特定非営利活動法人ウィーズ
団体名のウィーズとは雑草(weeds)の意味。
雑草というと聞こえは悪いかもしれませんが、どんな環境でもそこに根を張り、たとえ踏まれてもまた立ち上がる強さを秘めています。そして太陽を信じ、光に向かってまっすぐに生きようとするのです。
私たちは家庭に居場所がなく苦しむ子どもたちに自分たちが生きる意味を感じてもらい、明るい未来に向けてまっすぐ生きてもらえるよう「今」 必要なサポートを 「今」 提供することに全力を注いでいます。
ウィーズで出逢う子どもたちや親は、自己否定に満ちていることが多いです。
「私のせいでこうなった」「私なんていらない存在なんだ」
…そんな声が多くあります。
こういった子どもたちの希望になるのは、寄り添ってくれる第三者と、生きていくために適切な知識・情報です。
しかし社会の現状は、こういった人やもの、こととの接点が手に入るかどうかが運で決まるという、悲しい状態です。当たり前に自己価値を理解できる社会にしていかなければならないと、私たちは心から思っています。
子どもたちに向き合い、その声を拾い、大人たちに届け、良好な親子関係と健全な自尊心を育むための支援活動を、これからも続けていきたい、そしてより多くの子どもたちを救いたい、と思っています。
私たちは理念に賛同してくださる方との出逢いに、心から期待しています。
●経済的問題や家庭環境に悩む子どもたちからのLINE相談対応
2021年は1200人を超える子どもたちからのLINE相談に対応しました。
●子どもたちのよりどころ「みちくさハウス」を運営しています。
2021/7/22に運営を開始しました。
家がごたごたしている、親やきょうだいとの関係がうまくいかず家に居場所がない…
そんな子どもたちがふらっと来れて心を休めることができる、そんな居場所を用意しました。
2021年は延べ300人以上の子どもたちが利用してくれました。
●離婚後離れて暮らす親子の面会交流支援
離婚後に離れて暮らす親と子どもの交流に付き添ったり、お子さんの送迎をしたりしています。両親の葛藤を調整し、子どものケアまでを行うことで子どもの立場にたった支援を行っています。
●小中学生を対象に法律を学ぶ「法教育プログラム」を実施しております。
●親の離婚を経験した子どもたちを集めた「子どもふれあいキャンプ」を実施しています。
●親の離婚を経験した子どもの立場として、講演活動をしたり、メディア取材を受けたりしています。
2022/12/20更新
日本では今、結婚をしている3組に1組がさまざまな事情を抱え、別居や離婚の選択をしています。
両親の離婚を経験する未成年の子どもは年間約20万人。
また、日本のひとり親家庭の約8 割が離婚によるものです。
お父さんとお母さんの笑顔が消え、当たり前だった日常が崩れていく様子を子どもはよく見ています。
離婚による様々な問題は、その狭間にいる子どもの心に大きな影響を与えます。
2021/09/16更新
NPO 法人ウィーズでは 2016 年の設立当初より、誰もが最初に所属する組織である「家庭」が安心で安 全な基地として健全な自尊心を育める場所となるように、家庭環境に悩む子どもたちの支援に取り組ん でいます。
2019 年には親の不和、離婚や虐待など家庭環境に不安を抱える子どもたちを対象とした LINE 相談ア カウントを開設し、これまで 3 万件を超えるメッセージに対応しました。
虐待を受けて家出をしたら 親が喧嘩ばかりしていて「家に帰りたくないな」と夜道を歩いていたら 非行と見られて通報されたり、悪い子のレッテルを貼られたり。 そうして大人や未来を信じられなくなった子どもたちがたくさんいます。 自分には生きる価値がないという子も少なくありません。
大人だって、今所属している組織に疲れたときは 帰り道にカフェに寄ったり、本屋に寄ったりしますよね。
いいみちくさは、明日への活力を養ってくれます。 子どもたちのみちくさが、安心で安全であるように。 希望に 1 歩ふみだせる充電が叶う機会であるように。 そんな思いを込めて、ウィーズは子どもたちがいつでも来られる居場所として「みちくさハウス」を運営しています。
2016年03月
2016年04月
2017年06月
2019年04月
2019年08月
2020年12月
2021年07月
団体名 |
特定非営利活動法人ウィーズ |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | http://we-ed-s.com/ |
代表者 |
光本 歩 |
設立年 |
2016年 |
Twitterアカウント | npo_weeds |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/npoweeds/ |
電話番号 |
047-404-6660 |