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更新日:2020/04/23
高校生に寄り添い、卒業後のシゴトにつながるきっかけをつくるインターン生募集!
認定NPO法人D×Pこの募集の受入法人「認定NPO法人D×P」をフォローして、
新しい募集が始まった時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
定時制・通信制高校で行う『授業』・『居場所』を運営し、出会った高校生に寄り添い、卒業後まで並走してゆける人を募集しています!様々な機会を高校生に届けませんか?
活動テーマ | |
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勤務場所 |
事務作業やミーティングは大阪・天満橋駅にある事務所ですが、大阪府泉州地域(泉佐野市・和泉市)・京都市(伏見区・中京区)にある実施校へ向かいます。お住まいの地域や学校から向かえる場所で活動可能です。説明会で詳しくお話します。 |
待遇 |
活動にかかる交通費は、月28,000円まで活動支援金とは別に支給(例外あり、要相談) |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週4~5回
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注目ポイント |
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募集対象 |
高卒以上 |
特徴 |
募集詳細
D×Pの取り組み
"生きづらさ"を抱えた高校生に、通信制・定時制高校で出会う
「否定せず関わる」ことで可能性がひろがる
私たちD×Pが目指すのは「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」。高校生の周囲に否定せず関わる人がいたら、ちょっとした考えも悩みも話せるかもしれません。私たちは、相手の考えや価値観を否定せずに、まずは背景に思いを馳せます。高校生のあらゆる可能性を見つめ、潰さずに一人ひとりと関わる姿勢を大切にしています。 高校生に“つながり”をつくるインターン生の仕事1.学校の中に多様な大人と出会う場をつくる
高校生が通う学校のなかで、自然にD×Pや多様な大人と出会える機会をつくる授業が「クレッシェンド」です。インターン生は、高校生一人ひとりが「人と関わってよかった」と思えるような経験をつくるため、できることを考え職員と約4回の授業を運営します。2.一人一人の声に耳を傾け、困りごとの種を拾う
週1回、高校生と多様な大人が定期的につながれる場所を開いています。訪れた高校生に声をかけ、対話を重ねるなかで生徒の抱える困りごとを拾うのがインターン生の仕事です。また、学校の先生とコミュニケーションをとりながら、生徒にとってより良い方向に向かう機会をつくります。3.高校生が納得できる進路を選べるようにサポートする
卒業後の進路を選べるように「はたらくイメージ」を持てる機会をつくっています。居場所事業内で職業体験の機会をつくったり、高校生と一緒に学外へ職場体験ツアーに出かけています。生徒自身が納得のいく進路を選ぶことができるには、どんな機会があればいいか?を考え企画してます。
教員になりたい人、学校以外の教育に興味がある人、福祉の仕事に興味がある人などがいままでD×Pのインターン生として活動していました。
「将来、やってみたいこと」の方向性がまだ決まっていない人も、インターン説明会で一緒にD×Pで何ができるのかを考えてみませんか?
必須経験・マインド
・D×Pのビジョン「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」を実現したいという思いがある人
・D×Pの大切にする姿勢 に共感し体現したいと思う人
【否定せず関わる】
相手や自分の価値観やあり方を否定せず、背景に思いを馳せて関わろう。「否定しない」と「関わる」の両方を大切にし続けたとき、だれかの可能性がひろがる環境が生まれる。
【一人ひとりと向きあい学ぶ】
「◯◯の人たち」とまとめることなく、一人ひとりに向き合おう。年齢や性別、社会的な肩書で決めつけず、それぞれのバックグラウンドを持つ人から学ぶ姿勢を持ち続けよう。
【オーナーシップを持つ】
