美しい湿地シリーズ~井の頭公園 ハンノキ林~
*2025年は雨が降らなかったので、2024年の過去記事です。
6月終わり頃から井の頭恩賜公園のハンノキ林で湧水が溜まっています。
7月・8月の大雨で地下水位が上昇し、美しい湿地の景観を今年は長く楽しめそうです。
大きなハンノキの根元に水が溜まっていますハンノキ林での取組
ハンノキの群生地は都内ではあまり多くなく、種としては東京都レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に選定されています。
井の頭池付近にも生育地が点在していて、とくにこの場所にまとまって生育していることから、堆積土をどけ、湿地を好むハンノキの生育に適した環境を保全し、湧水が湧き出す範囲を広げる取組を2019年から行っています。
これまでにたくさんの人がこの取組に参加し、堆積土をどかしてきました!
冬は湿地掘りその成果を最も実感できるのが、今です!
ぜひ皆さまも井の頭池 池畔のハンノキ林へ足をお運びください。
太陽を浴びてキラキラと輝く湧水とハンノキは、暑さを忘れる美しさです。
今年うまれの ちびハンノキ。この鮮やかな若草色と湧水の組み合わせが最高また、今年はハグロトンボの確認数が多く、ハンノキ林の窪付近を複数頭がひらひらと飛ぶ姿も見られます。この数がハンノキ林で見られるのは初めて。
さぁ今すぐハンノキ林へGO!
翅に日光が当たり、翅脈が輝く光景、ずっと見てられるーー
2025年度冬も作業イベント開催します!ぜひご参加ください
活動に参加してみませんか?
認定NPO法人生態工房の法人活動理念
|
|
|