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2021/06/28

チャリティショップでの1年間ボランティア活動を振り返って

こんにちは。市民ボランティアかなうの青木です。
私たちは、市民の皆さまから不要になった服や鞄、本、雑貨などを寄付していただき、それを販売、その収益金を国際協力や被災地支援などの社会貢献活動に充てる取組みをチャリティショップKANAUで行っています。
ここでは、昨年から参加している二人のボランティアさんの体験談をインタビュー動画とあわせて紹介します。

★立花 篤弥さん(大学4年生)
ボランティア歴:2020年7月~現在も継続中


【参加の動機は?】
大学3年への進級に伴い授業日数が減り、その空いた時間を有効的に使いたいのと、チャリティショップの存在をインターネットで知り、興味を持ったので、参加始めるようになりました。参加するようになって、様々な物が寄付され、日々、店内の様子が変わっていくことが非常に面白く、ボランティアを継続しようと思うようになりました。

【参加して良かったこと】
常連のお客さんに顔を覚えてもらえたり、笑顔でお礼を言ってもらえたりすることは非常に嬉しいです。バイト先の小売店では、もっと事務的な対応になってしまっていいますが、KANAUでは客とよりフレンドリーな関係を築けています。

【学びや意識の変化はありましたか?】
ボランティアに参加する前と比べて、身の回りの物を大事に扱うようになりました。また、汚れたり、古くなったりした物をすぐに捨てるのではなく、他の使い道を考えたり、本当に使えなくなるまで使ったりするようにもなりました。

★江﨑 奏美さん(大学4年生)
ボランティア歴:2020年6月~現在も継続中


【参加の動機は?】
はじめは大学のゼミの研究テーマを決めなくてはならなかったため、インターネットで探していたところチャリティショップKANAUというお店とその仕組みに興味を持ち、ボランティアとして関わらせていただきました。

【参加してから感じたことは?】
1日の仕事の流れや物の流れ、客層などを知り、課題を見つけて改善に取り組みたいという気持ちが強くありました。そこでSNS(Instagram)を使い、認知度を上げようと取り組み始めましたが、1年でどのくらい効果が出たのか分かりません。また1年じゃ大きな変化を見せるのは難しいのかと思いました。ただ、大きな変化はなくても、これから先ボランティアでKANAUに携わる人たちがSNSなどのコンテンツがあることで少しでも楽しみながら活動できたらいいなと今は思っています。これは、私の気持ちの変化で、最初は研究のためと思っていましたが、今はお客様やボランティアの方々がかなうに来て楽しいと思えたり、やりがいを感じられる何かを作れたらいいなと思っています。

【活動をとおして何を感じ学びましたか?】
KANAUだけではなくて、日本にはチャリティショップというお店がいくつもあり、調べてみると、世界にはもっとより多くのチャリティショップがありました。日本はまだチャリティというものが日常にあるものではなく、まだ特別な位置、日常からは遠いものであるように感じます。
 しかし、KANAUでは本当に日常に溶け込める形でチャリティというものが行われていました。私自身も関わらせていただくまでは、お金やモノの流れをよく知らず、チャリティというものを遠くに感じていましたが、知識を得るととても身近なものであり、特別なものではないということが分かりました。なんでもそうですが、何も知らないうちに自分とは関係ない、遠い存在だと思ってしまうのはとても勿体無いことです。いろんな経験をして知識を得ることで物事を考えることができるんだと思いました。

【ボランティア・インターンを検討している学生に一言】
学生時代に特に何もしなかったなと思っている方がいたら、一つの経験としてやってみるといいと思います。お店の運営をしながら、こんなことやってみたいと提案してみてください。とても協力的で、若者の意見もたくさん取り入れてくださいます。また年配のお客さんが多く、いろんな話をしてくださって、可愛がってくださる方も多いです。

▲7月8月に寄付品の古着によるコーデ対決の企画を計画中(モデルは本人)

ただ今、市民ボランティアかなうでは、単発の体験ボランティア、継続参加のボランティア、店長として運営に関わりたいインターンまで幅広く募集しています。チャリティショップには、資金調達という社会的な役割以外にも多くの可能性、魅力あるところです。そんな店をともに作っていきたい仲間を募集しています。詳しくは下記の各募集ページをご覧ください。お待ちしております!

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市民ボランティア かなう

市民ボランティア かなうの法人活動理念

夢や目標の実現にむけて懸命に取組んでいる団体や個人を

資金面で支援するのを目的に生まれた市民ボランティアグループです。


具体的には・・・・

「学校に通いたい」

「毎日、安心して飲める水がほしい」という

アジア各国の農村に暮らす人々の自立をサポートしている

国際NGO団体のアジア協会アジア友の会の海外支援活動を資金面で応援していきます。


一人でも多くの人の

夢や目標を叶えられるように

チャリティーショップによる販売を通じて、

資金協力していきます。