実現するのは、どこかのだれかではなく自分自身。自分の中に湧いた違和感に素通りせず、納得いくまで仕事をしよう。アイディアもいいけど、実現に向けて自ら一歩を踏み出そう。
【翻訳者になる】
世の中の多数の人に届かない、声なき声に気づいてすくいとろう。わかった気にならず、「現場」に足を運び肌で感じよう。そしてだれかに伝わる言葉に変える翻訳者になろう。
歓迎経験・マインド
・伝えることを意識した文章作成
具体的には、学校の先生への報告書作成業務があります。その場にいない人も状況がわかる文章を書くことで関わる人とコミュニケーションがとりやすくなります。
・わからないこと、もやもやとする気持ちを言語化し、周囲の人に話せる・相談できる
高校生一人ひとりの課題もそれぞれに違い、関わりかたにも正解がない仕事です。一人で悩んでしまう前に、もやもやを言語化し話してみてほしいと思ってます。周囲には、あなたと一緒に悩み考えるスタッフがいます。
・自分なりのストレス解消方法をもっている
人の気持ちを汲んで寄り添いたいと思う力が強い人はD×Pのスタッフとしてすごく魅力があります。でも、自分よりも目の前の生徒に意識を向け続けたときに精神的に落ち込んでしまうことがあるかもしれません。D×Pのメンバーは自分なりのストレス解消方法を持って働いている人が多いです。
勤務期間
1年〜
勤務頻度
週3~5日の活動になります。
・高校生と大人が対話する授業の運営・進行
・定時制高校内での居場所事業の運営 6時間×週2(〜週3)
・高校生が進路を考えるきっかけとなる職場体験の企画・運営
・その他、会議、事務作業、地域資源開拓営業 8~12時間/週 程度
※定時制高校での取り組みが多いため、平日夜(16:00~22:00頃)の出勤がメインです。
勤務場所
認定NPO法人D×P事務所
大阪市中央区天満橋京町1-27ファラン天満橋11号室/33号室
事務作業やミーティングは事務所ですが、クレッシェンドや居場所事業では泉佐野市・和泉市・大阪市内・茨木市・京都伏見・神戸長田区などにある実施校へ向かいます。
お住まいの地域や学校から向かえる場所で活動可能です。説明会で詳しくお話します。
活動支援金
- 活動支援金:月30,000円支給いたします。
- 活動にかかる交通費:月28,000円まで活動支援金とは別に支給(例外あり、要相談)
※その他福利厚生が利用可能
(書籍補助制度 月1,650円、セミナー補助制度月1,650円、ランチミーティング制度月1,000円など、職員とほぼ同様の福利厚生が利用可能です)
応募資格
19歳以上
学生だけでなく、社会人も歓迎します。平日の日中に事務所で会議を行うことも多いので、時間の融通がきく方のみになります。
説明会開催日程
・3月14日(土)10:00-11:30 オンラインミーティングアプリ「zoom」にて開催に変更になります。
・3月26日(木)19:00-20:30 事務所開催の予定ですが、状況次第ではオンラインになる可能性があります。
以上より、日程を選んでフォームよりお申し込みください。
■場所:認定NPO法人D×P事務所
大阪市中央区天満橋京町1-27ファラン天満橋11号室(1F)
定時制高校での行う居場所事業「いごこちかふぇ」では、イベントを企画することもあります。ネイルアートに興味があるという生徒の話をきき、ネイリストでもあるスタッフと一緒にネイルアートのイベントを開催しました。この写真は企画会議の様子です♪
高校生や卒業生が事務所に遊びに来ることもあります。関わった高校生とまた会いたい!と思えるような関係性をつくっています。
D×Pのボランティアをする人は多様な背景をもつ大人たち。現在400名ほどの登録があります。ボランティアさんとの出会いもあなたの将来を考えるきっかけとなるかも
職員やインターン生といった垣根はなく、それぞれが一番に高校生のことを考えて働いています。
いごこちかふぇのある日のインターン生の1日
バイトと掛け持ちしているインターン生が多いです
大学生インターンの場合はこんな感じ。2、3年生になって時間割にゆとりがでてきたタイミングでインターンを始める人が多いです。
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
D×Pのインターンには、成長意欲がある人が合うと思う。
多様な高校生とつながり関わるうえで、チャレンジすることは欠かせないと思うから。私は、「やったことないからできない」とか「わからんからやらない」を言わないようにしていて、不安があってもとりあえず全力でやってみる。
