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更新日:2020/12/29
【貧困家庭から大学へ】キャリアスピーチコンテスト運営インターン
特定非営利活動法人PALETTEこの募集の受入法人「特定非営利活動法人PALETTE」をフォローして、
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基本情報
フィリピンの貧困家庭から大学への進学をサポートするためのインターンプログラムです。夢について語り、奨学金や応援者を募るキャリアスピーチコンテストの開催を行います。
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
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活動日 |
期間は相談可 |
注目ポイント |
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募集対象 |
・将来国際協力に関わりたいと考えている人 |
募集人数 |
5名 |
特徴 |
募集詳細
「途上国の人に役立てるような活動に参加したい.」
「現地で活動する中で英語力を伸ばしたい」
「海外で1から関係構築して、現地の人と一緒に活動してみたい!」
そんな「将来海外で誰かのために働きたい」と考えているあなたが、「現地で人を巻き込みながら活動できるようになる」フィリピンの若者のキャリア支援をするNPO法人PALETTEのインターンプログラムです。
夢も可能性もあるけど、教育を受けられない現地の若者が、自分の夢について語って奨学金や応援者を獲得するスピーチコンテスト(Youth Career Award)の運営に関わっていただきます。
このコンテストの優勝者は、自分の夢を叶えるのに必要な教育(大学や専門学校)を受けるチャンスを獲得することができます。
どんなスピーチコンテスト?
「大好きな東南アジアで、人の人生に関わる仕事がしたい」と思い、22歳の時にスタートしたこのコンテスト。
初めて行った2015年は25人の若者がコンテストの予選に参加してくれました。
そこからファイナリスト5人を決めなければいけなかっのですが、その中に予選5位ギリギリで通過したクリスという男の子がいました。
写真左がクリス
彼は最初は自信がなく、自分の夢を諦めかけていました。
「どうせ自分には優勝できないよ…。」
「スピーチなんてできるかな…。」
そんな弱音をはいてばかりでした。
しかし、毎週スタッフとスピーチを作っていく中で、「起業家になって、自分と同じ立場で学校にいけない若者を雇用する」という夢へのアツイ気持ちが日々高まっていきました。
そして、練習を数100回重ね望んだ本番。
震えながら一生懸命スピーチし、泣きながら自分の夢を語ってくれました。
その気持ちは観客にも伝わり、結果は予選5位からの大逆転優勝。
その日から4年経った今、彼は大学の経営学科を卒業し、将来の起業の資金集めのために、首都マニラで大手企業の営業職として働いています。
こんな若者がもっと世界中で生まれてほしい。
そんな想いで生まれたスピーチコンテストです。
現地での活動内容
インターン中はスキルに応じて以下のような業務に携わってもらえます。
・調査活動
・スピーチ候補者募集活動
・パートナー(高校/大学/NGOなど)募集活動
・コンテストの予選・本選の運営
・スピーチ作成サポート
・会場手配/整備
・写真/動画撮影
・学生スタッフマネジメント
・コンテンツ企画
※時期によって活動内容は異なります。
求める人物像
最低2ヶ月以上はインターンできる人
・言ったことを最後までやり切れる人
・自分の意見を押し付けず、相手の意見を尊重できる人
・他責ではなく、自責で物事を考えられる人
・体力に自信がある人
現在の英語力やビジネススキル、年齢は問いません。
途上国の若者の支援の興味・関心がある人はぜひ応募してください!
参加費用
3~5万円/月(食費・宿泊費など全て込み)
会社側が負担する費用
・宿舎からオフィスまでのチャーター
・インターネット(Wifi)
・業務にかかる交通費
・営業活動/販促費
など
体験談・雰囲気
特徴 | |
---|---|
雰囲気 | |
男女比 |
男性:40%、女性:60% |
法人情報
代表者 |
倉辻悠平 |
---|---|
設立年 |
2014年 |
法人格 |
NPO法人 |
PALETTEの法人活動理念
PALETTEは「理不尽に、挑む。」を掲げ、「世界中の若者が"本当はやりたいこと"に挑戦し続けられる社会」を目指す、ソーシャルベンチャーです。
PALETTEの法人活動内容
【運営団体概要】
PALETTEは「"どうせできない"をなくす」をミッションとして掲げ、途上国の若者にキャリア支援事業を展開する国際協力NGOです。
現在は、フィリピンにて以下2つの事業を行っています。
①フィリピン貧困層若者向け就労支援 「ロールモデル輩出PROJECT」
主に経済的理由における大学/高校中退層、大学未進学層を対象とし、"Decent work"に就くためのジョブトレーニングを行っています。
現在は「英語教師編」を実施。将来的には「ITエンジニア編」など、"本人の能力と意志"次第で、貧困などのバックグラウンドに関係なく、就業チャンスのある"市場に求められている職"にフォーカスし事業展開していきます。
②フィリピン留学 語学学校「PALETTE SCHOOL」
"英語を学んで、世界を変える。"をテーマに、単なる英語の授業だけではなく、スタディーツアーなどの豊富なアクティビティを生徒に提供しています。また、母体のPALETTEが取り組んでいる、ロールモデル輩出PROJECTを卒業した、貧困層出身の若者たちを英語教師として採用しています。
【History】
①設立のきっかけ
「自分達の人生を懸けて、フィリピンの貧困問題の解決に挑む!」
在から10年前、創業者の倉辻・西村はフィリピンに訪れ、貧困問題のリアルを目の当たりにします。
"スモーキーマウンテン"と呼ばれるゴミ山で、ゴミを拾いながら生計を立てる女の子。
彼女の将来の夢は、優秀な医者になることだった。でも、心の底から「絶対に叶うよ」って、応援することができなかった。
マニラ首都圏にある、最大級の都市スラムで、兄弟を養うために必死に働く青年。
彼には、スラムの環境を改善したいという夢があった。でも、諦めるしかなかった。日々を生きる、お金がないから。
多くの若者たちの未来や、彼らの可能性が閉ざされてしまう現状。何もできない自分の無力さ。
そして、この想いが、PALETTEの創業のきっかけとなりました。
その後、ソーシャルビジネス(ビジネス的アプローチから社会問題を解決する)という概念を知り、4年間の社会人生活を経験。
2013年の3月から、フィリピンに渡航し、起業準備に取り掛かりました。
②創業後
2014年2月:PALETTEを設立。フィリピンでの法人格を取得。
2014年3月:語学学校事業"PALETTE SCHOOL"を開始。
2014年6月:フィリピン最大級のNGO"Gawad-Kalinga"とパートナー契約を結び、オフィス及び校舎を移転。
2015年9月:NPO法人ETIC.主催「社会起業塾イニシアティブ」特別賞。
2015年12月:日本でのNPO法人格を取得。