セクシュアリティに関わらずこども・若者が排除されない社会の実現

プライドプロジェクト

活動内容

①居場所事業

LGBTQユースを対象とした支援団体の多くは、首都圏に偏在しています。その中で当団体は、関西地区の阪神地区で地域に根差した居場所事業を行っています。

西宮市とは2021年11月から年間6回程度、尼崎市立ユース交流センターとは2021年12月から年間10回程度、居場所事業(LGBTQユースの当事者が安全に交流できる機会提供)に取り組んでおり、年間約100名の利用者が存在します。


②講師派遣事業

阪神地区を中心に特化して講師派遣を行っています。学校の先生には、教職員研修などを通じて、地域で頼れる相談先として認知されております。また居場所事業のアウトリーチでもあり、学校で団体の講師と出会い安心感を感じたうえで、地域の居場所に訪れることができるようになっています。


③ダイバーシティ推進事業

・LGBTQユースの支援者支援

令和6年度から新たに取り組みを開始した事業です。LGBTQユース支援に関心を寄せる大人は多いが、LGBTQ当事者と関わる機会がなく、LGBTQユースへの適切な支援の方法が分からないとの声から始めました。
こども支援者向けセミナー、地域のLGBTQユース支援者(これからしたい人も含む)交流会を実施し、適切な知識や情報を持ってLGBTQユースと関われるようになることに寄与しているだけでなく、当団体が直接サポートできないLGBTQユースに対しても地域の中で支援が行える仕組みづくりを行っています。

取り組む社会課題:『LGBTQユースの居場所』

「LGBTQユースの居場所」の問題の現状

2024/12/11更新

学校教育の現場をはじめ社会では、性的多様性の理解について進みつつある現場もあるが、依然として多くの場合でシステマチックに身体上の男女の区分を多くの環境で適用され、また異性愛を前提として環境が整備されています。

こうした中でLGBTQユースの当事者は、自身の悩みを周りの大人(学校の先生や家族)に相談できない、多様なセクシュアリティにスポットした社会制度上の支援サービスが存在しない、などの理由により社会の支援から取り残されてしまっているのです。2022年の調査では、LGBTQの当事者である10代の14%が自殺未遂、自傷行為にあたっては38.1%にのぼるというデータが出ています。このような状態を変えるためには、セクシュアリティについて尊重され身体的及び精神的に安心して相談できる大人(応援者やサポーター)に出会うための機会、環境(居場所の提供)が必要です。セクシュアリティによって排斥されない社会を実現するため、当団体では居場所事業(当事者ユースの交流)、講師派遣、相談対応、ダイバーシティ推進などに取り組んでいます。

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ボランティア/インターン募集

その他の支援・参加の方法

単発寄付、マンスリーサポートで活動を支援する

当団体では月500円~からマンスリーサポーターになっていただけます。
また、単発での寄付も常時受付をしております。

詳しくはHPをご覧ください。

法人概要

団体名

プライドプロジェクト

法人格

任意団体

HPのURL https://www.pride-jp.com
代表者

本多まさ

設立年

2020年

FacebookページのURL https://www.facebook.com/pride.jp.2020

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