【グラミン日本】 現役学生インターン生によるQ&A!
こんにちは。グラミン日本事務局です。グラミン日本では現在、学生インターンを募集しています。
前回に引き続き、インターン体験談をストーリーに掲載します。
前回→新卒社会人が、グラミン日本学生インターンを本音で語ってみた。
今回は現学生インターンのリーダー北川紫乃さんと鈴木信也さんのインタビューです。
ご興味をもった学生の皆さま、ぜひご応募をお待ちしています!
はじめに
こんにちは。グラミン日本学生インターンの北川です。
この度、4月から新たに学生インターンの採用を行っています!
募集内容については以下の募集ページをご覧ください。
学生インターン募集!マーケターやコンサルタントに社会課題解決方法を学びませんか?
このストーリーでは、実際に学生インターンとして活動している2人の 体験談を包み隠さず公開したいと思います!
応募するにあたり、「どんな人がいるのかな」、「どんな仕事をしているんだろう」、「私にもできるかな」など様々な疑問や不安を抱えていらっしゃると思います。
そのような疑問を解消してもらうために学生インターンのメンバーにインタビューを行いQ&A方式でまとめました!!
インタビュー1人目は自分、リーダー北川です・・・笑!
Q&A① 北川
北川紫乃
2021年3月上智大学経済学部卒
2021年9月からサセックス大学に進学予定
Q1.インターンに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
私は、ムハマド・ユヌスさんの著書や開発経済学でマイクロファイナンスについて学んだことがグラミンを知る最初のきっかけでした。元々、子供の貧困や世代間格差に興味を持っていたことから、自分も何か役に立ちたいと思い2020年8月からグラミン日本に参加しました。
Q2.これまでのインターンでの活動内容を教えてください。
グラミン日本に参加してから多くの業務に携わりました。
①SNSマーケティング
②イベント企画・運営
③学生インターンシッププログラム策定
④リサーチ&翻訳
⑤クラウドファンディング など
現在、学生インターンは①SNSマーケティングと②イベント企画・運営の2つをメインに活動しています。一方で、他にも沢山の部署があり、自分が望めばなんでもできる環境が整っているので、私は活動の幅を広げて多くのことに挑戦しています。
メイン業務である2つについて詳しくご紹介します。
①SNSマーケティング
グラミン日本の認知度を上げるためメンバー(融資希望者orグラミン日本の支援を必要としている方) ・サポーター(グラミン日本を支持し、さまざまな応援や協力をしてくださる方)向けにInstagramやTwitter, Facebookを使い情報を発信しています。大学生には使い慣れたツールのため取り組みやすい業務です。しかしながら、記事を投稿するための情報収集や効果的なハッシュタグを設計するなど地味な作業が多いという一面もあります。また、投稿後の記事分析など、一見すると難しそうなこともありますが、先輩が1から教えますのでご安心ください。
②イベント企画・運営
一般企業とグラミンとの事業共創を加速させる目的で行なっています。このイベントは学生インターンのみんなが、「もっと社会にインパクトを与えたい」、「ソーシャルビジネスを広めたい」という思いから始まり、現役コンサルタントのプロボノ (社会人が自らの仕事で培ったスキルやノウハウを活かしてボランティアに参画すること)にご協力いただき3月からイベントを実施しております。アイディアを企画書に落とし込み、プレゼン資料の作成、そしてイベントの運営までを行いました。今後は、このイベントの継続や社内研修に落とし込めるような仕組みづくりを行なっていく予定です。また、現在、女性起業家支援イベントも企画しています!外資系コンサルタントの方にご指導いただきながら活動していますので、コンサル業界に興味がある方にもオススメです。
Q3.インターンで特に苦労したことや頑張ったことは何ですか?
私はインターン経験ゼロでグラミン日本に参加したので、最初は初めてのことばかりで戸惑いました。例えば、初歩的なことですがビジネスメールの書き方など・・・。
しかし、グラミン日本のインターンメンバーはみんなインターン経験ゼロということもあり、切磋琢磨しながら頑張っています。
Q4.学業やプライベートとの両立はどうしていますか?
大学の授業や卒論の時期が重なり、インターンとの両立が難しいと思う時期もありました。一方で、タイムマネジメントスキルも身に付きました。両立するためにスケジュールを見直し、作業効率を上げるためにはどうしたらいいかを考える良いきっかけになりました。
Q5.インターンで達成したいこと教えてください。
壮大な目標に聞こえるかもしれませんが・・・今の日本の社会構造に変革を起こしたいです。グラミン日本は、経済的に困窮者している方々の自立支援を行なっている団体ですが、そもそも貧困に陥らない社会の実現を目標に活動しています。
Q6.学生インターンに参加してよかったことを教えてください。
最初に、同じ志を持つ「仲間」に出会えたことです。年齢・性別・職業に関わらず、同じ目標に向かって走れる「仲間」の存在は私の心の大きな支えになり、またもっと頑張らなきゃと自分を鼓舞する存在でもあります。次に、「自己成長」です。グラミ日本でインターンをする前と比較すると、論理的思考力や問題解決能力がかなり鍛えられました。そして最後に、何よりも嬉しいことは自分たちの活動が誰かのためになっていることです。学生インターンの活動は、支援者と直接関わる機会は少なく、間接的ではありますが、重要な活動を担っています。少しでもグラミン日本のインターンにご興味があれば、インターンの説明会を開催していますので、ご参加をお待ちしています。
インタビュー2人目は愛されキャラの鈴木さんです!
