心のひとりぼっちのいない街、石巻

NPO法人TEDIC

活動理念


Vision|心のひとりぼっちのいない街、石巻


父親のリストラをきっかけに生活は困窮、父から母への暴力は絶えず、姉は家出、自分自身も不登校。どうすることもできなかった中学生を救ったのは、震災でした。

震災があったから「支援につながることができた。」「苦しみからやっと解放された。」そんな子ども・若者たちに、震災後の現場でたくさん出会ってきました。


貧困、いじめ、ネグレクト、虐待・・・本人自身ではどうしようもできない状況に置かれ、誰にも「助けて」の声を上げられずにいる子どもや若者がいるという事実。

どんな境遇のもとにおかれた子ども・若者であっても、「すべての子ども・若者が自分の人生を自分で生きる」ことができる地域社会を創るため、私たちは活動します。

活動内容

東日本大震災により被災した子どもへの学習機会保障、安心して過ごすことができる居場所の提供から始まり、12年間活動を行ってきました。現在は「心のひとりぼっちのいない街、石巻」をVisionとして、主に以下の活動を行っています。


(1)石巻圏域子ども・若者総合相談センター

学校のこと、進路のこと、就職のこと、家族や友人関係のこと、不登校やひきこもりなど、石巻圏域にお住まいの方なら0歳〜39歳までどんな人でも相談できるセンターです。状況、困りごとなどを伺った上で、一人ひとりに適切な支援機関・社会資源の情報提供や、つなぎ支援を行います。



(2)石巻市子どもの学習・生活支援事業

小学生から高校生を対象に、安心して過ごせる居場所「トワイライトスペース」を運営。学びの場、安心安全な場、多様な価値に触れられる機会を保障することで、子どもが本来持っている力を引き出すことを目指しています。また、保護者を含む世帯の状況に応じて、必要な社会資源の紹介、つなぎ支援も実施しています。


(3)ほっとスペース石巻事業


不登校の小学生から高校生年代の居場所を提供しています。1人1人の状態や本人の希望によって、相談、個別活動、小集団活動などから、活動(何もしないを含む)を選択できる居場所を提供します。地域の社会資源とも連携し、多様な機会・繋がりの中で、子どもたちが育むことを目指しています。


(4)子どもとおっきな子どもの秘密基地「タノマ」


子ども・若者が目的がなくてもいつでも行ける、いつでも誰かと話ができる、繋がれる場所(フリースペース)づくりを行っています。

子ども・若者が気軽に通えるフリースペースを地域と育むことで、"心のひとりぼっちのいない街"石巻を目指しています。

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活動実績

2011年
TEDIC設立

2011年

2014年
NPOとして法人登記

2014年

ほっとスペース石巻事業 開始

2014年

2016年
石巻市 生活困窮世帯の子どもの学習支援業務 開始

2016年

2017年
石巻市 子どもの生活実態調査業務 開始(2018年まで)

2017年

宮城県 子ども食堂支援事業 開始(2018年まで)

2017年

内閣府「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」内閣総理大臣賞

2017年

2018年
宮城県 子ども・若者総合相談センター事業 開始

2018年

2019年
復興庁「新しい東北」復興・創生顕彰

2019年

2021年
鈴木平、大津賢哉が代表理事に就任

2021年

子どもとおっきな子どもの秘密基地「タノマ」開始

2021年

法人概要

団体名

NPO法人TEDIC

法人格

NPO法人

HPのURL https://www.tedic.jp/
代表者

鈴木平・大津賢哉(共同代表)

設立年

2011年

FacebookページのURL https://www.facebook.com/tedic

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