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2025/11/01

みんなの経済新聞(ヤフーニュース)に掲載されました

無料学習指導の「えんぎ塾」が開室半年 西多摩の中学校区に1教室目指す

みんなの経済新聞10月31日配信

というタイトルでみんなの経済新聞に取り上げて頂きました。掲載記事はこちらよりご覧になれます。

現在6教室を直接運営しています。やはり、どの学校に通う児童生徒にも、えんぎ塾が必要だという実感があります。しかし、距離の問題で通えない、もしくは通塾が続かないという状況は往々にしてあります。遠かったらいやですよね笑

なので、中学校区ごとに1教室を目標にしています。

もし、場所の貸出しを検討してもいいよ!という方がいましたら、ぜひHPよりご連絡下さい!

書き手:理事長

えんぎ塾とは、どんな状況でも”学びたい”という子どもたちの気持ちを応援する、地域の無料個別学習塾です。
対象は小・中学生をメインに、ボランティア講師が授業を行っています。

現在は西多摩地域を中心に展開していますが、今後は都内だけでなく、山梨県、神奈川県にも増やしたいと考えています。

「教室として場所を貸しても良いよ!」「塾生候補がいるよ!」「うちの子を通わせたいよ!「ボランティア講師に興味がある!」という方がいましたら、直ぐにご連絡をお願いいたします!

✅塾生募集中🌈✨
✅ボランティア講師募集中👀

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えんぎ塾(無料塾)@羽村/青梅/瑞穂/あきる野

えんぎ塾(無料塾)@羽村/青梅/瑞穂/あきる野の法人活動理念

子どものまなび、地域のちから

かつて、ある男の子が山梨の小さな町の"寺子屋"で、数字遊びをしたり、「ありがとう」や「ごめんなさい」の意味を学んだりしました。
その子は、温泉街の片隅で暮らす、若い両親のもとに生まれました。
生活は決して豊かではなかったけれど、そこには人がいて、言葉があり、まなびがありました。

その時間が、彼の背骨になりました。

今、その子は大人になり、「えんぎ塾」という場所を作りました。
えんぎ塾には、勉強を「教える人」と「教わる人」はいません。
ただ、一緒に学ぶ人たちがいるだけです。

子どもが宿題をひらくと、
隣の講師がそっと「どう思う?」と問いかける。
考える力が生まれる。
わからない時は、学年をさかのぼって、最初からやり直す。
それは、遠回りではなく、"その子のスピードで進む"ということ。

この塾には、お金のやりとりはありません。
代わりに、「まなび」があり、「まなびの中に生まれる縁(えにし)」があります。

"縁起(えんぎ)"とは、すべてが関係し合って生まれるという仏教の考え方。
だからこそ、えんぎ塾では誰もひとりじゃない。
教室の机の配置も、言葉のかけ方も、「ひとりにしない」ように工夫されています。

この場所では、子どもがまなび、
まなびが人をつなぎ、
つながりが地域を育てる。

誰かに教わったことを、いつか誰かに渡す日が来る。
その循環の中で、生まれるまなびは、教科書には載っていないけれど、
きっと一生の糧になる。

えんぎ塾が目指すのは、学力の向上だけではありません。
"自分を肯定できるまなび"
"誰かと共にいるちから"
"地域と共に生きていく物語"を、子どもたちが自ら紡げるようになることです。

子どものまなびは、地域のちからになる。
そして、地域のちからが、また子どもを支える。

えんぎ塾は、その小さな循環の、はじまりです。