいたご家庭もありました。

お店の皆さまにしても、宣伝になるほどの集客や告知力があるわけでもないので、本当に利益ではなく、優しいお気持ちでご協力いただきました。

私たちのような活動において、地域の方々との連携を深めることは非常に重要で、今後の発展を意識する中で多くの方に支えていただくことは不可欠であるため、このようなイベントを通して、たくさんの方にお手伝いいただけ、いい関係を深めていけたことはこのイベントをやった上で得られたことの一つです。

他では得られない喜びと経験
また、もし時給換算していたら、、、という話になった時、集まった寄付金では到底賄えない額になる時間数をボランティアメンバーが費やしてこのイベントを実現しています。その対価にお金はもらえないわけですが、ではしんどかったのか?というと、そんなことはなく、みな、「楽しかった!」と声を揃えますし、やり遂げた達成感や、子どもたちの喜ぶ顔や地域の方からいただく温かい言葉で、癒され、優しい気持ちになれ、他では得られない喜びや経験値を得られたと思います。

〜子どもたちの喜ぶ姿のすぐ隣に居られる〜

activoでの掲載ですので、多くの読者の方がボランティアに関心がある方々だと思いますが、イコルバ!では、自分たちが「いま、何をできるか」を考えることを大事にしており、基本は学習支援活動をやる団体ではあるものの、今度はスマホ相談会として高齢者層の皆様のための活動を開始する予定があるなど、自分たちの力や経験、持てるスキルを活かして人のためになったり、巡り巡っては自分のためになるような活動をどんどん生み出していきます。

そうした中で学生ボランティア自身も成長する機会を得ることができます。これがイコルバ!のアイデンティティであり、一部のボランティア活動ではおそらく得られないものが得られるような活動団体になれているのではないかと思います。ボランティアとは、持てる人が持たない人に分け与える活動かも知れませんが、一方的に与えるだけではなく、活動の中から経験値を得たり、優しい気持ちに触れ合ったり、自分の野望、夢を叶えていくための一歩を進めていく推進力にしたり、自分も確実に何かを得られるべきだとイコルバ!は考えます。

〜ボランティアのみんなも仲良くイベントを楽しみました!〜

今回のイベントではその考えが体現できたのではないかと思います!
子どもたちが喜び、地域の皆さんも喜んでいただき、頑張った学生ボランティアも成長し、優しい気持ちと笑顔が溢れ、みんなが幸せになれた素敵な企画となりました!!

✋イコルバ!のブログでも紹介しています!→https://equalva.com/hh2022-review/

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