以前の自分より成長できて、現場もより良くなると思うし、周りのインターン生を見ていても進んで行動してる人たちばっかりやから。
想像していたものとは違いましたね。人と関わることにしんどさを感じる生徒が多いってイメージだったんですけど。確かに、そういう生徒もいたんですけど、みんなけっこう普通にしゃべるし、積極的に話しかけてくる生徒もいたりして。当たり前なんですけど、やっぱみんな普通の高校生やなって。
教室で自分にしか出せない雰囲気というのはあるのかなって今は思ってます。僕はめちゃくちゃ喋りが上手かったり、何かが得意なわけじゃないけど、なんとなくゆる〜い雰囲気を出すのが、たぶん得意なんやなって最近感じていて。
高校生が話したくなければ、話さなくてもいい。だから僕から無理に高校生に話しかけたりすることもありません。「この空間はゆるくてもいいんや」「無理しなくてもいいや」って高校生にも思ってもらえるような空気を作りたいなって意識してます。
当時、自分が教育について考える中で、子ども達の可能性は無限にあるはずなのにそれが潰されるような社会に違和感を持っていたり、学校教育だけでカバーできない部分への興味があったんです。その違和感や興味とD×Pがやっていることが関係しているように思えて。
あと、なんとなく「自分は子ども達がワクワクして将来のことを考えられる社会をつくりたい、みんなが笑って暮らせる社会をつくりたいなー、そのために生きたいなー」と思っていたことと、D×Pのビジョン「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会をつくる」が似ていると感じて。やるしかないと思いました。
いごこちかふぇでは、訪れる高校生に軽食を渡したり、雑談に混じったりします。雑談のなかで、家庭や友人関係・アルバイトの悩み事を聞いたりすることがある。友人関係や就労など、いごこちかふぇで解消できる可能性がある悩みの場合は、スタッフで共有して何ができるか考えます。企画を考えて高校生を誘ったり、D×Pの進路相談事業につなげたり、先生にフォローをお願いしたりしています。
「インターン」という立場は生徒と関わる上でも、組織で活動する上でも関係ないと思っているので、自分にできることはなんでもしていきたい。生徒の役に立つことであればどんなスキルでも身につけていきたい。割と貪欲かも(笑)。
クレッシェンドは、授業という枠組みでD×Pが高校へ出向くので、生徒は受けたくなくても、受けていると思うんです。
わたし自身が、しんどかったときにカウンセリングルームが学校にあっても自ら足を運ぶタイプじゃなかったので。似たような生徒のとっかかりになるのがクレッシェンドかな?と思い興味を持ちました。わたしが高校生に何かを伝えに行くというより、クレッシェンド運営することを通して、しんどかった高校生の頃の自分を救いたいっていう気持ちがあるかもしれません。
あとは、昔から大人の話をきくのが好きで。高校生とも関わりたいけど、わたし自身もいろんな人の話を聞きたい。クレッシェンドは、多様な生き方をする大学生・社会人ボランティアと一緒にプログラムを行なっています。人それぞれ事情があることはわかっているけど、実感として得られることはなかなかないので。一人ひとりの話を聞きながら、わたしもいろんな考え方や生き方を学んでいます。
ひとりの高校生と話しているなかで、
クラスに馴染めなくて教室に行きづらいって話を聞いて。
「なんかできるかな…?」って、スタッフで考えてて。
その高校生にとって、趣味のあう友達が、
クラスだけでなく学校内にできるといいかなって。
それで、ネイルアートに興味のある子を集められないかな?とイベントを企画しました。
高校生のことを考えた時に『その場』だけではなく、
先生や周りの環境にも視点を向けなきゃいけないというのも強く感じるようになりました。
ある定時制高校では生徒と先生の距離が近くてびっくりして、先生と生徒の関係も大事だと思います。
出会う高校生には、D×Pとの関わり以外にも親や友達がいたり。
バイト先の人や、先生、いろんな関わりがある。
うちは、その生徒にとって、どんな人になれるかな?
D×Pはどんな存在になれるかな?って考えています。
気にかけてくれる人とか、教えてくれる人とかいろいろな大人の存在があるけど、
少なくとも、「あなたはそれでいいんだよ」っていえる存在になれるんじゃないかな?
