「聞こえ方はいろいろ」略して「きこいろ」。多様性のある社会へ。

きこいろ 片耳難聴のコミュニティ

活動理念

片耳難聴とは、「片方の耳は正常に聴力。もう片方の耳は、聞こえない/聞こえにくい」状態のことを言います。


聴覚障害は「見た目」では分からず、

さらに片耳難聴では、言葉が話せること・いつも聞こえない訳ではないことから、

「片耳か聞こえていれば大丈夫でしょう」と軽視されたり、

聞こえないことそのものを忘れられてしまいがちでした。


そのため、近年「片耳難聴だからこそ」の悩みがあることが分かってきましたが

これまでは片耳難聴者へのサポートはほとんどありませんでした。

病気の詳しい説明や難聴についての知識、生活に役立つ情報は提供されず、

多くの片耳難聴者は、それぞれに難聴に関連する悩みや問題に対応してきました。


*片耳難聴を持つ人の困ること

①難聴側からの音が聞こえない(話しかけられても気づかないときも…

②賑やかな場所での会話が苦手(両耳によって得られるカクテルパーティ効果などが得られないため

③音の方向感覚が分からない(呼び掛けられても反応が遅くなったり…


聞こえづらさは、人とのコミュニケーション、人との繋がりを阻害することになるのです。


そこで、

片耳難聴を持つ人がふと困ったときに立ち寄る場となり、

より豊かな暮らしを送れるよう、きこいろは発足しました。


また、当事者のニーズと専門的エビデンスに基づく活動により、

一般社会と難聴者をつなぐハブとしての役割を果たしたいと考えています。


例えば「聞こえにくいな」と思ったとき、自分でどうするのが良いのかが分かり、最適な行動ができたら。

例えば「聞こえにくいから、席を変えたいな」そう思ったとき、周りの人が協力してくれたら…。


そこには、片耳難聴のある人も周りの人も、

もっと豊かなコミュニケーションのある暮らしが待っているかも知れません。


きこいろは、片耳難聴を持つ人を中心としたコミュニティとして、

片耳難聴者の暮らしを応援し、聞こえと人の多様性に優しい社会つくりに貢献します。


活動内容

片耳難聴者のQOL(quality of life:生活・人生の質)の向上のための活動を行う。

  • ・片耳難聴に関する情報発信
  • ・片耳難聴Cafe(交流会)の実施
  • ・片耳難聴レクチャー(勉強会)の実施
  • ・片耳難聴についての一般/専門職への研修

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その他の支援・参加の方法

ボランティア

活動実績

2019年
活動のあゆみ

2019年08月25日

2018.12 公式Twitter開始(現:フォロワー数2250)

2019.01 運営メンバーと構想開始
2019.02  「きこいろ」名称決定

2019.03 交流会を開催(以降毎月一回全国各地/オンラインにて実施。累計参加者200名上)

2019.08 有志の当事者・家族・専門職により任意団体化

2019.09 正会員・賛助会員募集スタート(現:会員約400名)
2019.10 勉強会・個別相談会を開催(不定期開催/全国各地にて実施。累計参加者約40名)

2019.12 公式WEBサイトOPEN(現:記事数50、累計50万PV)

2020.03 NHKEテレ「ろうを生きる、難聴を生きる」取材

2020.05 読売新聞掲載
2020.07 公式Instagram開始(現:フォロワー430)
2020.07 会員限定Facebookグループ開始
2020.12 高校保健ニュース掲載
2021.04 京都新聞掲載、京都ラジオ出演

法人概要

団体名

きこいろ 片耳難聴のコミュニティ

法人格

任意団体

HPのURL http://kikoiro.com
代表者

岡野由実

設立年

2019年

Twitterアカウント kikoiro

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