「ありがとう」を伝えたくて、ノートにこっそり書いた言葉
子どもたちは、どんなときでも人の温かさに敏感です。家庭や学校ではなかなかうまく言葉にできなくても、心の中には伝えたい思いがいっぱいある。私たちは日々の活動の中で、その小さな声を受け止め続けています。
先日、居場所に来ている小学4年生の女の子が、帰り際に机の上に1枚の紙を置いていきました。そこには「いつもここで安心していられるよ ありがとう」と、丁寧な字で書かれていました。普段はあまり話さない子だっただけに、スタッフ一同胸が熱くなりました。言葉が少なくても、居場所がその子にとって大切な存在になっていると知ることができた瞬間でした。
私たちの活動は、こうした子どもたちの心の変化を大切にしています。勉強のサポートだけでなく、安心して話せる人がいて、のんびり過ごせる空間がある。そんなあたりまえのようで得がたい場所を、地域の力で守り、育てています。大学生のボランティアや近所の方々の力も、日々の運営には欠かせません。
これからも、子どもたちの「ありがとう」が自然に生まれるような場所であり続けたい。そのためには、皆さまのご支援が大きな支えとなります。私たちは、子どもたちの居場所を守る仲間を求めています。
皆さまからの温かいご支援が、子どもたちの未来につながります。ぜひ、継続的な応援をよろしくお願いいたします。