D×Pは、そういう関わりをすごく考えている人たちばかりだと思うから。
でも、その生徒にとって必要な別の存在があるかもしれない。
だから、私たちは何になれるのかな?って視点を常に考えて関わりたいと思っています。
「教育というテーマに興味があったけど、
"学校の先生"という仕事に興味を持てなかったんです。
先生は子どもの変化を身近に感じられる
やりがいのある仕事だと思います。
ただ、いじめや貧困、虐待のなかで
教育を受ける機会すら奪われている子どもがいるなかで
教科教育(※国語や算数などの教科を教えること)
ではなくて、それ以外で子どもと関わることが
できる仕事ってないのかな、と考えていました。
最初は福祉に興味を持って、
そのうちスクールソーシャルワーカーという仕事を知り、
「子ども×教育×福祉」という、
今自分が興味あること全部に
関われる仕事がある!とわかりました。
D×P(ディーピー)は、
スクールソーシャルワーカーではないけれど、
まさにその「子ども×教育×福祉」をやっているNPOで。
ここで高校生ひとりひとりに関わる経験をしたいと思い、
D×Pのインターンをはじめました。」
特徴 | |
---|---|
雰囲気 | |
男女比 |
男性:40%、女性:60% |
法人情報
代表者 |
今井紀明 |
---|---|
設立年 |
2010年 |
法人格 |
認定NPO法人 |
D×Pの法人活動理念
「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」
これが、私たちDxPのビジョンです。
その若者がどんな境遇にあったとしても、
自分の未来に希望をもてるような社会の構造をつくること。
"自分の未来に希望が持てる"とは、
「自ら這い上がって立ち直れる」という意味ではなく
「たくさんの人の手を借りながら、自分なりの一歩を踏み出せる」
ことを意味しています。
子どもも大人も、豊かな人とのつながりを持っていて、
生きていくなかで嬉しいことも辛いこともありながらも
「まあ、これからも大丈夫かもな。」と思えるような。
それが、"自分の未来に希望を持てる"ということだと思っています。
D×Pの法人活動内容
若者がいきるセーフティネットをつくる
D×Pは、既存のセーフティネットでは拾い上げられなかった10代と出会い社会につなげていく役割を果たします。
生きづらさを抱えた10代が、この社会で生きて・活きることができる新しいセーフティネットをつくっていきたいと思っています。
◾︎ユキサキチャット事業
「不登校や中退、困窮などいろいろある10代の進路・就職相談」
・LINE相談
不登校や高校中退、引きこもり状態、困窮などの困難を抱えた10代がLINEで相談することができる窓口です。本人の望む状態を聞きながら、一緒にひとりひとりに合ったつながりと仕事を考えていきます。
・食糧支援、現金給付
保護者に頼れず困窮する10代が、一時的に安心できる環境を整えるために食糧支援や現金給付を行ないます。ユキサキチャットでの継続した相談サポートと食糧や現金での支援を掛け合わせ、相談者が他にも頼れる先を増やしていきます。
◼︎街中アウトリーチ事業
「繁華街に新しいセーフティネットをつくる」
・ユースセンター運営
大阪ミナミには、家庭に居場所がない若者が集まる通称グリ下(グリコ看板の下)があります。そこから徒歩4分の場所にユースセンターを開設しました。週に2〜3回、午後4時から10時まで開館し、若者たちが安心してソファでくつろいだり台所で一緒に食事を作って食べたりすることができる施設です。ユースセンターには社会福祉士など資格を持つスタッフが関わり、本人から悩みや困りごとを聞いたときは、病院などさまざまな機関と連携し、サポートを行ないます。
◼︎クレッシェンド事業、居場所事業
・クレッシェンド事業
「通信制・定時制高校のなかにつながる場をつくる」
通信制・定時制高校で行っているD×Pの独自プログラム。高校生とD×Pのボランティア「コンポーザー」が対話する全4回の授業です。ひとりひとりに寄り添いながら関係性を築き、人と関わってよかったと思える経験をつくります。4回の継続した授業のなかで次第に人とのつながりを得て可能性がひろがるように、音楽用語でだんだん強くという意味のクレッシェンドと名付けました。
総合的な学習の時間などの出席に関わる授業の枠組みで行なうことで、サポートを必要とする高校生にも出会いやすくなります。
・居場所事業
「学校の中から、今と未來の居場所をつくる」
週1回、安心できる居心地の良い空間を学校のなかにつくります。コンポーザー、地域の方、他団体のスタッフが訪れることもあり、高校生が定期的に様々な人とつながることができる場でもあります。スタッフは、日々の会話から困りごとを拾いサポートにつなげ、生徒が卒業した後も社会のなかに居場所がある状態を目指します。