相互ボランティアでアート作品を創る
設立の目的
1. 弱いものいじめや差別がなく、多様性をお互いに尊重し合える社会の実現。
2. 人と人とが接して何かを生み出したり、共感しあったりする時間を増やしたい。
3. たくさんの人が美術、芸術、芸能を見るだけでなく参加し、楽しめるような社会の実現。
社会問題について、コミュニティや勉強会で学び、メンバーの話を聞くうちに、周りに話せる友達や親兄弟もおらず、チャットなどを創ってみたけど、発言しているのは自分ばかりという状況を耳にし、
「社会問題にあまり関心のない人に関心を持ってもらうための活動」
に関心のある方が多いと感じられました、そのための方法の一つとして、チームで
「社会問題を考えるきっかけになるようなアート作品」
などを創って海外のコンテストに応募してみてはどうかなど考えています。作品は、絵画よりは、豆本・絵本やメディアアート(ファッション、音楽、ロボット、eラーニング含め教育福祉関連、中に人が入って動かしているものなども含みます、社会を皮肉ったゲームソフトなども)など分担・コラボしやすようなものが、創作段階からも社会問題に関心のない人巻き込みやすいし、面白い化学変化が起きるのではないかと思われます。
作品が集まってきたら、時期をみて国内外での展示会など発表の機会も創ってゆきたいです。豆本や絵本ならば国内外での出版も目指します。ファッションに関する作品ならばファッションショーや試着会なども行いたいと考えています。フードロスに関する作品ならば試食体験会なども。
「ボランティアを探しているけど見つからない」という声にこたえて
イベントやセミナー、勉強会以外の手を動かして創る形のボランティア活動を自ら生み出してゆくとともに、同じように創作活動で手伝ってほしいというアーティストをプロ・アマ問わずに発掘して、多くの「相互ボランティア」活動の場を生み出してゆきたいです。
今後は、全国の非営利団体、市民活動団体に電話でヒアリングをするなどして、「募集は出ていないけれど本当は必要としている支援」を聞き出し、それをもとに、まずは、「作品」として試作して活動を広め、仲間、協力者、支援者を集め、その後、プロボノ様などスキルの高い方に実用性があるものに応用・カスタマイズしていただき、常駐職員のいる法人にメンテナンスや更新などの運営を移転し持続可能な商品・サービスとしていゆくきっかけづくりをする活動もしてゆく予定です。
・ 男女平等、暴力?、メンタルヘルス、LGBTQ+、環境問題、教育」の問題の現状
身近なところで目にする問題だけを挙げます。
・周りに社会問題について話せる友達がいない
・障がい者の方が起業しようとした場合に相談できるようなところがない
→ A型事業所の場合、働いたことのない人や就職困難者、優秀な人や多様な人を集める一般企業とは全く異なる発想が必要
・一日1,000円で朝6:00~18:00まで働いている人がいる虐待的労働、婚活不能問題
・最低時給以下で自ら働こうとする高齢者問題
・1年間一度も運動をしていない人が半分もいる短命県
若い人の方がよくわかっている
若い人の方が、社会問題についての教育も充実し、教育機関以外での学びの場や社会問題と接する機会も多いと感じています。問題なのはその親の世代で、新聞やテレビなどで社会問題について報道され目にしているはずなのに、実際は何も行動が変わらず、以前の習慣のまま、身の周りで若い人が問題だ、変えるべきだと感じることに対しても「ずっとそうして来たんだし、本人がそれでいいと言っているんだから、別にいいじゃないか」という態度を変えません。
労働法などは大学に行かない人は知らないとしても、憲法については高校までに学んでいするはずで、それは、基本的人権の尊重も含まれます。しかし、世界人権宣言のことも知らないし、人権活動家の存在や、人権侵害とそれによってもたらされる社会問題については、知っている人はほとんどおらず、私自身も高校までには習った記憶も、友達や学外ボランティア活動で知り合った他校の学生や大学生と語り合った記憶もありません。
社会問題に対して影響力のあるのは、やはり事業主、団体の代表、政治家などであり、10代、20代の方が大きな影響力を持つのはまだ先のことだと考えます。
同じ考えの人が固まっている方が確かに居心地はいい
まずは、今、関心の薄い方へ、このような問題を考えるきっかけをつくってゆきたいと考えています。社会問題についての、勉強会やイベントを開いても来るのは元々社会問題について興味があるか、学んでいる最中の学生ばかりであり、確かにそれは居心地はいいかもしれません。
が、閉ざされたコミュニティの中、すなわち、すでにある団体や学校などの水槽の中だけでの活動だけでは、団体の活動が休止または終了したり、学校を卒業したりしたタイミングで燃え尽きてしまい、特に人口の少ない地方へ戻ったら、周りに話せる友達もおらず、親兄弟とも話が合わない、という元の状態に戻り、どのようにすればいいかわからなくなってしまうのではないかと考えています。
0を1にするすべと巻き込む力をつける
アーティスト活動において、人も物もお金も仲間もいないことは弱みではありません。みなさん、お気づきだとは思いますが、SNSのフォロワー数が何万人いる人と数人の人と発信している情報の内容に大差はありません。1と10,000の間には大きな差があるように感じられるかもしませんが、実はそうでもなく、ほぼ横一線といっていいです。
