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2025/09/09

weekly news西の風8月28日号に掲載されました

東京都西多摩8市町村(青梅市、あきる野市、羽村市、福生市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、檜原村)を取材エリアとする地域新聞に掲載されました!

画像weekly news西の風8月28日号

記事中にもありますが、本塾の入塾条件は勉強をする気があることです。これを本塾HPではどんな状況でも”学びたい”という子どもたちと表現してきました。なぜなら、子どもたちの背景はさまざまだからです。

マーケティングを齧ったことがある人ならもしかすると「大丈夫かいな?」と思うかもしれませんね。なんてターゲティングなんだと笑

本塾で大切にしていることは、各教室における学ぶことへの満足度であり、それはこどもたち×講師の皆さんの姿勢で決まります。そのため、どんな状況でも”学びたい”という気持ちが入塾時点であるかどうかを確認する仕組みがあります。例えば、入塾時の三者面談です。意外に思うかもしれませんが、お問い合わせを頂いてから、三者面談までを設定、ないし実施できないケースはたくさんあります。面談中にも半構造化させたやり方で最大60分のお時間を頂いています。

こうしたやり方は、もちろん排他的だと感じています。というのも、本塾の主観に基づき評価された学びへのやる気次第で入塾を決めているのですから。僕らは常に排他的であるという事実は忘れてはいけないことです。

しかし、だからこそ、やる気があって、多様な背景をもつこどもたちが集まってきています。不登校だけではありません。お金にご苦労されているだけではありません。なんとも、やりがいがありますね!

山石さん、素敵な記事にして下さって、ありがとうございます!

書き手:理事長

えんぎ塾とは、どんな状況でも”学びたい”という子どもたちの気持ちを応援する、地域の無料個別学習塾です。
対象は小・中学生をメインに、ボランティア講師が授業を行っています。

現在は西多摩地域を中心に展開していますが、今後は都内だけでなく、山梨県、神奈川県にも増やしたいと考えています。

「教室として場所を貸しても良いよ!」「塾生候補がいるよ!」「うちの子を通わせたいよ!「ボランティア講師に興味がある!」という方がいましたら、直ぐにご連絡をお願いいたします!

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えんぎ塾(無料塾)@羽村/青梅/瑞穂/あきる野

えんぎ塾(無料塾)@羽村/青梅/瑞穂/あきる野の法人活動理念

子どものまなび、地域のちから

かつて、ある男の子が山梨の小さな町の"寺子屋"で、数字遊びをしたり、「ありがとう」や「ごめんなさい」の意味を学んだりしました。
その子は、温泉街の片隅で暮らす、若い両親のもとに生まれました。
生活は決して豊かではなかったけれど、そこには人がいて、言葉があり、まなびがありました。

その時間が、彼の背骨になりました。

今、その子は大人になり、「えんぎ塾」という場所を作りました。
えんぎ塾には、勉強を「教える人」と「教わる人」はいません。
ただ、一緒に学ぶ人たちがいるだけです。

子どもが宿題をひらくと、
隣の講師がそっと「どう思う?」と問いかける。
考える力が生まれる。
わからない時は、学年をさかのぼって、最初からやり直す。
それは、遠回りではなく、"その子のスピードで進む"ということ。

この塾には、お金のやりとりはありません。
代わりに、「まなび」があり、「まなびの中に生まれる縁(えにし)」があります。

"縁起(えんぎ)"とは、すべてが関係し合って生まれるという仏教の考え方。
だからこそ、えんぎ塾では誰もひとりじゃない。
教室の机の配置も、言葉のかけ方も、「ひとりにしない」ように工夫されています。

この場所では、子どもがまなび、
まなびが人をつなぎ、
つながりが地域を育てる。

誰かに教わったことを、いつか誰かに渡す日が来る。
その循環の中で、生まれるまなびは、教科書には載っていないけれど、
きっと一生の糧になる。

えんぎ塾が目指すのは、学力の向上だけではありません。
"自分を肯定できるまなび"
"誰かと共にいるちから"
"地域と共に生きていく物語"を、子どもたちが自ら紡げるようになることです。

子どものまなびは、地域のちからになる。
そして、地域のちからが、また子どもを支える。

えんぎ塾は、その小さな循環の、はじまりです。