Q&A② 鈴木
鈴木信也
東京都立大学4年
Q1.インターンに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
大学生のうちに、何か社会貢献はできないだろうかという思いからグラミン日本に参加しました。
Q2.これまでのインターンでの活動内容を教えてください。
主にSNSの運用を担当しています。毎週、広告代理店のプロボノとミーティングを行い、グラミン日本の認知度を高めるためのより良い運用方法を日々追求しています。
Q3.インターンで特に苦労したことや頑張ったことは何ですか?
新たなインターン生の採用に向けたロードマップの作成が最も大変でした。どんな学生を採用するべきなのかを明確にするために、学生インターンの組織はどうあるべきなのかなどを考え、そこから募集要項や採用プロセスを作成しました。全てが初めての経験でわからないことも多々ありましたが、先輩方の協力もあって作り上げることができました。
Q4.学業やプライベートとの両立はどうしていますか?
現在、週二回ミーティングがあり、それに向けた準備などもあるため、週10時間ほど活動しています。また、学生インターンの中でお互いを支え合う文化があるので、時間の確保が難しい時には他の学生インターンのメンバーに手伝ってもらいっています。
Q5.インターンで達成したいこと教えてください。
グラミン日本の活動を日本全国に広めたいです!現在、私はSNSの運用を中心に活動しているので、まずはより多くのフォロワーを獲得することを目標に頑張りたいと思います!また、イベントの企画や運営などを通し、グラミン日本の活動をより広めていきたいと考えています!
Q6.学生インターンに参加してよかったことを教えてください。
学生インターンに参加してよかったことは、活動を通して幅広い繋がりが得られたことです。グラミン日本には、各分野におけるプロフェッショナルの方々がプロボノとして参加しています。そのため、日々の活動を通して様々な方々のご意見を伺うことができ、それらが自らの成長にも繋がっていると感じています。また、学生インターンチームも様々なバックグラウンドを持った学生が集まっており、全員が高い志を持って活動しているため、日々刺激を受けながら活動しています。
おわりに
気軽なQ&Aにと思いましたが、案外長くなってしまいました・・・!
きっと活動に対する想いが強いからですね!
真面目なことばかり書いてしまいましたが、一緒にご飯を食べに行ったりBTSを踊ったりなどもしています。笑
グラミン日本学生インターンにご関心がある方は説明会を開催しておりますのでぜひ参加してみてください♪最後までお読みいただきありがとうございました!
説明会・学生インターンとしてご参加を希望される方は、こちらからお申し込みください。
学生インターン募集!マーケターやコンサルタントに社会課題解決方法を学びませんか?
一般社団法人 グラミン日本の法人活動理念
誰もがいきいきと活躍する持続可能な社会へ
先進国と呼ばれる日本。しかしながら、格差は徐々に拡大し、今では国民の6人に1人が貧困ライン以下での生活を余儀なくされています。
現代の日本では、貧困は失職、病気、ケガ、事故、配偶者との離別・死別などによってほとんどの人に起こり得る、明日は我が身の問題になっています。
グラミン日本は、貧困や生活困窮の状態にある方々に低利・無担保で少額の融資を行い、こうした方々が起業や就労によって貧困や生活困窮から脱却し自立するのを支援するマイクロファイナンス機関です。
これまでの金融ではカバーされなかった人たち、たとえば働く意欲はあっても今は生活が苦しいシングルマザーやワーキングプアの人たちに、生活資金ではなく、「起業や就労の準備のためのお金」を融資します。
私たちは、働く場所があるということが真の意味で人を貧しさから救う、そして融資資金はそのための種(シード)になると考えています。
グラミン日本は、開発途上国のみならず、欧米先進国でも貧困削減に効果を上げているグラミン銀行の日本版です。日本の実態にあった方法で運営します。
誰もがいきいきと活躍する社会をつくりたい、それが私たちの想いです。
グラミン日本が目指す社会
グラミン日本の理念は、次のような社会に日本の社会を変えていくことです。
- ・貧困のない、誰もが活き活きと生きられる社会
- ・貧困・生活困窮に陥った時、そこから脱却する助けがセーフティネット/ソフトインフラとして整備されている社会
- ・生業的な起業(プチ起業/小商い)が普通にできる社会
- ・Job SeekerよりJob Creatorが活躍できる社会
- ・地域・コミュニティがお互いに助け合い、共感のある社会
- ・ユヌス・ソーシャルビジネス7原則(*)が実践される社会
- ・会社が、株主だけでなく経営者、社員、取引先、顧客、地域・コミュニティなど全ステークホルダーに貢献する社会
(*)ユヌス・ソーシャルビジネス7原則
- 1利益の最大化ではなく、社会問題の解決こそが目的であること
- 2財務的に持続可能であること
- 3投資家は投資額を回収するが、それ以上の配当は分配されないこと
- 4投資額以上の利益はソーシャルビジネスの拡大や改善のために使うこと
- 5環境へ配慮すること
- 6スタッフは標準以上の労働条件・給料を得ること
- 7楽しみながら仕事をすること
グラミン日本は、ユヌス・ソーシャルビジネス7原則に基づいて設立され、運営されます。