住民が協働して、地球にも人間にも負荷の少ない暮らしを求めるコミュニティー作りの実践と波及

NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト

活動理念

エコビレッジでは住民が対話と合意形成を重ね、農業も経済も、環境も福祉も、暮らしに関することを全てつなげて考え行動していました。何より素晴らしいことは、コミュニティには特別な技術や資格がなくても、子どもでも高齢者でも身体にハンディがあっても誰にでも役割があり、感謝し、感謝されるチャンスがあることです。さらに、日常の労働や暮らしを外部の人たちとも共有し、その機会がまた多くの人びとの学びや気づきのチャンスにすることを目指します。

私たちはエコビレッジの仕組みが日本の人間力、地域力をアップさせ、高齢化する農山村を活性するヒントになると考えました。人びとが自分たちの暮らしを自らの手で作る、それを仲間や地域で分かち合う社会、それが実現すればエネルギーや食料の問題、補助金に依存する地方の経済を解決する糸口にもなると信じています。

活動内容

「エコは人だ。」実習で畑の除草をしたひとりの学生が言いました。

かつて、経済成長を支えるために働き手を都市部に集めた結果、農薬や機械に頼らざるを得ない環境負荷の高い農業が発達し、人のいない農村が生まれた…。その逆を歩むこと、つまり農村の人手が増えればエコロジカルな農業が再生する。さらにその機会を新しい気づきや学びのチャンスとして積極的に活用できれば、関わる人びとが癒されると同時に農村も活気づくのではないか。

現在、活動は大勢の会員やボランティアによって支えられています。地域農家、札幌の大学生や専門家、海外からのボランティア、東京のビジネスマンなど関わりは様々です。

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ボランティア/インターン募集

  

活動実績

2012年
NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト設立

2012年

北海道長沼町で行っていたエコビレッジライフ体験塾をNPO法人化し、余市を拠点に活動を開始。

2015年
余市エコカレッジを開講

2015年

建物、農的な暮らし、エネルギー、浄化槽、森林の保全と活用、生ごみコンポストなど持続可能な暮らしの様々なキーワードに関する講義やワークショップを開講。

2017年
自給用の畑を体験型教育ファームに移行

2017年

農作業体験を希望する宿泊のお客様や、教育型修学旅行で訪れる学生たちがのびのび農作業を行えるように整備。

法人概要

団体名

NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト

法人格

NPO法人

HPのURL http://ecovillage.greenwebs.net/
代表者

坂本純科

設立年

2012年

FacebookページのURL https://www.facebook.com/ecovillage.hokkaido/

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