須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
須磨ビーチを障害を持っている方やお年寄り、小さなお子さんをお持ちの親御さんなど、みんなが気軽に安心して海水浴を楽しんでもらえるユニバーサルデザインのビーチにしようというプロジェクトです。
◼︎海までまっすぐ続く、みんなの「道」
障がいがある方も、そうでない人も、日光浴や波の音を聞きながらビーチの気持ち良さを味わい、今まで諦めていた波打ち際に行く気持ち良さを感じて、新しいことにチャレンジしていくキッカケにいただきたい。そう願っています。ビーチ以外にも、農地や神社など車椅子やベビーカーで通行が困難な場所で大活躍です。
◼︎波打ち際から海の中へGO!
水陸両用アウトドア車いす"ヒッポキャンプ"導入!須磨ユニバーサルビーチプロジェクト(SUBP)では、障がいがあり海に入ったことがない方々、海に入ることを諦めていた方々の想いに応えるため、ヒッポキャンプを導入しています。皆さん是非、須磨にお越しの際は水着を持参し、ヒッポキャンプを使って海水浴を堪能してください!!
2024/06/30更新
誰かの力を借りることや「なんとなく危ない」という声や意識、障がいのある方やそのご家族は海を諦めていることが多い。まず、一般的な車いすでは浜辺を通ろうとすると車輪が砂に埋まって動かせなくなるという物理的なハードルがある。また、家族や友人におぶってもらえば浜辺に行けるが、それに対する罪悪感みたいなものもある。車いすの場合、着替えも困難ですし、医師から何となく「危ないからやめておいた方がいい」と言われて、海に行くことを諦めている方も多くいる。
2024/06/30更新
バリアフリーの普及にはビーチマットや水陸両用車椅子の導入にかかるという「導入コストの課題」、また欧米と比べ、日本には常駐のライフセイバーがいないビーチが多く、人手が限られる行政だけでは安全性が確保できないという「人手の課題」など、いくつか課題がある。ユニバーサルビーチの意義や環境づくりのポイントをお伝えし、想いを伝え、ビーチマットやヒッポキャンプの特徴を知ってもらい、安全に使えるように取り組んでいる。
2017年
ビーチマットは国内で生産されておらず、アメリカから輸入しなくてはならないこともあり、クラウドファンディングに挑戦し、集まった多くの支援でビーチマットを手にすることができましたた。その後、車いすのまま海に入って海遊びを楽しめる、水陸両用アウトドア車いす「ヒッポキャンプ」も寄附で購入しました。毎年、海水浴シーズンには、須磨のビーチにビーチマットとヒッポキャンプを設置し、海遊びのサポートを続けています。
2020年
みんなの「できない」を「できた!」に変える 3年間で1000名以上の方がご参加くださいました。出張ユニバーサルビーチもはじめ全国に広がりをみせています
2021年
教科書や副教材を通して、ダイバーシティー&インクルージョンと、挑戦する心を普及するべく事例掲載を募集します。
あかね書房 人のつながりを生かしたまち 調べて伝えるわたしのまち
ユニバーサルデザインを広げる事例
教育出版 中学公民 ともに生きる
持続可能な未来を目指す人々の事例
として掲載されています
2022年
2017年秋より開始した全国のビーチに障がいをお持ちの方、お年寄り、そのご家族まで誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチを届ける活動"出張ユニバーサルビーチ"が2022年8月に24都道府県30ビーチに至り、全国の半数を突破致しました
2023年
「ブルーフラッグ認証(※)」のベストプラクティス賞で世界2位を獲得して、とうとう世界での認知度を上げることができました。
ブルーフラッグ認証……国際NGO FEE(国際環境教育基金)が実施するビーチ・マリーナ・観光用ボートを対象とした世界で最も歴史ある国際認証制度。水質、環境教育と情報、環境マネジメント、安全性・サービスの4分野、30数項目の認証基準を達成することで取得できる。
団体名 |
須磨ユニバーサルビーチプロジェクト |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | https://sumuniversalbeach.com |
代表者 |
木戸俊介 |
設立年 |
2017年 |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/sumauniversalbeach |
職員数 |
20 |