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2022/09/15

わたしたちWisaが「エシカル」にかける思い

わたしたちが何気なく買っている食べ物や洋服、アクセサリーなどの雑貨やスポーツ用品などが、実は途上国の子ども達を奴隷にして作られたものだったら、アナタはどうしますか?

そういった途上国の問題ってどこか「遠くて知らない国の問題」と思っていませんか?

しかし、実際に多くの身近な商品が、遠くて知らない国々で作られています。

たとえば、ユニクロやZARAなど格安のファッションブランドは、シーズンに合わせたバリエーションのある服を季節ごとにデザインを変えながら格安で販売しています。

しかしその服を作っているのは、たとえば途上国ー中国ウイグルやバングラデシュの女性たちであったり、ラオスやベトナムの縫製工場であったりします。

そして多くの場合、違法な労働条件ー危険な環境で働かされていることが現地では大きな問題となっています。

私たちが安価で購入して身に着けている洋服を作ってくれている、その人たちのことを想像してみること、それがエシカルのスタートかもしれません。

洋服だけではありません。

たとえば私たちが日常で食べている、千切りされた野菜や梅しそなどを生産ー梱包しているのは、国内でやはり違法な労働条件で働かされている、外国人労働者だったりします。

「エシカル」は英語のEthical、「倫理的」「道徳的」を意味しています。

私たちは、非人道的で違法な生産プロセスから作られた商品やサービスに、お金を支払うことで、「倫理的」ではないかもしれない生活を無意識のまま過ごしているのかもしれません。 

環境や人権にしっかりと配慮している企業の商品を意識的に評価して購入したり、逆に非倫理的な企業の商品をボイコットしたりする考え方や行動を「エシカル消費(コンシューミング)」と称します。 1989年イギリスでスタートしました。 

「知識を得て、学ぶ」ことからエシカルをはじめたい

非倫理的な企業や商品の情報は、テレビや学校ではなかなか教えてもらえません。そのため、私たちは「消費」という行動について考える機会も少なく、買い物が商品を介して他の国の人たちと つながっているとも知らなかったと思います。

そこで、Wisaは2022年度、自主事業として「オンラインフォーラム エシカルってなぁに?」を開催することとなりました。

まずは、エシカルについて知識を得て、学ぶところからエシカルをスタートさせたい、と考えています。

第一回目は有川真理子さん(環境市民コーディネーター、消費生活アドバイザー) をお呼びして、たくさんの方に参加いただきました。(その様子は下記の動画から御覧ください)

第二回(9月24日土11:00-12:00) 第三回(10月22日土11:00-12:00)

と開催していきます。 ぜひ一緒に交流しながら学んでいきましょう!


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友達になることが最高の支援

わたしたちは「貧しいから寄付をください」「かわいそうだから助けてあげてください」という、わざとらしい支援よりも、支援する側と支援される側が対等な「ともだち」になって、自然と話したいときに話したいことを話せて、相談したいタイミングでなにかあったらいつでも相談し合える関係を築くことを最高の支援だと考えています。