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更新日:2023/06/01
【2023年度長期インターン募集】持続可能な暮らしを発信する北海道のエコビレッジ
NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクトこの募集の受入法人「NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト」をフォローして、
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基本情報
畑や森などの環境を活かして主体的に学んだり、また多様な人と出会って多様な生き方働き方に触れたり、農作業や薪割作業などを通じて農的暮らしのスキルを身につける貴重な機会が得られます。
活動テーマ | |
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勤務場所 | |
待遇 |
・個室あり(宿泊客の多いときは相部屋をお願いすることもあります) |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週5回からOK ・週 40 時間程度の労働、週休 1 日を基本とします。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
・教育旅行(SDGs研修)などのプログラムやイベントの企画運営を主体的に担っていただきます。 |
募集人数 |
1名 |
スキル | |
特徴 |
募集詳細
NPO 法人北海道エコビレッジ推進プロジェクトは「持続可能な暮らしと社会」(=エコビレッジ)」 を創造するための技術や考え方を学び広める団体です。
昨今の地球環境問題と毎年のように発生する大規模災害、新型コロナのような感染症などの問題からも、今の私たちの暮らしが持続可能でないことは明らかです。環境問題だけではありません。過疎化の進む地方の高齢者、孤独を極める都市住民、海外からの 移住者増加に伴う異文化や格差の問題…人びとの不安も深刻です。今、私たちが享受している便利さが有限の資源の上に成り立っている以上、それがこのまま永遠に続かないのは間違いありません。
さあ、問題は何となく理解できたような気がします。でも、自分はどうしたらいいか、社会はどこからどう変わっていくのかわからないという人は多いでしょう。この文章を読んでくださるあなたもその一人かもしれません。
私たちは「持続可能な暮らしと社会」というゴールに向かって、少しずつトランジション(移行)していこうという活動をしています。2014 年「持続可能な暮らしや地域づくり」を抽象的な概念や座学の知識だけではなく、現場で学んだり体験できる場としてエコカレッジを設立しました。「馴染んだ便利さを捨てるのは難しい」「グローバルな仕組みの中で自分ひとりの力は小さ過ぎるのでは」そんな迷いを抱えながらスタートするには、一緒に取り組む仲間、練習できる場所、様々なセクターが一緒になって行う実験、そして見本となるわかりやすいモデルが必要です。
私たちは「行動したい」と目覚めた人びとがアイデアや情報を共有しながら実践に結び付けていくことを目指しています。地域の資源を再発見したり、課題を解決しながら主体的に「気づく力」「考える力」「協働する力」を養う場、地域の生産現場が都市住民の学びになったり、都市住民の 気づきが地域住民の喜びになったりすることで、互いに学び合い、支え合う関係を創ろうとしており、最近では町内の公的機関や事業者も巻き込みながら地域ぐるみの活動に成長してきました。
学びのプログラムは、子ども向けの農村体験から修学旅行、大学や企業との人材研修まで多岐にわたっています。化学的なものを使わずに野菜を育てたりワインをつくったり、太陽光パネルやコ ンポストトイレなど環境に負荷の少ない住まいについて学んだり、海や森とのつながりを考えなが らサステナブルな観光を進めたりしてします。また、経済的にも人間的にも持続可能であるために は、お金や組織も欠かせないテーマです。ここでは、チームビルディングや多文化コミュニケーシ ョン、ソーシャルビジネスや循環型経済の仕組みなども実践的に学びます。
エコビレッジの取り組みを、広く地域の自立や社会の課題解決とつなげていくために、2023年のスタッフを募集します。 日々の農作業などを通じて自給スキルを身につけたり、仲間と共生するエコビレッジライフを体験したり、多様な専門家や魅力的な生き方を実践している人と出会ったり、あなたの人生にとって貴重な財産になるでしょう。
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
〇スタッフの皆さんが質問一つ一つに対して丁寧に説明してくれて感動しました。(Hさん、2020年ボラ)
〇自給自足を自給他足に方向転換したり、自分のものを他人とシェアできるコミュニティを作るために人との繋がりの大切さを改めて実感した。(Kさん、2020年ボラ)
〇エコビレッジに来るまでは、人工物は排除した方がよいのではないかと思っていました。農作物などの自然からの恵みだけでなく、電気やガスなどのエネルギーも他者からいただく恵みであり、自然界全体のバランスに配慮しながらであれば、自分のためにおすそ分けをもらってもよいと思えるようになりました。(Aさん、2020年ボラ)
〇日々の様々な場面で自然の力を借りながら活かす知恵や工夫を知りることができました。やってみないと分からないことはまず試してみる、という楽しさも感じました。(Aさん、2020年ボラ)
〇偶然、近隣農家さんの圃場の罠にかかった鹿を絞める場面を見学させていただきました。絞めたその瞬間、鹿の表情や鳴き声には命の尊さや食べ物への感謝、人間の一方的な傲慢さなど、普段の生活では味わえないいくつもの感情を一度に感じました。(Kさん、2020年ボラ)
〇大学で学んだ浄化槽ですが、土地や家庭に合った浄化槽が作ることができるんだと感動しました。(Tさん、2020年ボラ)
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 |
法人情報
代表者 |
坂本純科 |
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設立年 |
2012年 |
法人格 |
NPO法人 |
北海道エコビレッジ推進プロジェクトの法人活動理念
エコビレッジでは住民が対話と合意形成を重ね、農業も経済も、環境も福祉も、暮らしに関することを全てつなげて考え行動していました。何より素晴らしいことは、コミュニティには特別な技術や資格がなくても、子どもでも高齢者でも身体にハンディがあっても誰にでも役割があり、感謝し、感謝されるチャンスがあることです。さらに、日常の労働や暮らしを外部の人たちとも共有し、その機会がまた多くの人びとの学びや気づきのチャンスにすることを目指します。
私たちはエコビレッジの仕組みが日本の人間力、地域力をアップさせ、高齢化する農山村を活性するヒントになると考えました。人びとが自分たちの暮らしを自らの手で作る、それを仲間や地域で分かち合う社会、それが実現すればエネルギーや食料の問題、補助金に依存する地方の経済を解決する糸口にもなると信じています。
北海道エコビレッジ推進プロジェクトの法人活動内容
「エコは人だ。」実習で畑の除草をしたひとりの学生が言いました。
かつて、経済成長を支えるために働き手を都市部に集めた結果、農薬や機械に頼らざるを得ない環境負荷の高い農業が発達し、人のいない農村が生まれた…。その逆を歩むこと、つまり農村の人手が増えればエコロジカルな農業が再生する。さらにその機会を新しい気づきや学びのチャンスとして積極的に活用できれば、関わる人びとが癒されると同時に農村も活気づくのではないか。
現在、活動は大勢の会員やボランティアによって支えられています。地域農家、札幌の大学生や専門家、海外からのボランティア、東京のビジネスマンなど関わりは様々です。
活動実績
NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト設立
2012年
北海道長沼町で行っていたエコビレッジライフ体験塾をNPO法人化し、余市を拠点に活動を開始。
余市エコカレッジを開講
2015年
建物、農的な暮らし、エネルギー、浄化槽、森林の保全と活用、生ごみコンポストなど持続可能な暮らしの様々なキーワードに関する講義やワークショップを開講。
自給用の畑を体験型教育ファームに移行
2017年
農作業体験を希望する宿泊のお客様や、教育型修学旅行で訪れる学生たちがのびのび農作業を行えるように整備。