誰もが『子どもを産んでも当たり前に働ける社会』を目指して
認定NPO法人ノーベルでは、ママの忍耐や根性だけで成り立っている両立をどうにかしたい、「社会的な仕組みを作って新しい両立をつくりたい」という想いで訪問型病児保育などの事業を展開しています。
ノーベルが事業を立ち上げてから10年以上、大阪市内を中心に徐々にエリアを拡大しながら、これまで14,000件以上の訪問病児保育でお預かりをしてきました。
病児保育はとても不安定な事業です。インフルエンザやアデノウィルスなど季節によって流行する病気があれば、そのぶん予約や利用が増えますし、逆に子どもの病気が少ないときは利用が少なく、事業の運営費・維持費がなくなります。そのため、施設型の病児保育施設のほとんどが赤字経営で、公設公営の小規模な事業所でしか成り立たないため、多くの自治体では病児保育を予約しようにも満員で予約ができない、という状況にあります。
ノーベルの実施する「訪問型」病児保育では、毎月の月会費をお支払いいただく代わりに、当日朝8時までの予約で原則100%のお預かりを保証しています。月1回の利用は毎月の月会費から充当し、月会費も利用回数によって変動します。このような共済型の仕組みで、かつ訪問型のため施設などの固定費も掛かることなく、事業を維持することができます。
子どもの発熱でも、どうしても働かなければならない、という病児保育のニーズは依然と高く、ときには100%対応を守るために、入会制限をすることもあります。乳幼児は保育園に預けていても、発熱するケースが多く、その場合にはたいてい女性が休むことになり、女性のキャリア形成にマイナスの影響を与えてしまいます。シングルマザーのご家庭においては、ママが休むことはそのまま収入減にもつながってしまいます。
訪問型病児保育はこれからの「仕事と育児の両立」を当たり前にする社会において必要不可欠な社会インフラです。
まだまだ、私たちの事業を必要としている人がたくさんいます。また、その病児保育の担い手も不足しています。より多くの方に訪問型病児保育を届けるために、私たちは解決するまで、この問題に取り組みます。そのために、一緒に働いてくれる仲間をたくさん募集しています!
活動に参加してみませんか?
認定NPO法人ノーベルの法人活動理念
◆VISION◆
子どもを産んでも当たり前に働ける社会
◆MISSION◆
たすけあえる仕掛けをつくる
◆Value◆
私たちは解決するまで前を向き、寄り添いつづける
母親がしんどくなるばかりの両立を無くし、みんなで無理なく、安心して働き、ときに預けられて、余白のある生活ができる社会を作り上げていきます。
女性の育休取得後の復帰率や共働き世帯の割合も、創業当時から比べ増え続けているものの、いまだ多くの子育て世代の悩みとして、「仕事と家庭の両立」があります。
現場の保育スタッフ一人ひとりの頑張りの積み重ねが大きな社会の変革につながっていきます。ぜひ、一緒に働いてくれる仲間を募集しています。