私事ですが、起業家時代に取引していた二つの会社のことを書かせていただきます。一つはの年商700億円を超える企業で、もう一つは1億円未満で、名刺を刷る予算を節約するためカット用紙を量販店で買ってきてプリンターで刷って、手作業で切り分けて使っているような会社でした。しかし、2年もしないうちに、700億円の会社の年商は4.5億円となり、1億円未満の会社は年商30億円となり上場し、ひっくり返ってしまいました。
その小さな会社の社長が何をしたかといえば、1つのサイトを創り、その反応を手掛かりに、どのようにすれば広まり、利益を生み出すに至るかを予測し、「あと、120専門サイトを立ち上げれば黒字になることがわかったので、そのとうりやってみただけだ」当然のように言いました。
弱者には弱者の戦い方があります。目の前の反応に一喜一憂せず、ゴールが見えたならばアクセルべた踏みで躊躇せず走り続ける時期も必要かと考えます。
「楽しそう」に「ちょい見せ」する
仲間を見つけたいのであれば、たとえ、今、一人であっても「楽しそう」にやることです。そして、「仲間が欲しい」ということを様々な方法で発信し続けること。
作品で仲間を募ってゆくうえで、もしも、アイデアやコンセプトのみ、あるいはまったく白紙で、「私と何か一緒やりたい方がいましたらご連絡ください」だけで集まるならばそれに越したことはありません、メンバーが集まった段階でゼロから創ってゆく楽しみは他に代えがたいものがあります。
しかし、無名のアーティストが同じことができるとは限りません。特に、学校を卒業して、周りに同年代の人がいない職場に就職した社会人ならば、なおさらです。
そのような場合に、同じ方法がとれるかというとほとんどの場合は、それは難しく、アイデアだけでも、丁寧でわかりやすい企画書があったとしても伝わらないことがあります。
そこで、おすすめなのは、試作品を創り、進捗があるごとに創りかけの作品を「ちょい見せ」してゆくことです。それによって、言い出しっぺのやる気と熱意が伝わり、おのずと共感する人が増えてゆくと考えています。「できそうだ」「乗りかかった船だ」感じられるようになれば、募集して待つだけでなく自ら声をかけて誘ってゆく勇気も沸いてきやすくなります。
メンバーが主役のフラットな国際的なプロジェクト
日本の企業や大学、大学院でもプロジェクトは行われており、今後も参加するチャンスはいくらでもあるでしょう。しかし、企業のプロジェクトは上司やエース級の社員、中小零細企業では社長が直接引っ張る形での上下関係のあるスタイルものが多く、大学院でもプロジェクトリーダーは教授や准教授などがつとめて、学生がそれに加わる形が多いです。参加しないと単位がもらえないので、自分の興味と少し違っていても参加しているケースが多く、単位が取れたらプロジェクトから抜けて、その後、一緒に活動した仲間でまた何かすることはほとんどなく、連絡がつかなくなることもあります。
しかし、海外では、学生が主体の3人以下の少数でのプロジェクトが多く、掛け持ちもします。教員は基本的に「場」の提供に徹して、相談があれば応じるような形です。結果として、多くの学生がプロジェクトリーダーを経験し、その後、各国に戻っても、おのおの、仲間を集めて活動を継続している方が多いです。上下関係のないフラットな関係のため、そのまま友達付き合いも続きやすく、何か新しいことをするときは背中を押してくれたり、少しだけ手伝ってくれたりするような関係が続きやすいと感じています。
私たちが目指しているのはそのようなプロジェクトであり、そのため、プロジェクトリーダーもそのほかの役割もあえて空席として、「やったことがないけどやってみたい」という人のために、得難い経験をする場を提供したいと考えています。
◎ちなみに、日本でも男女比のバランスの良い成長企業は、サークルの部長やマネージャーをはじめ、複数のタスクを同時進行することができて、対外的な交渉などもできるリーダー経験者を狙って採用しているケースが多く、地方にまで訪ねてきて、人気のお店に誘って、口説かれるケースもあるようですす。
なぜいまやるのか
今、新型コロナの影響で、今までは首都圏中心で動いていたイベントや勉強会がオンラインで開催されるようになり、同じ社会問題に興味のある方が集まりやすい状況にあります。しかし、特に若い方の境遇は変わりやすく、4月になれば、就職、転職、大学や大学院への進学、あるいは、すでに活動実績が豊富で人を集めるのが得意な方については新設学科の学部長への抜擢や、学長への就任、小中高校での校長になるなど、の大きな変化があるかもしれません。9月になれば、海外留学、海外渡航による就職転職もしやすくなる可能性もあるため、それぞれの本来の活動に戻ってゆくと考えられます。
よって、発案者に限らずプロジェクトメンバーの中でこの人と一緒に何か行動したい、コンテスト応募チームのメンバーに名をつられて一緒に作品を創り残したいと、少しでも思うならば、すぐ行動に起こした方がいいと考えています。このようなチャンスは二度とないかもしれません。
作品を国内外に広めたり、未経験者へ学びの機会を提供するために資金を必要としています。
2020年09月
団体名 |
相互ボランティアでアート作品を創る |
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代表者 |
Kazuto Tsuneta |
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